あと数ヶ月で長女が社会人になります。
就職活動を横で見ていたら、ふと自分が新人だった頃のことを思い出しました。当時勤めていた会社には「年賀状を出しましょうリスト」みたいなものがあって、上司には送るのが当たり前という空気があったんですよね。
でも今って、そもそも上司に年賀状を出す人自体が少数派らしいんです。年賀状自体減っていってるのだから、そりゃそうかなって思います。
じゃあもう「いらない」でいいのか?が疑問で、調べてみたら意外とそう単純でもありませんでした。
結論から言うと、「絶対に必要」でも「絶対に不要」でもなくて、会社の空気と、受け取る上司側の気持ちを知った上で決めるのがいちばん、というのが今回いろいろ調べて私がたどり着いた答えなのですが、とても抽象的な感じなのでもう少し詳しく書いていきますね!
娘の就職準備を見て思い出した、新人時代の「年賀状を出しましょうリスト」
長女の就活が終わって、少しずつ社会人になる準備を始めているのを見ていて、「そういえば私が新人やった頃ってどうやったっけ」と急に思い出したことがあります。
私が新人として働き始めた会社(教習所関係の仕事でした)には、はっきりと「年賀状を出しましょう」という空気、というかリストみたいなものがありました。
新人はまず直属の上司とグループの人には最低限。それから普段お世話になっている先輩にも。当時はそれが当然だと思っていたので、疑問に思うことすらなかったです。
今は大きい会社に勤めているわけではないので、私自身は上司に年賀状を出していません。リストのようなものもありません。
でも、それは「今の職場にそういう文化がないから」なのか「時代」なのか?会社によっては今もあの頃と同じような空気が残っているのか?という疑問はずっと残っています。
だから「もう年賀状なんて古い、いらない」と言い切ってしまうのは、正直ちょっと怖いんです。だからしっかり調べてみようと思いました。
今の時代、上司に年賀状を出す人はどれくらいいる?調べてみた
まず「実際どれくらいの人が出しているのか」を調べてみました。マイナビ転職が2024年12月に行った調査(就業中の方2,533名対象)の結果がこちらです。
| 回答 | 割合 |
|---|---|
| 今年、上司に年賀状を出す予定 | 9.4% |
| 過去は出していたが、今年は出さない予定 | 31.9% |
| そもそも出したことがない | 過半数 |
出す予定の人が1割弱ということは、逆に言えば出さない人が約9割。ニュース記事でよく見る「上司に年賀状を出さない人が9割」という見出しは、大げさでも何でもなくて、ちゃんと数字の裏が取れている表現なんですよね。これを見ると、「出すのが当たり前」だった私の新人時代とは、もう全然違う世界になっているんだなと実感します。
でも、受け取る側(上司世代)の反応は違いました
ここまで見ると「もう年賀状なんていらないやん」という結論に行きたくなるんですが、面白いのは受け取る側の反応です。
少し古いデータですが、アイリサーチが2013年に行った調査(ビジネスマン200名対象)では、「新入社員から年賀状が届いたら好感度が上がる」と答えた人が、25〜39歳で57%、40〜60歳では63%という結果でした。約13年前の数字なので今の感覚とはズレがあるかもしれませんが、当時から「送る側の意識」と「受け取る側の好意的な反応」にはギャップがあったことがわかります。
もう少し新しいところでは、マイナビ学生の窓口が2022年に公開した社会人500人へのアンケートで、「(新人は)出したほうがいい」40.4%、「出さなくていい」59.6%と、こちらも意見がきれいに割れていました。
私が新人の頃「出すのが当たり前」だと思っていたのは、あながち間違いではなくて、今でも一定数の上司世代にとっては嬉しいものである可能性が高い、ということですね。
SNSをのぞいてみると、今どきの空気はこんな感じでした
もう少しリアルな空気感も知りたくてSNSも見てみました。Xでは「年賀状やめませんか!会社と関係ない!」という投稿を見つけたのですが、これはバレンタインの義理チョコ強制やお歳暮・お中元と並べて、会社主導の年中行事そのものへの違和感を訴える文脈で使われていました。年賀状だけが特別視されているわけではなく、「会社発の慣習全般をそろそろ見直したい」という空気の一部として語られている印象です。
Yahoo!知恵袋にも、新入社員が「上司から年賀状が届いたけど、返信するべき?」と悩んでいる相談がいくつも見つかりました。出す・出さないだけでなく、「もらった時どうする?」で悩んでいる若い人も意外と多いみたいです。
やる前に気になってたこと
「結局、うちの場合はどうしたらいいの?」というところ、私なりに考えたことをまとめておきます。
会社によって全然違うんですよね。私は今、大きい会社に勤めていないので上司には出していませんが、先輩の話を聞くと、会社によっては今も「新人は出すもの」という空気が残っているところもあるみたいです。結局はその会社・その上司の雰囲気次第というのが正直な答えで、迷ったら周りの先輩に軽く聞いてみるのが一番早いと思います。
送るなら何に気をつければいいの?というところは、昔からのマナーがそのまま使えます。「迎春」「賀正」のような2文字の賀詞は目上の人には略式すぎるので、「謹賀新年」「恭賀新年」のような4文字か、「あけましておめでとうございます」のような普通の文章にするのが無難です。あと、「朽ちる」「病む」「失う」のような忌み言葉は新年の挨拶にはふさわしくないので、うっかり使わないように気をつけてくださいね。
まとめ
調べてみて、「今はもう出さない人が多数派」というのは事実だけど、「だからもういらない」と言い切れるほど単純でもない、というのが正直なところでした。振り返ってみると、結局のところ大事なのは以下の3つかなと思います。
- 今は上司に年賀状を出さない人が約9割と多数派
- でも受け取る上司世代にも、好感度アップと感じる人が一定数いる(当時調査で6割前後)
- 結局は会社の空気次第。迷ったら先輩に聞くのが一番早い
正直、私自身は「昭和世代」の感覚がどうしても抜けなくて、「出さないと失礼なんじゃ・・」という気持ちがまだ少し残っています(笑)。でも娘の世代がこれから社会に出ていくのを見ていると、時代はもうすっかり変わったんやなあ、としみじみ思う今日この頃です。


