「だろう運転」とは?事故例と今すぐできる対策をわかりやすく解説!

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だろう運転の時効例と対策 <おでかけ・キャンプ・乗り物>
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車はとっても便利で、楽しいものですよね。だけど、使い方や運転の仕方、ちょっとした不注意・・で凶器に変わってしまうことがあります。

運転する上でとても知っておかなくてはいけない「だろう運転」についてお話します。

聞いたことがあると思うけど、最近はニュースや走行中に危ないと思うことが多くあるので、日々の運転に生かすため、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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だろう運転とは?意味と特徴を解説

運転手は、必ず安全を第一に考えて車を運転しなければいけません。でも、自分の思い通りに周りが動いてくれるわけではありません。

慣れなどから危険を予測せず、

  • 大丈夫だろう
  • 来ないだろう
  • 出てこないだろう
  • 渡らないだろう
  • 止まってくれるだろう
  • 避けてくれるだろう

こんなふうに「危険はないだろう」と楽観的にとらえ、自分に都合よく考えて、甘い見込みに基づいて運転してしまうことを「だろう運転」と呼びます。

大丈夫だろうからこうしてやろう!と思っているわけじゃなくても、ちょっとした油断から始まります。

安全を相手に依存してしまう。これではいけませんよね。自分から危険を予測し、行動することがとても大切です。

行動を起こすためには、どうするか判断する。判断するためには、認知する。認知するためには、状況判断・危険予測をする。運転操作に慣れていたとしても、絶対にだろう運転はしてはいけません!

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だろう運転による事故例【状況別】

だろう運転交差点例

交差点でのだろう運転による事故例

事故全体の半数以上が交差点で起きています。だろう運転は絶対に危険!事故例をみてみましょう。

事故例:(右直事故)右折をしようとしている時、対向の直進車が来ているが「譲ってくれるだろう」「まだまだ遠くにいるから曲がれるだろう」と考え右折してしまう。
相手の距離や速度に十分注意しなければなりません。優先関係をもう一度確認し、行けるかどうかを判断する際は十分な余裕を持つようにしましょう。

次の事故例もみてみましょう。

事故例:右折待ちの交差点進入時、黄色信号に変わったが前の車は「右折するだろう」と加速したが、前車は停止。ブレーキをかけたが間に合わなかった。
自分だったらこうする!という視点で、相手の行動を判断するのは危険です。車間距離をしっかりとり、相手の行動を自分と違う方向でも予想するようにしましょう。

サンキュー事故などもだろう運転から来ると言えます。

事故例:右折しようとする時、車がパッシングやいっても良いと手で合図してくれ、「ありがとう!」と右折。車の影からさっきは見えてなかったバイクが直進してきて接触。
道を譲ってくれてありがとう!という思いから急いで右折をしていますが、車以外の直進車は「来ないだろう」と判断してしまっていると考えられますね。譲ってくれても見えない死角から何も来ていないか確認する癖をつけましょう。

カーブでのだろう運転による事故例

カーブも事故が多い場所です。だろう運転の事故例をみていきます。

事故例:見通しの悪いカーブを曲がる時、対向車は「来ないだろう」と対向車線にはみ出て曲がってしまい、衝突事故となる。
山道だったり車が少ない道でも、見通しが悪い以上、対向車がきているかもしれません。来ないだろうと勝手に判断せず、いつきてもおかしくないという気持ちで、対向車線にはみ出ない速度に落としてからカーブを曲がるようにしましょう。

自分の運転を過信して起こる事故もあります。

事故例:急なカーブなのに、「曲がりきれるだろう」と速度を落とさずカーブに入ってしまう。
道路の状況は曲がってみないとわからない部分もあります。そして、いつでも自分の運転技術を過信してはいけません。かならず減速してから曲がりましょう。

歩行者との接触事故例

自分勝手なだろう運転で、歩行者を傷つけるようなことがあってはいけません!

事故例:渡ろうとしている人を発見したが「まさか渡ってこないだろう」とそのまま走行。でもその歩行者が車道に飛び出してきた。
自分勝手な判断は危険。渡ろうとしてる人が飛び出してくる場面に遭遇することは私自身多いです。車が止まってくれるだろう、今なら渡れるだろうと考える歩行者も多いです。
渡りそうな人を発見したら、必ず意識を向け、出てくるかもしれない想定をしておきましょう。
事故例:深夜などほとんど人通りがない時間帯の場合、「まさかこんな時間に人はいないだろう」と、人がいないことを前提とした運転をしてしまう。思わぬところから歩行者や自転車が飛び出してきて事故。
夜間の場合は飲酒をした人がいたり、相手もまさか車は来ないだろうと思い込んでる人もいます。どんな時間帯でも思い込みはNG。

車同士のだろう運転による事故例

走行中は、いろいろなことが起こります。

事故例:前方がすいているので、前にいる車がまさか「止まらないだろう」と車間距離をあけずに走行。前の車が急ブレーキをかけ、追突事故。
前の車の前の情報を得ることは大切ですが、前の車の行動はわかりません。車間距離も常に保つようにしましょう。

急に行動を変えたような動きをする場合もあります。

事故例:相手は「直進するだろう」とおもっていたら、急に店に入るために減速した。
これからどうしようかな?と思いながら走っている車や、道に迷っている車もいます。急な行動にも常に対応できるように意識しておきましょう。

だろう運転を防ぐには?今日からできる対策6選

自分ならこうする、という考えから「〜だろう」と判断してしまい、間違った操作につながります。対策としての心掛けは以下の通りです!

  • 「かもしれない運転」を習慣にする。(例:歩行者が飛び出すかもしれない)
  • 周囲の状況を「予測」しながら運転する。
  • 迷ったら、やめる。
  • 自分の運転を過信しない。
  • 余裕のあるスケジュールで行動し、焦らない。
  • 感情に流されず冷静な判断を心がける。

だろう運転は自分に都合の良い考えです。相手に安全を委ねるのではなく、自分から安全を確保しましょう!

事故が起こってしまった時、まさかこうなるとは思わなかったでは済みません。「だろう運転」は事故につながる運転ということを常に意識しましょう。

グッズでのサポートも視野に

だろう運転は絶対にしない!と心に誓っても、残念ながら、だろう運転をしている人が周りにいる可能性があります。

そんな時自分をサポートしてくれるものを紹介します。

「まさか事故になるとは思わなかった…」という後悔をしないために。前後録画できるドライブレコーダーは、だろう運転によるもらい事故にも備えられる安心グッズです。


視界を明るくするのも大切です。見えづらく、認知ができないのは判断もできないので、危険です。


もしもの時、信頼できる保険があるかどうかで対応も安心感も大きく変わります。

だろう運転に巻き込まれる前に、保険の見直しも一つの“対策”です。

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だろう運転をやめて、安全な毎日を!

運転は慣れてくると、つい「大丈夫だろう」「来ないだろう」と、自分に都合のいい判断をしてしまいがちです。でも、その小さな油断こそが、大きな事故につながります。

だろう運転は「自分は大丈夫」と思っている時ほど、無意識にやってしまうもの。だからこそ、常に「かもしれない運転」を心がけて、いつでも危険を予測し、対応できる準備をしておくことが大切です。

安全は、誰かが守ってくれるものではなく、自分で守るもの。
大切な人を乗せている時、自分ひとりで運転している時、どんな時でも「だろう運転」はNGです。

今日から少しずつ、思い込みではなく「かもしれない運転」に切り替えていきましょう。それが、自分自身の安全はもちろん、周りの人の命を守ることにつながります。

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