コンクリートの赤い小さい虫はタカラダニ!つぶしてはダメな理由

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赤い小さい虫タカラダニ 暮らし・節約
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暖かくなってきたある日、我が家の玄関先にある植木たちの掃除と手入れをしていると…そこらじゅうにいる、赤い小さい虫。

意識してみると、さらに赤い小さい虫だらけ!!

子どもたちはというと、こんなに小さいのに私より先に見つけるんです。「なにこれ!」と言いながら、虫とわかった瞬間にサーッと怖がる…というのが毎年の光景でした(笑)今は大きくなって見向きもしてませんが。w

結論から言うと、この赤い虫の正体はタカラダニというダニの仲間。人への害はほぼありませんが、ひとつだけ注意点があります——「絶対につぶしてはいけない」ということです。

正式名称・害の有無・見かける時期・安全な対処法まで、実体験を交えてまとめました。知るとこの赤い虫、生態など色々おもしろいですよ。ぜひ最後まで読んでくださいね!

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赤い小さい虫の正体は「タカラダニ」というダニだった

地面でよく目にするこの赤い小さい虫。ただの虫かと思っていたら、実はダニの仲間なんです!

その名も通称「タカラダニ」。正式名称は

ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属のカベアナタカラダニ

というめちゃめちゃ長い名前のもの。難しいので「カベアナタカラダニ」と覚えておけばOKです。ちなみにウチでは通称「赤虫(あかむし)」のままいきそうですが(笑)

これが実際にうちの玄関まわりで撮ったタカラダニの写真です。

コンクリートの上にいる赤い小さい虫タカラダニの実物写真

コンクリートの上にいる赤い点がタカラダニです。こんなに小さいのに、よく見ると脚が見えてちゃんと動き回っています。体長はわずか0.3〜2.7mmほど。言われないと虫だとも気づかない小ささですが、意識してみるとあちこちにいます。

コンクリートや岩石、レンガなど乾燥した高温の場所を好むため、玄関・ベランダ・塀などでよく見かけます。関西でも時期にはたっぷり見かけます!

「タカラダニ」という名前の由来:昔、子どもが虫を捕まえたとき、その虫に赤い小さなダニがたくさんついていて、宝を持っているように見えたことから「タカラ(宝)」という名前がついたとされています。

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タカラダニは人に害はある?つぶしてはいけない理由

一匹いると周辺に数匹いることが多いタカラダニ。体が赤いので「血を吸うのでは?」と心配になる方も多いと思います。

タカラダニは人を刺したり噛んだりしません。基本的には無害なので、見かけても過度に怖がらなくて大丈夫です。

ただし、ひとつだけやってはいけないことがあります。それは「つぶすこと」です。

タカラダニをつぶすと赤い体液が出ます。この体液が皮膚についた場合、人によっては皮疹や肌荒れなどのアレルギー反応が出ることがあります。

また衣類やコンクリートにつくと赤いシミが残り、なかなか落ちません。

  • 子どもが触った・踏んだ場合は、すぐに水で洗い流す
  • 洗濯物についていたら、つぶさず粘着テープでそっと取り除く
  • 素手でつぶすのはNG

小さいことで恐怖心がでず、ついつい潰してる人いませんか??アレルギーがある方や子どもは特に注意してくださいね。

タカラダニはいつ出る?時期と「自然にいなくなる」仕組み

タカラダニを見かけ始める時期はだいたい4月下旬〜5月ごろ。ピークは5月で、梅雨に入る6月〜7月には自然といなくなります。

この短い活動時期の理由が、タカラダニの不思議なライフサイクルにあります。

  • 成ダニは6月ごろ、壁の隙間や割れ目に卵を産んで死亡
  • 卵のまま夏・秋・冬を過ごし、翌年の春先に孵化
  • 5月に成ダニとして姿を現し、また産卵して死亡……の繰り返し

つまり私たちが見ているのは、1年のうち1〜2ヶ月だけ地上に現れる成ダニ。それ以外の時期は卵の状態で壁の中にいるんです。

時期さえ過ぎれば自然にいなくなるので、気になる場合は次の項目の対処法だけ覚えておけば十分です。

タカラダニの安全な対処法。つぶさずに駆除するには

どうしても駆除したい場合の方法は主に2つです。どちらも「つぶさない」ことが大前提。

① 水をかけて流す(屋外・一番おすすめ)
タカラダニは水に弱く、ホースで水をかけるだけで簡単に流せます。エサとなる花粉ごと流せるので予防効果もあります。一時的にいなくなるだけで再発することもありますが、安全で手間なしなのでこれが一番です。

② 殺虫剤をかける
虫コロリアース(アース製薬)などの不快害虫用エアゾールが効果的です。ただし近くで使うとタカラダニが飛び散ってしまうため、少し離れた位置から全体にかかるように使ってください。

室内に入ってきた場合は、粘着テープや紙パック式の掃除機で吸い取るのがおすすめ。素手でつぶさず、そっと取り除いてください。

植物への害はありませんので、植木まわりに出てきても植物を心配する必要はありません。

タカラダニの不思議な生態—謎が多い虫です

タカラダニ、調べれば調べるほど不思議な生き物です。

全員メス、オスがいない
これまでの研究でオスが見つかったことがありません。メスだけで子どもを産む「単為生殖」で増えていると考えられています。桜のように同じ時期に一斉に孵化して一斉に消えるのも、この繁殖方法と関係しているかもしれません。

食べ物は花粉
コンクリートに付着した目に見えないほど微細な花粉を食べに来ています。高温のコンクリート上でも活動できるのはタカラダニの特徴で、他の虫が活動できない灼熱のアスファルトの上でも平気です。

日本で見られるようになったのは1980年ごろから
報告が出始めたのは1980年代ごろ。都市のコンクリート化・アスファルト化が進んだことで、タカラダニが暮らしやすい環境が増えたからではないかと言われています。

子どもたちと一緒にじっくり観察してみると、こんなに小さいのに一生懸命動き回っていて、意外と面白い生き物です。「気持ち悪い!」から「なんか不思議やな」に変わるかもしれません。

まとめ

コンクリートや玄関まわりに出る赤い小さい虫の正体は、カベアナタカラダニというダニの仲間です。

  • 人を刺したり噛んだりしない——基本的に無害
  • ただしつぶすと体液でアレルギーの可能性があるので注意
  • 発生時期は4〜6月。梅雨に入ると自然にいなくなる
  • 対処するなら水で流すのが一番安全で簡単

時期的なものなので、気長に構えるのが一番です。子ども達は最近は怖がるより先に指差して「これタカラダニやろ」と得意げに教えてくれるようになりました。

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