引っ越しの際に行うことの1つに盛り塩と言うのがあります。
知ってはいるけど、盛り塩って漠然としていてやり方やいつまでやるのか。そもそも盛り塩の意味は何なのか分からない方もいるのでは?
ということで今回は引っ越しの時の盛り塩について、いつまでやるのか?改めてやり方など、縁起担ぎのための方法をまとめてみました!
引っ越しの盛り塩はいつまでしておけばいいの?一番いい時期とは
引っ越しの時に行う盛り塩ですが、いつまで置いておくのか知っていますか?
御清めのものだからずっと長く置いて…と思うかもしれませんが、実はずっと長く置くものではないんです!
そしてどのくらい置くのかというと…
1週間程度で交換
これが正解なんです。
あれ?盛り塩って交換するのか?と思われた方もいるのではないでしょうか?私もそうでした。
でも盛り塩ってずっと置いておくのは良くないんです。御清めに使われた盛り塩ですが、清めたら今度は逆に霊を呼び寄せてしまうんです。
霊は塩が好きなようで、効果の無くなった塩に引き寄せられてしまうんですね。そして新たに清めるためにも1週間程度の交換が良いとされています。
そしていつまで盛り塩をしておくのか?ですが、これは自分次第。清められたと思ったらそこでやめてもOKです。
人によってはいつも盛り塩をしている家もありますし、引越しの際だと1回きりという場合も多くあります。
気持ちが浄化できればいいということなんですね。
では交換した塩はどうするのかは次で紹介します。やり方も改めて解説しますね。
引っ越しの盛り塩のやり方を改めて解説。置く場所や期間、置くタイミングはいつ?
さて、盛り塩ですが、ここで一度盛り塩のやり方をおさらいしましょう!
まず盛り塩を置く容器について。盛り塩用に、白い小皿を用意しましょう。そして塩は食卓塩より粗塩がおすすめです。
神社などで御清め用として売られているのもありますよ。神社で買えるので、これを購入すれば安心感がありますね。
そして塩を盛って出来れば三角形になるようにします。うまくできないときは霧吹きなどで固めながらすると上手く行きますよ♪
そして玄関の外の両側に置きましょう!外で人目が気になる場合は内側でも大丈夫です。
部屋の中ではそれぞれ四隅に設置しましょう。引越しで色々バタバタしているかと思いますが、出来れば荷物を運びいれる前に一度部屋に行き、盛り塩をしておきましょう。
1週間ほどして使った塩は清めた後の不浄なものになるので、料理に使おうとせず、トイレなど水に流してしまうか、ゴミに出しましょう。
邪気を流すという意味では水に流すのがおすすめです。また、ゴミで出す場合は長く置かないようにすぐに捨てに行けるくらいでゴミとして出すのが良いです。
引っ越しの盛り塩はそもそもなぜするの?きちんと理由を知って実践しよう!
では、盛り塩ですが、そもそもなぜするのでしょうか?
先ほどから霊だの御清めだの部屋にどう関係するのかと言いますと、部屋を借りた場合、それまで住んでいた人の気が残っている場合があります。
円満で問題ない気ならいいのですが、中には邪気と呼ばれるものが残ってしまう場合があるんですね。
その部屋でどんな人がどんな生活をしていたかなんてわからないですもんね。また、新築の場合でも、建築に携わった方々の気が残ってしまうことがあります。
そうした人の邪気を取り除くために盛り塩をするんですね。よく水回りは盛り塩をした方が良いと聞きますよね?
トイレなどは邪気を流す場所とされているため、邪気が集まっています。
ちなみにトイレは不浄なので家族写真など置いてしまうと運気が下がってしまうと言われています。
そして水回りの御清めが重要なのは、水回りって霊が集まりやすい場所だからなのです。
人間の体は8割が水分でできており、そのため霊体となった後、水を求めて集まってくると言われています。
そういった霊を遠ざけるためにも盛り塩をするんですね。
編集後記
盛り塩の意味は邪気を払ったり、霊を遠ざける為に行っていたのがわかったかと思います。
引っ越しの際は、その部屋の前の住人や建築した人がどんな環境の人かわからないから行うといいんですね。
引っ越しの場合は部屋が決まってから実際に引越しするまで期間があるし、一度やっておくと気持ちいいですね。
盛り塩だけでなく四隅に塩をかけるようにして御清めをする場合もあります。余談ですが、盛り塩をする以外にも、味噌を供えて部屋の神様に挨拶をするなんて所もあるようですよ♪