梅雨の時期、朝セットして仕事から帰ったら洗濯物がカラッと乾いている。(部屋を締め切っていないとダメですが・・)
それが除湿機のある生活なんですが、毎回「電気代、大丈夫かな」と思いながら使っていました。
パナソニックのデシカント式除湿機を何年も使い続けているのに、壊れるどころか電気代への不安だけが積み重なっていく。
「怖いけど調べてみよう」と思い立って、他の家電と比較してみたら、結果的に拍子抜けするくらい安かったというのが正直なところです。
この記事では、除湿機の電気代を浴室乾燥機・洗濯乾燥機・エアコン・扇風機・乾太くんと比較した結果と、本体価格も合わせて整理してみます。
うちの除湿機の使い方
使っているのはパナソニックのデシカント式(F-YZF100)。購入してからかなりの年数が経ちますが、今も現役です。
梅雨の時期と雨の日は、8畳の部屋を締め切って「洗濯部屋」にしています。洗濯物を吊るして、除湿機をまわして仕事に出かける。
帰ったらカラッと乾いていてストレスフリー。これがあるから梅雨も怖くない、というくらい、今や手放せない存在になっています。
長男がクラブ活動をしていて、洗濯物の量が増えてからはさらに活躍中。子どもが大きくなると洗濯物の量が減ると思っていたら全然そうじゃなかったというのは、育てる前には知らなかったことです(笑)。
毎日まわすわけではなく、雨の日と梅雨時期限定の使い方ですが、それでも「なくなったら困る」と感じています。
電気代を比較してみた!比較勝負!
除湿機の電気代だけ見ても比較できないので、洗濯物を乾かすのに使いそうな家電を集めて勝負させます。
電気料金の目安単価は、現在の基準である31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会)を使って計算しています。
レディーゴー!!!
選手1:浴室乾燥機(電気式)

<チェックポイント>
- 初期投資・設置工事が必要なビルトイン型
- 洗濯物が部屋の中に出てこないので目立たない
- 浴室のカビ・結露防止にもなる
- お風呂を使っている時間は使えない
- 吊るして干すのでシワになりにくい
電気代の目安:1回80〜116円程度
乾燥時間:2〜3時間程度
お風呂のついでに換気もできて、見た目もすっきりするのは魅力です。
ただし電気代はこの中でいちばん高め。浴室乾燥機を梅雨にフル活用した友人がその月の電気代にびっくりしていたのも、納得の数字です。
選手2:洗濯乾燥機

<チェックポイント>
- 洗濯から乾燥まで全自動で手間がかからない
- 入れすぎると乾かない
- 吊るさないのでシワになりやすい
- デリケートな衣類には使えない
電気代の目安:ヒートポンプ式で1回約50円・ヒーター式は100円以上になることも
乾燥時間:2〜3時間程度、量による
全自動で干す手間がゼロになるのは家事として最高です。ヒートポンプ式は電気代も抑えられますが、本体価格が高め。ヒーター式になると電気代がかなり上がる点に注意が必要です。
本体価格・・どんどん上がっていて私的にはびっくり価格。もし一部壊れたら、全部買い替えないといけないのがつらいなって思ってます。
選手3:除湿機

<チェックポイント>
- 洗濯物だけでなく、浴室・結露対策にも使える
- 部屋を締め切って使うほど効率が上がる
- 吊るして干すのでシワになりにくい
- タンクに水がたまるので捨てる手間がある
- 持ち運び可能・どこでも使える
電気代の目安(1時間):コンプレッサー式で約4〜12円、デシカント式で約9〜16円
乾燥時間:7時間程度
除湿機には3つの種類があります。
・コンプレッサー式:夏に強い。電気代が安め。冬は除湿力が落ちる
・デシカント式:年中安定して使える。ヒーターを使うため電気代はやや高め
・ハイブリッド式:両方の良いとこ取り。電気代バランスが良い。本体価格は高め
↑上の写真が実際に私が使っているパナソニックのデシカント式除湿機です。「年中安定している」という点が梅雨だけでなく冬場にも使いやすい理由。
電気代を見て安心しました。どちらかといえば便利さで使っていたのに、そんなに他と変わらない。だったら本体安い分いいやん!嬉
ただし、効率的に乾くように比較的狭めの部屋で洗濯物を吊るすことが必要。8畳の部屋を締め切って使うのが、私なりの正解でした。
選手4:扇風機

<チェックポイント>
- もともと家にある
- 締め切った部屋で使うと部屋が逆に湿気る
- エアコンとの併用で効果が上がる
- 持ち運び可能
電気代の目安:1時間0.5〜1円以下
乾燥時間:7時間以上
電気代だけ見たら断然1位。ただし一度、一日中サーキュレーターをまわして試してみたことがあるのですが、乾きムラができてしまいました。
完全に乾ききらない衣類が出てきてしまい、やはり除湿機の方がカラッと均一に乾くと実感しました。
エアコンとの併用で効果は上がりますが、結果的に電気代がかかることに。
選手5:エアコン

<チェックポイント>
- 部屋を締め切って使う
- エアコンがある部屋でないと使えない
- モードによっては過ごしながら使える
電気代の目安(1時間):弱冷房除湿で約5円・再熱除湿は消費電力が多くなる傾向
乾燥時間:4時間〜
注意点として、エアコンの除湿モードには「弱冷房除湿」と「再熱除湿」があり、電気代がかなり変わります。弱冷房除湿は安いですが室温も下がるため、肌寒い時期には不向きです。再熱除湿は室温を下げずに除湿できますが電気代は上がります。
リビングなど普段いる部屋で洗濯物を干す場合は、扇風機と組み合わせると効率が上がります。
エアコンつける日に洗濯物もある、という使い方なら理想的ですね。
選手6:乾太くん
<チェックポイント>
- ガス衣類乾燥機。乾燥スピードが電気式の約1/3
- 5kgの洗濯物が約52分で乾く
- 80℃以上の温風で生乾き臭の原因菌を除去
- ウールや麻など使えない衣類がある
- 洗濯物を乾太くんに移し替える手間がある
ランニングコストの目安:1回83〜96円程度(都市ガスの場合)
※プロパンガスは120〜180円程度と大幅に上がります
乾燥時間:5kgで約52分
最近気になっている存在です。乾燥スピードが圧倒的に速く、仕上がりもふわふわという評判で、共働き家庭を中心にかなり普及してきています。
ランニングコストだけ見ると1回80〜100円と決して安くはありませんが、都市ガスであれば許容範囲内かなという印象。
ただし、都市ガスかプロパンガスかで費用が大きく変わる点と、初期費用の高さが気になります(次の章で詳しく)。
友達は導入してとても便利だと行っていましたが、配管などのことがあり、これから設置するのはかなり敷居が高い・・
本体価格も比較してみた
電気代だけでなく、最初にいくらかかるかも大事な話。
・除湿機(コンプレッサー式):1〜3万円。工事不要。壊れたら買い替えるだけ
・除湿機(ハイブリッド式):5〜8万円。同上
・洗濯乾燥機(ドラム式ヒートポンプ):15〜30万円。工事不要
・浴室乾燥機:10〜20万円+設置工事費。取り外しには再工事が必要
・乾太くん:本体15〜20万円+ガス工事・排湿工事で総額15〜28万円程度
ここで除湿機の大きなメリットが一つあります。
壊れたら買い替えるだけ、という気軽さ。
浴室乾燥機はビルトイン型なので、取り外すにも工事が必要です。乾太くんはガス配管と排湿ダクトの工事がセットで、設置場所もある程度固定されます。設置できる環境かどうかの確認も必要で、マンションではそもそも設置が難しいケースも多い。
その点、除湿機は「今日壊れた、明日買いに行こう」が成立する家電。賃貸でも持ち運べるし、置き場所も自由。この手軽さは、他の家電にはないメリットです。
乾太くんは魅力的だとは思います。でも初期投資の高さと工事が必要な点を考えると、「除湿機で対応できているうちはこのまま」というのが私の今の結論です。
比較勝負、結果発表!
電気代だけで見ると
1位 扇風機
2位 除湿機(コンプレッサー式)
3位 エアコン(弱冷房除湿)
でも、洗濯物をちゃんと乾かすという目的込みで考えると
1位 除湿機
2位 エアコン+扇風機の組み合わせ
3位 乾太くん(スピードと仕上がりに魅力ありでうらやましい)
除湿機は電気代が安いだけじゃなく、部屋ごと乾燥させてくれるので乾きムラが出にくい。サーキュレーターだけで試したときに乾きムラが出たことを体験しているので、この差は実感として持っています。
洗濯物を含めて部屋ごと乾燥してくれる、というのは使ってみて本当にすごいと感じます。
溜まった水を捨てる時も、めんどいようで「こんなに取れたんだ・・」と目に見えるので結構快感だったりもします(笑)
まとめ
- 除湿機の電気代は、思っていたより安かった。1時間あたりコンプレッサー式で4〜12円、デシカント式で9〜16円が目安
- 電気代の目安単価は現在31円/kWhで、機種・モードによって数値は変わります
- 乾太くんはスピードと仕上がりに魅力があるけれど、初期費用(総額15〜28万円程度)と都市ガスかプロパンガスかで費用が変わる点を考慮する必要あり
- 除湿機は壊れたら買い替えるだけ、という気軽さと手軽さが最大の強み
梅雨が来るたびに「今年も除湿機に助けてもらった」と思います。電気代を心配して使うのをやめたら本末転倒なので、これからも梅雨の相棒として使い続けていく予定です。



