七夕の短冊を子どもに渡したら、願い事が思いつかないと固まられたことはありませんか?え・・?ほんなら誰が考えるん?私?ってこっちが固まってました。
そして結局「病気しませんように」のような当たり障りのない言葉で終わっていた時期がありました。
そんな中で見つけたのが、「好きなもの」を聞くより効果のあった、ちょっとした聞き方のコツを紹介しますね!参考にしていただければ嬉しいです。
短冊を渡されて、毎年同じテンプレ願いになっていた話
子どもたちが小さかった頃、七夕の時期になると保育園や学校から短冊を持って帰ってきました。「願い事書いてね」と言われても、子どもからは「うーん、わからん」が返ってくることがよくありました。
ちょっとは考えてよ!と言いたくなりますが、保育園児や小学生そこそこの年齢では難しいですよね。そこで聞き方を変えてみて「好きなものは?」と聞いてみても、「べつに…」で終わってしまうことも。難しいなって感じてました。
結局、私が代わりに「元気に過ごせますように」は?とか提案して、当たり障りのない願い事を書いてしまう年もありました。
そうこうしてるうち、せっかく書くのだから「もっと子どもらしい、その子だけの願い事ってどうやって引き出すのかな?」と思うようになりました。
「好きなもの」より「最近ハマってること」を聞く方が答えが出やすい
試してみて一番効果があったのは、「好きなものは?」ではなく「最近ハマってることは?」と聞き方を変えることでした。
「好きなもの」は抽象的で、子どもにとっても答えにくい質問です。それより「今、何にハマってる?」「最近何して遊んでる?」のように、今まさに頭の中にあることを聞く方が、具体的な答えがすぐに出てきやすいというのが、私が経験から見つけたルールです。
抽象的な「好きなもの」だと、選択肢が多すぎて子どもも迷ってしまうのかもしれません。
逆に「今」に絞って聞くと、頭の中にあることがそのまま出てくる感覚でした。あえて短冊に・・という感じではなく、日常会話の上で何して遊んでたん?って感じで聞き出していくイメージです。
七夕の由来を知ったら、「上手になりたいこと」を聞くようになった
これを書くために調べていたら、もう一つ知らなかった話がありました。
七夕はもともと中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が由来で、機織りや裁縫、書道などの技芸の上達を願う日だったそうです。
サンタさんのように「欲しいものをもらう日」ではなく、「これができるようになりたい」とお願いする日だったというのが、本来の意味に近いようです。
七夕の短冊にご利益があるとされる願い事は、もともと裁縫や習字などの「技芸の上達」だったといわれています。「欲しいもの」より「できるようになりたいこと」の方が、由来的にも短冊向きの願い事です。
これを知ってからは、こんな聞き方も試すようになりました。
「七夕ってね、サンタさんみたいにプレゼントもらう日じゃなくて、『これができるようになりたい!』ってお願いすると叶う日なんだって。今、上手になりたいことある?」
雑学のおまけ付きで聞くと、子どもも「へえ」という顔になって、案外答えが返ってきやすい印象でした。
「逆上がりができるようになりたい」「ピーマンが食べられるようになりたい」「計算が速くなりたい」のような答えが出てくれば十分です。それを書けちゃいますよね!
食べ物・お出かけ・変身、テーマを絞って聞くともっと答えやすい
それでも固まってしまう時は、テーマを決めて聞くようにしています。「何が欲しい?」だと選択肢が多すぎるので、もう少し具体的な切り口を渡すイメージです。
| テーマ | 聞き方 |
|---|---|
| 食べ物 | 明日世界が終わるなら、何をお腹いっぱい食べたい? |
| お出かけ | 今ドアを開けてどこにでも行けるなら、どこに行く? |
| 変身 | 動物やキャラクターになれるなら、何になりたい? |
「お寿司を100個食べたい」「ディズニーランドに行きたい」「足の速いチーターになりたい」のような、子どもらしい答えがするっと出てくる印象です。
短冊にそのまま書くと、後から見返した時にちょっと笑える願い事になることもあります。こういうの、探してた!って私はおもいました。
今日から使える、短冊の聞き方フレーズ
実際にうちで使っていた聞き方を、いくつか挙げておきます。
- 最近、何にハマってる?
- 今いちばん欲しいものは?
- 最近楽しかったこと、何かあった?
- 大きくなったら何になりたい?
- 最近、何が上手になりたい?
- お腹いっぱい食べたいものは?
「好きなもの」を直接聞くより、こうした今に近い質問の方が、子どもの今の気持ちがそのまま出てくる印象でした。
具体例がかければ、叶う日もそう遠くはないかも・・?
立派な願い事じゃなくていい、今のブームをそのまま書くだけで十分
ここまで聞き方をいろいろ試してきましたが、結局いちばん大事なのは、立派な願い事をひねり出さなくていいということ!
子どもが今ハマっているものや食べたいもの、いきたいところ等をそのまま願い事にアレンジしてしまえば十分です。後から短冊の写真を見返した時に「あ、この時期はこれにハマってたんやな」という、ちょっとした成長記録にもなります。
うちの子どもたちは、特に尖った意見を書くタイプではありませんでしたが、長男は毎年、食べ物がらみの願い事を書いていた記憶があります。
聞いてみると「最近ハマってること」がそのまま食べ物だった、というだけなのですが、それもその時期のその子らしさが出ていて、今振り返ると微笑ましいものです。
他の子の短冊で、面白い願い事を書いている子を見かけると、「こういうことを書く子は、将来どんな大人になるんだろう」と楽しみな気持ちになったりもしました。
短冊って、その時々の子どもの「今」が一番出る場所なんだなと思います。書くことを捻り出すのはなかなか難しいですが、やっぱり季節の行事っていいなって思いました。
まとめ
- 「好きなもの」より「最近ハマってること」を聞く方が、子どもから答えが出やすい
- 七夕の由来(乞巧奠)を知ると、「上手になりたいこと」という聞き方も増やせる
- 食べ物・お出かけ・変身のようにテーマを絞って聞くと、答えがもっと具体的になる
- 立派な願い事じゃなくても、今のブームをそのまま書くだけで十分な成長記録になる
短冊を前に固まってしまったときは、「好きなもの」ではなく、別の聞き方を試してみてください。我が家のように、毎年その子らしい願い事が残っていくはずです。
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