キャベツの千切りは、家庭でもよく出る一品!私も千切りキャベツをよく出すものの、実は切り方に疑問を持ちつつ千切りをしていました。
主婦になりたての頃に本をみたりしたのですが、1枚づつめくって・・とかは手間がかかる。面倒くさがりの私にはどうしてもやり方がしっくりこず、いつの間にか自己流に。
自己流ながらも切り方はだんだんとうまくはなっていったものの、本当にこれでいいの?もっといい切り方があるんじゃないかと思うようになりました。
目指すのはとんかつ屋さんの千切りキャベツ・・・。でも、できれば道具は使いたくない。どうすれば家で、特別な道具を使わなくてもできるようになるのか。
娘に堂々と教えてあげたい気持ちもあるので、改めて柔らかいキャベツの千切りのやり方を調べながら整理したので、写真付きでご紹介します!
キャベツの千切りやり方決定版はこれ!
ではキャベツを千切りのやり方を順を追って写真付きで説明します!
今回はキャベツ丸ごと1個の場合を紹介しますが、半分カットの物でも同じようにできますよ!
キャベツの千切りもそうですが、食材を切る方法は、絶対これ!というものはなく、人それぞれのやりやすさがあったり、プロから見たら違ったり・・などいろいろあると思います。
この記事では主婦目線で選んだ千切り方法です。考慮した点は、「特別な道具を使わない・千切りのしやすさ・時間的効率・キャベツを無駄にしない事」です。
必要な道具
まずは必須のキャベツと、
- まな板
- 包丁
- ボウル
- ざる
これだけ!特別なものはなし。包丁はある程度の長さがあった方が良いです。そしてできるだけ切れるものを使いましょう。
千切りまでの準備をします!
今回は小ぶりの丸ごとキャベツを使用します。
★まずはキャベツを横にカットします!
私はこれまで、まず縦に切ってキャベツの千切りをしてしまってたのですが、横方向に切ることで千切りが本当にしやすくなります♪
★そして、上半分を3〜4等分しましょう。
切ってひっくり返したらこんな感じです。
ちなみに・・キャベツは上側の方が柔らかく、千切りに適しています。場所によって使い道を変えてみてくださいね。
- キャベツ上側・・千切りなどサラダに
- キャベツ下側・・炒め物など調理用に
一枚ずつはがしてから、丸めたものを千切りにする・・という方法もありますが、私的にはとても手間に感じました。少しでも手間を省きたいのでこの方法は使いません!
★キャベツを洗います!
上の写真のように切ったキャベツを、使う量だけ洗います。まとめてサッと洗いましょう!
キャベツの千切りのやり方
★準備が終わったら、まな板に1カット分キャベツをおきます。
このとき下記の事をチェックします!
- キャベツに高さがある場合は2つに分けて低くする。
- 繊維の方向を確認する。
- 葉と葉の間が広く空いているキャベツの場合は、ぐっと上から押して圧縮する
さて、いよいよ切ります。このとき繊維の方向に気をつけて切っていきますよ。
- 繊維を断ち切る・・柔かい食感
- 繊維にそってきる・・歯ごたえがある食感
この2種類の切り方はどっちがいいの?と疑問が浮かびますが、これは好みがあるようです。周りの人に聞いたところ柔かい方が好き派が多かったのですが、繊維に沿って切る派の人もいました。
★猫ちゃんの手にして、できるだけ細く切りましょう。
キャベツの葉の繊維は放射線状に走っています。
柔らかさにこだわりたい人は、キャベツを見て繊維の方向をよくチェックしてみてください。
放射線状に伸びた繊維を、角度を調節しながら断ち切るように、なるべく細く切っていけばさらに柔らかくなりますよ!
繊維を断ち切る→繊維が短くなる→歯ごたえがない→柔かい
繊維に沿ってきる→繊維が長く残る→歯ごたえがある→固く感じる
これを覚えておけば、気分によって変えたり、混ぜてみたりして楽しめますね♪
ちなみに上の写真はまず、繊維になるべく沿うような感じで適当に切ったものです。この後、繊維を断ち切るように切ったものを混ぜて完成させたものはこちら。
★ここで、ちょっと付け加えの注意点です。
《新キャベツの千切りについて》
新キャベツの場合はもともと柔かいので、あまり細くしすぎると美味しくない千切りになってしまいます。ある程度ざっくり切って食べる方が美味しいですよ!
《キャベツによるところもある》
あくまでもキャベツによって個性があります。全体的に柔かいもの、逆に硬いものがあります。今日のキャベツがどのタイプの子なのか?を見極めて、キャベツに合わせて切り方を変えることができれば千切りマスターです!
キャベツ千切り後の処理と保存
千切りしたキャベツを美味しく食べるための処理をしていきます!
★水にさらします。
キャベツを千切りにした後は、シャキッとさせる為に少しの時間水にさらします。
ボールとざるを重ねて水にさらします。
なぜ水にさらす必要があるの?
キャベツの千切りは断面がたくさんできてしまうので、切り口部分から水分が逃げます。
長時間ほったらかしにすると色が変わったり食感が悪くなってしまうんです。水にさらすことにより、キャベツに水分を補給してあげるとシャキッとした美味しい食感の千切りキャベツになります。
ポイント★水にさらす時間が重要です!
キャベツの千切りは、水にさらすことで美味しくなりますが、栄養素のことを考えるとあまり長時間水にさらすのはよくありません。
ビタミンCなどは水溶性。どんどんキャベツから出て行ってしまうのはもったいないです。
美味しさと栄養のバランスを考えて
キャベツを水にさらすのは5分以内にしておきましょう!!
★水をできるだけしっかりきります
キャベツの千切りが入ったざるを上げ、ある程度の水を切り、ざるの下にボウルを置いてトントンと水をさらに切りましょう。調理中は冷蔵庫へ入れておくとよりシャキッとしますよ。
★水切りをもう少しちゃんとする場合
水切りをきっちりするとさらに水っぽくなくなります。時間があるときは水切りボウルなどを使ってしっかり水切りをしてくださいね!
保存と水切りこれがおすすめ!
水切りボウルがあればいいですが、洗い物も増えちゃうのでめんどくさいな、って思うときは保存も水切りも一気にできるこの方法がおすすめです!どなたか忘れたのですが・・家事スペシャリスト?の有名ブロガーさんがしていた方法です。
まずタッパーなどの蓋つき容器に水をなるべく切った千切りキャベツを入れます。
その上にキッチンペーパーをたたんで置きます。
蓋をします!
くるっと反対に向けて、冷蔵庫で保存します。
保存している間にさらに水切りできますよ〜!蓋を開けたらすぐにキッチンペーパーがあるので、定期的に変えればオッケー!
仕事に行く前に千切りしたら、この方法で冷蔵庫に保存してでかけます。
完璧に水が切れている訳ではありませんが、保存と水切りが両方できるのでとってもおすすめです!その日の晩御飯にさっとキャベツの千切りを出すことができます!
隣にネギも同じ方法で保存中♪毎日のお味噌汁にいれるので、キッチンペーパーは蓋を開けるたびに変えてます。
ネギの持ちも水が切れるので以前よりよくなりました!
★水切りの方法は他にこんなものもあります。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”] 清潔なサラダ用布巾の半分の面積に千切りキャベツを広げて、キャベツをのせていない部分で拭く
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”] ざるにキッチンペーパーを敷き、千切りキャベツをのせる。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”] ポリ袋に千切りキャベツを入れて、キッチンペーパーも入れて、空気を含ませながらフリフリする。
キャベツの千切り美味しい食べ方!
さて、せっかく切った千切りキャベツを美味しく食べたい!みんながどんなものを使ってキャベツの千切りを楽しんでいるのかをまとめてみました。
いつもと違うラインナップもあるかも!
- ドレッシング
- レモン汁
- 塩
- 醤油
- ポン酢
- マヨネーズ
- マヨネーズ醤油
- マヨネーズソース
- 中濃ソース
- とんかつソース
- ウスターソース
こうしてみると、キャベツは何をかけても美味しい万能選手!
私の場合いつもはマヨネーズかドレッシングですが、マヨ醤油などアレンジしてみようかと思いました。
千切りキャベツにカレーをかける!なんていう意見も以外に多かったですよ。
編集後記
自分の頭の中でも、キャベツの千切りのやり方がきちんと整理されてすごくスッキリです!
キャベツの千切りのやり方をもう一度おさらいします!
- キャベツを横方向に切る
- さらに3等分する
- 背が高い場合は2つに分ける。
- 葉と葉の間の隙間が多い場合はギュッと圧縮する。
- 好みの方向でできるだけ細く切る
- 水にさらす(5分以内)
- 水を切る
- 調理中は冷やしておく
この切り方は特別な道具がいらないし、手で切ることで細いのがあったり太いのがあったり。
これもまた味だとおもいます♪早速今日の晩御飯にキャベツの千切りを出しましょう★