おでんって次の日もおいしいし、家族にも大人気だし、作るのに時間がかかることもあり、ついつい作りすぎてしまうことがあります。次の日も食事がおでんなのは全く問題ないですけど、気になるのが日持ちのこと。
日持ちってどれくらいするのかな・・と思いながら3日目に突入したりします。
冷蔵庫に入れるにしても鍋ごとでいいの?冷凍はできる?寒い時期なら一晩くらいコンロに置いといても大丈夫?
そんなおでんの日持ちと保存・冷凍について、農林水産省や厚生労働省の情報も調べてまとめてみました!

今回は、ついたくさん作ってしまう「おでん」の日持ちと、保存・冷凍について調べてみました!
料理ベタ・ズボラな私が、毎日の献立や調理に悩みながらも「ちょっとでもスマートに、ワンパターンにならないように」と書いている「スマズボ具材部シリーズ」です^ ^
おでんの日持ちは何日?常温はどう?冷蔵庫での目安

おでんを冷蔵庫に保存した場合は、2日〜3日が目安です。
我が家は2日目で食べきることが多いですが、3日目に突入することもあります。ただ、「何日までなら大丈夫」と決まった日数があるわけではありません。
厚生労働省の「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」でも、残った食品は「時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう」「ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう」とされています。
(参照:https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html)
それに、この2〜3日は「早めに冷ましてすぐ冷蔵庫に入れた場合」の話。鍋のまま置いておいたおでんや、常温で一晩置いたおでんは、この日数には当てはまりません。
冷蔵は2〜3日、常温での保存はおすすめしません。
おでんの冷蔵保存|鍋ごとより、小分けして早く冷ます
冬に作ることが多いおでん。寒いのでついつい油断しがちなのですが、水分が多いので、意外と傷みやすいんです。
部屋には暖房がかかっているし、おでん周辺が何度になっているかなんてわかりません。なので、食べ終わったら、なるべく早く粗熱をとって冷蔵庫に入れましょう。
はい、ここで気をつけたいのが「鍋ごと」です。
正直なところ、我が家もたくさん残った時は鍋ごと冷蔵庫に入れて、減ってきたらだんだん小さい容器に移していく…というやり方でした(個人の体験です)。
でも調べてみると、大きな鍋は冷めるまでに時間がかかるんです。
農林水産省の実験では、カレーを鍋のままと、容器に小分けしたもので比べています。
室温で1時間おいた時点で、小分けした方は40℃以下まで下がったのに、鍋の方は62℃までしか下がらなかったそうです。想像通り!という感じもありますが、改めて数字で見ると、かなりの差ですよね。
おでんも同じ煮込み料理なので、底の浅い保存容器や保存袋に、だしごと小分けして冷蔵庫へ入れるのがおすすめです。
iwakiの保存容器使ってるんですけど、大きいものは結構入るし、冷蔵庫にも入れやすいので、たくさん残った日も最初から容器に分けて保存しないとですね!
食べる時は、食べる分だけ中までしっかり温め直す
火入れについては、しっかりしないとムラができてしまいます。食べる分だけ鍋に移して、おたまで鍋底から混ぜながら、中までしっかり温めてくださいね。
厚生労働省では、温め直す時の目安は75℃以上、汁物は沸騰するまでとされています。取り分ける時は、清潔なおたまやお箸を使いましょう。
おでんは冷凍できる?冷凍できる具・できない具
ゆで卵やじゃがいもは食感がかわり、おいしい状態で冷凍保存できません。こんにゃくや大根も、冷凍すると食感が変わります。
じゃあ他の具はどうなの?と思って調べてみたら、ニチレイフーズがおでんの具10種類を冷凍して食べ比べた検証がありました。
- 冷凍OK:牛すじ・はんぺん・さつま揚げ・つみれ・昆布・餅入り巾着
- 別物になるけどアリ:こんにゃく(スポンジのような食感で、だしをたっぷり吸う)
- △:厚揚げ(豆腐がモロモロに)・大根(繊維っぽくなる)
- NG:ゆで卵(白身が固くなり、電子レンジで破裂することも)
料理研究家の監修で、具を汁ごと2週間冷凍し、電子レンジで解凍して、作りたてと食べ比べた検証です。
(参照:https://www.nichireifoods.co.jp/media/6543/)
こんにゃくと大根は冷凍NGだと思っていたので、こんにゃくが「これはこれでアリ」なのはちょっと意外でした(笑)
冷凍のやり方と日持ち
冷凍できる具もありますが、全てというわけではないので、保存するまえに分ける必要があります。卵やじゃがいもは冷凍せずに、冷蔵で早めに食べきるのがおすすめです。
冷凍は保存容器や保存袋に小分けして、空気を抜いて。だしは一緒に凍らせても、分けてもOKです。
食べる時は電子レンジや鍋で中までしっかり温めて、一度解凍したものはもう一度冷凍しないようにしましょう。
冷凍保存でも、2〜3週間くらいを目安に食べるようにしてくださいね。冷凍庫では菌は増えにくくなりますが、死ぬわけではないそうです。
冷凍とはいえどんどん日がたつにつれて味は落ちていくので注意です。
冷凍は2〜3週間くらいが目安。冷凍OKの具材を選んで冷凍しましょう!
おでんを常温で一晩置いちゃった…1日1回火を通せば大丈夫?
「冬なら常温でも、1日1回火を通せば大丈夫」と聞くこともありますよね。でも、おすすめはできません。
煮込み料理で気をつけたいのが「ウェルシュ菌」という食中毒の菌です。
農林水産省によると、ウェルシュ菌は約12〜50℃で増えます。しかも、熱に強い「芽胞(がほう)」を作るので、鍋で加熱しても生き残ってしまうそうです。
加熱したあと室温で冷まして放置し、また温め直した料理が原因になりやすく、煮物やスープ、めんつゆでも食中毒の例があるんだそうです。
(参照:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/clostridium.perfringens.html)
冬でも、暖房の入った部屋や、日中のキッチンは思ったより温度が上がります。常温のまま放置せず、できるだけその日のうちに食べきるか、早く小分けにして冷蔵または冷凍が基本です。
常温で長く置いたおでんは、温め直しても安心とは言い切れません。少しでも怪しいと思ったら、食べずに処分してください。
残ったおでんは、リメイクやお弁当で早めに使い切る
我が家は残ったおでんの汁で、卵焼きや炊き込みごはん、肉じゃがや煮物を作ります。おでんのだしがしみた具材も、リメイクするとまた違うおかずになりますよ。
残り汁のリメイクは、こちらにまとめています。

残ったおでんはお弁当にも
お弁当にもよく入れます。大きいままではなく、練り物をいくつか切ってカップに入れて。
前の晩の残りを入れる時は、電子レンジなどでしっかり温め直してから冷まして詰める、汁気はよく切る、が基本です。
(参照:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2506/spe1_03.html)
生の大根を冷凍しておくと、おでんに味がしみやすい?
ちょっと話題が変わりますが、聞いたことはあるけどまだ試したことがないのが「生の大根を冷凍してからおでんに使う」方法です。
やはり生のまま冷凍すると大根の繊維が壊れて、短い時間で味がしみやすくなるそうです。
皮は厚めにむいて、水気をふいてから冷凍します。おでんを予定しているなら、あらかじめ大根を冷凍しておくのも良さそうですよね。
一手間はかかるけど、やってみたい方法です。
まとめ
おでんの日持ちと保存・冷凍について、まとめます。
- おでんの日持ちは、冷蔵庫で2〜3日が目安
- 鍋ごとより、浅い容器に小分けして早く冷ます
- 温め直しは中までしっかり(75℃以上が目安)
- 冷凍は卵・じゃがいもを避けて、2〜3週間くらいで
- 常温で一晩はおすすめしない
作るのに時間がかかるおでんだからこそ、最後までおいしく、安心して食べきりたいですよね。
とはいえ、次の日もおいしいので、ついつい多めに作っちゃうんですけどね・・(笑)

スマズボ具材部シリーズでは、料理の具材や、家庭料理のちょっと困った時のあれこれを書いています!
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