高速道路を走っていると、気がついたら前の車が急に遅くなってびっくりした……という経験はありませんか?
高速道路はずっと同じ速度で巡航しているので、速度の変化に気づくのがワンテンポ遅れることがあります。私も「あれ、なんか遅いな」と思った次の瞬間、渋滞の末尾だった、ということが実際にありました。ちょっとヒヤッとしました・・。
だからこそ、渋滞の末尾ではハザードランプを出して後続車に早めに伝えることが大事なんです。この記事では高速道路での渋滞ハザードの意味とタイミングについて書いていきます!
高速道路の渋滞ハザード、なぜ必要なの?
高速道路は「速度変化に気づくのが遅れる」という特性がある
一般道では周囲の景色や信号で速度感が掴みやすいですが、高速道路は景色が単調で、ずっと同じ速度で巡航しています。そのため前の車がブレーキを踏んでいても、最初はなかなか気づきにくいことがあります。
しかも時速100kmで走っている場合、ブレーキを踏んでから完全に止まるまでに100m以上かかります。「ちょっと遅いな」と思った時にはもう遅い、という状況が起きやすいのが高速道路の怖いところです。
追突を防ぐための命がけのマナー
渋滞の末尾でハザードランプを点滅させるのは、「この先で渋滞しているよ、急ブレーキになるよ」という後続車への合図です。
高速道路での追突事故は速度が出ているぶん被害が大きくなりやすいです。ハザードランプ1つで後続車が早めに気づいて減速できる。そう考えると、たった1回の操作がどれだけ大事かわかりますよね。
渋滞ハザードはどこから始まったの?
今でこそ当たり前のマナーですが、高速道路での渋滞ハザードにはちゃんと由来があります。
もともとは夜間を走るトラックの運転手同士の習慣から始まったとされています。前方が見えにくいトラックが、夜間の疲労もある中でお互いの危険を回避するために自然と広まっていったんだそうです。
その効果が認められ、今ではNEXCO(高速道路株式会社)もドライブマナーとして推奨しています。民間の習慣が公式に認められた珍しいケースですよね♩
出すタイミングと消すタイミング
出すタイミング:渋滞を発見して減速し始めたとき
ハザードランプを出すタイミングは、前方の渋滞を発見してブレーキを踏み始めたときです。「渋滞かも」と感じた瞬間に迷わず出しましょう。早すぎるくらいがちょうどいいです。
後ろに車がいない、または見通しがよくて後続車が明らかに減速している場合は出さなくても問題ありません。状況を見て判断しましょう。
消すタイミング:後続車がハザードを点けたのを確認してから
「いつ消せばいいか」これが意外と迷うポイントです。
目安は後続車がハザードランプを点けたのを確認してから。後続車に「渋滞」が伝わったのを確認できたら、自分のハザードを消してOKです。
後続車がなかなかハザードを点けない場合や大型車が後ろについている場合は、しつこいくらい点けておく方が安全です。ハザードを長く出しすぎることより、出さないことの方がずっとリスクが高いです。
一般道の渋滞でも出した方がいい?
NEXCOが推奨しているのは高速道路上の話ですが、幹線道路や交通量の多い一般道でも、渋滞末尾ではハザードを出すマナーが広まっています。
特に見通しの悪い場所や夜間、後続車がスピードを出して来ている状況では、一般道でも出した方が親切です。
「高速だけ」と思わず、状況に応じて使う意識を持っておくといいと思います。
法律で決まっていること?マナー?
渋滞時のハザードランプは法律ではなくマナーです。義務ではないので「出さなかったから違反」ということにはなりません。
ただし、高速道路上で故障などで緊急停止した場合は話が別。ハザードランプの点灯に加えて、三角表示板などの停止表示器材を設置することが法律で義務づけられています。こちらは違反すると「故障車両表示義務違反」になります。
渋滞ハザードは「やらなくていい」ではなく「やった方が安全のためにいい」マナー。出せる状況なら積極的に出しましょう。
まとめ
高速道路の渋滞ハザードについてまとめると
- 高速道路は速度変化に気づきにくい→だから早めのハザードが命を守る
- 出すタイミング:渋滞発見・減速し始めたとき
- 消すタイミング:後続車がハザードを点けたのを確認してから
- 渋滞ハザードはマナー(法律義務ではない)
- 故障停止時は停止表示器材の設置が法律で義務
「ちょっと遅いな」と気づいた時にはもう遅い、というのが高速道路の怖さです。ハザード1つで後続車が救われることもあります。知っていればすぐできることなので、ぜひ習慣にしちゃいましょう。
まあ、私もヒヤッとしてから気をつけるようになったクチなんですが・・汗。
ハザードランプの使い方全般についてはこちらでまとめています



