柚子風呂のやり方!簡単&節約バージョン。驚きの由来だけど効果あり

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柚子風呂のやり方冬至
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日本人の誰もが知っている柚子風呂ですが、実際自宅でやったことがある!という人は少数派じゃないでしょうか?私も子供のころに1、2回やったことがある?くらいの事です。

冬の行事として残っている風習で、冬至の日に柚子風呂に入っておけば1年間は風邪をひかないなんて言われています。

結婚後は柚子風呂の存在を知っていたにも関わらずやってなかったけど、実は柚子風呂に入ってみたい!と言うのが本音だったりしてます。

ただ実際やって見ようと思うと、ただお風呂に柚子をぶっこむだけでいいの?絞るとか?と、やり方がわからないもの。柚子風呂のやり方を調べてまとめてみました。本格的だけど節約バージョンです。

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柚子風呂のやり方

柚子風呂

冬至は一年の中で一番昼が短い日です。早く暗くなるから、帰宅も早くなるのでお風呂に入ってのんびりリラックスタイムが作れそうですね。

では柚子風呂の正しいやり方は?

柚子5〜6個を輪切りにして湯船に浮かべる。
※節約バージョンです(笑)

 

実はこれだけで香りのいい柚子風呂になります。

なんだこれだけ?ってやり方は意外に簡単すぎです。ゆずさえ買ってくればいつでもできてしまいますね♪

輪切りにするのは節約バージョンだからです。

もしもゆずの数がたくさんある場合は、そのままコロンとお湯に入れる方法でも大丈夫。少ない柚子で楽しむなら切って入れましょう♪

 

ビジュアル的に輪切りだけではイマイチ…と、思う人は輪切りにしたものに加えてそのままの果実をぽちゃんと入れる混合バージョンがおすすめです!

香りと見た目、この方法で柚子をお湯の中に入れると、柚子風呂に入っているという実感がわきますし、子供も喜びそうです。

柚子風呂の入り方は簡単すぎたので、ここで柚子風呂に関する豆知識「なぜ柚子風呂なのか?」と言う歴史のお勉強をしておきましょう。

柚子風呂の歴史

冬至に柚子風呂に入るようになったのは江戸時代から。

この由来がなんともおもしろいのです。

冬至=湯治、無病息災であれば融通が利く=ゆず?!?!

柚子風呂をやるきっかけは、なんとこんなこじつけの語呂合わせだと言うのです。

江戸っ子はイキだと言いますがまさにその通り!

えーー!聞いたときはびっくりでした。

こんな風に(適当に?)出来上がった行事がいまだに残っているなんて、一体どこの銭湯の誰が考えたのでしょうね。

誰ってわからないところがまた面白いのですが、まさか本人もこんな後世まで残ることになろうとは思ってなかったでしょうね。

こんな感じの由来で入るようになった柚子風呂ですけど、効果がない訳ではありません。実はいろんな効果もあるんです。

これまた本人もびっくりじゃないでしょうか?!柚子風呂の効果を次に紹介します。

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柚子風呂の効果

「柚子風呂に入ると1年間は風邪をひかない。」というのが効能だと言われていますが、やはりイマドキな世の中なので科学的にはどうなのか?が、気になります。

…と、言うことで柚子風呂の現代科学的方面からみる効能は?

1、血液の流れがよくなる血行促進効果。
2、保温が長続きするため風邪の予防
3、冷え性、神経痛、腰痛を和らげる効果。

これらのような効果が、あるようです。

 

更湯(何も入っていない普通の湯)と、柚子湯に入った人の入浴後のノルアドレナリン(血管を収縮させる効果がある物質)の量は、4倍もの差がでたそうです。

柚子湯に入るだけで、血管を収縮させる物質が何も入れないお風呂の4倍って結構な差です。

生活習慣やエアコンによる影響などで血行が悪い人が多い昨今、これは使えるじゃないですか!

その他にも皮に含まれるクエン酸やビタミンCによってひび、あかぎれなどの皮膚の症状も改善できます。

柚子風呂ってなかなか優秀です。冬至の風習ですけど、柚子が手に入ったらお風呂に入れちゃうのもありですね!

でも柚子は柑橘系。ちょっと刺激があるようにも感じますね。子供と一緒に楽しみたい柚子風呂だけど、赤ちゃんの場合は肌が弱いので大丈夫かどうか?も気になるところ。

もちろん大人でも小学生でも肌が弱い場合は気になりますよね。次に柚子風呂が肌に与える影響を調べたものをまとめますね。

赤ちゃんに柚子風呂は大丈夫!?

柚子は自然のものなので、それ自体に悪影響ないのですが、やはり果実をお湯で煮出した状態の湯に入ることになるので、肌に刺激がおきることがあります。

大人でも肌が弱いタイプの人は入った後にチクチクするとかピリピリしたという症状が出る人がたくさんいます。

赤ちゃんの肌は大人と比べてとてもデリケートなので、この刺激による皮膚への影響は避けられないです。

柚子風呂に入って、肌がピリピリする原因は何かと言うとリモネンという物質を含んでいるからなんです。

テレビなどで柑橘系の果実の皮の汁で風船が割れるという現象は見たことありませんか?

その時飛ぶ皮の汁にリモネンという物質を含んでいて、それが肌を刺激するのです。

赤ちゃんの肌の強さには個人差があるので一概にはいえませんが、せっかくいい気分で柚子風呂なんかしちゃったのはいいものの、次の日慌てて皮膚科へ行かなくてはいけなくなるなんて悲劇にならないように…要注意です。

赤ちゃんとのお風呂を無理に柚子風呂にしなくてもいいと思いますが、やはり日本の風習ということで冬至の日くらい赤ちゃんと一緒に入ってみたい人は、切らないままの果実を1〜2個入れて記念の柚子風呂として、後で大人がちゃんとした柚子風呂に入るという手順でいけば親子で楽しめますよ。

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編集後記

保温効果に血行促進、清々しい香りでアロマテラピーの効果もある柚子風呂。

夕飯にはかぼちゃを食べて、柚子風呂に入って1年間の健康を祈る「冬至」。

素敵な日本の行事ですよね!簡単にできるので、おうちに柚子がたくさんある人は一度チャレンジしてみてください!

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