春♪といえばの食べ物はたくさんありますが、代表的なものは「たけのこ」!
ここ数年はご近所の方にいただいたり、職場の方にいただいたり嬉しい事に生のままのたけのこをいただきます。
嬉しいのですが・・その反面、なんども処理を経験していないとアク抜きとかどうしたらいいのか扱い方がわかりにくいです。
この記事では
- たけのこのあく抜き
- 新鮮なたけのこの見分け方
について紹介していきます。
実はたけのこのあく抜きって、本格的なやり方と簡単なやり方があります。手間を考えてしまってたけのこの扱いを避けてしまうくらいなら簡単な方法でやってみてください。
慣れれば簡単!美味しいたけのこ料理のために、事前処理をすぐにしちゃいましょう!
たけのこのあく抜き処理の方法
まずたけのこを扱う時の大前提として、収穫してなるべく早くあく(えぐみ)成分が少ないうちに調理することを重視してください。
収穫すると時間が経つにつれてどんどんえぐみが出てしまいます。
新鮮なものと古いもの。この2つを同じ条件であく抜きをした場合、当然ながら元々アクが多かったたけのこにたくさんのアクが残ってしまうのは想像がつきますよね。
美味しく食べるためには処理までのスピード勝負です!
たけのこのあく抜きと言ったらなんだか難しいイメージがあると思います。でも簡単な方法もあるんですよ♪
まずは簡単な方法から紹介です!
たけのこのあく抜き簡単バージョン
米ぬかがある!という方はこの方法で簡単あく抜きしてみてください♪
この方法だとたけのこが鍋に入りやすいし、米ぬかも処理しやすい。米ぬかってたけのこ処理の後大変なことになるので、このネットはナイスアイデアです。
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でも米ぬかもないよ!という場合もあると思います。そんな時はこの方法で!
あく抜き=米ぬかって思いますけど、米のとぎ汁で大丈夫なんです!
私の家に米ぬかがあることはないので、急にたけのこをいただいたら米のとぎ汁で茹でます。
今日のご飯を炊く準備のついでにたけのこを茹でちゃってくださいね。
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これらのたけのこのあく抜きも超簡単ですが、圧力鍋があったらもっと簡単で時間短縮ができます。
いつも圧力鍋を使っているという場合はもちろん、しまいこんで使ってないよ・・と宝の持ち腐れを実感しているあなた!この機会に圧力鍋出してあく抜きしませんか?!
圧力鍋を使用したあく抜き処理
なんだこれ?こんなに簡単なの?というくらい圧力鍋があれば早く茹でれます。
圧が抜けるまでの時間は必要ですが、火を消して放置するだけなのでとても気軽です。
クックパッドでも圧力鍋を使ったたけのこのあく抜き方法はたくさんありましたが、私が使っている圧力鍋はアサヒ軽金属の活力鍋。
その公式HPにもあく抜き方法が書いてありましたので転記しておきますね!
1、たけのこを水洗いする。
2、たけのこの先端をきり、むきやすいように縦にも切り込みを入れる。
3、たけのこがかぶる位の米のとぎ汁を入れる。鷹の爪も入れる。
(圧力部の場合は米ぬかは使用しない。)
4、蓋をして、5分加圧する。
(圧力鍋により時間が違うと思いますので説明書等で確認すること!)
5、圧が抜けるまで放置し、蓋を開けてそのまま冷ます。
※活力鍋(アサヒ軽金属HP参照)
我が家の圧力鍋はアサヒ軽金属の「活力鍋」なので、HPを参考にしています。ひと昔前の活力鍋ですのでゼロ活力鍋ではなく、1分活力鍋ですが。
それでも加圧時間は5分で終わります。たけのこの処理は、圧がかかるまでの時間を考えても、普通の鍋と一時間以上の差があります!
普通のお鍋よりも、すごく手軽ですよ!
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簡単簡単というけど、やっぱり昔ながらのあく抜き方法も知っておいた上で簡単に処理したい!という気持ち、ありませんか?私はあります(笑)
次は本格派のたけのこのアク抜き処理の仕方も紹介しておきます。
アク抜き処理本格派
1、たけのこを水洗いする
2、たけのこの先端を斜めに切る。
3、皮が剥きやすいように、縦にも切り込みを入れておく。
4、鍋にたっぷり水を入れ、たけのこと米ぬか1カップと唐辛子2本ほどを入れ火にかける。
5、沸騰したら弱火にして、落とし蓋をし、2時間ほどゆでる。
6、たけのこが柔らかくなったら火を止めて、そのまま冷まして寝かせる。
7、皮をむき、洗う。
8、根元のブツブツの部分は皮をむくように薄くとる。
9、保存は水にひたして冷蔵庫保存。
10、数日保存する場合は水を毎日かえる。
処理の内容自体は簡単なんです。それよりも、処理に2時間かかるというのがネックではないでしょうか?
茹でてるだけとはいえ、火がついているのでお出かけはもちろんできないし、米ぬかの処理も大変。
茹でながら色々な家の用事はできるけど、ずっと茹でてた一日って感じになっちゃいますよね・・
でも、丁寧に処理したたけのこは気持ちの面でも美味しい!今はなんでも時短時短っていうけど、時間がある、米ぬかもあるっていう場合はぜひこの方法で丁寧に処理してみてください♪
簡単に処理した時とは別の気持ちが芽生えるはずです!
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ところでそもそもなぜ米ぬかがいるの?という疑問も湧きますね。その理由もまとめておきます。
たけのこのあく抜きに米ぬかをつかう理由
米ぬかは、あくを抜いてくれるもの?どうしてもそう考えてしまうのですが、実は逆!
米ぬかの旨味成分をたけのこに染み込ませているのです。で、その結果、たけのこのえぐみをごまかしてくれるのです!
あくを増やさない為には、実はただゆでるだけで充分なんだそう。ですがさらに旨味を増やすために米ぬかを使ってゆでていたんですね。
これを知った時は、私的にはびっくりでした!米ぬかで茹でるのは、美味しいたけのこをさらに美味しくするための方法だったというわけです。
米ぬかがない場合は、米のとぎ汁を使いましょう!
新鮮なたけのこの選び方
たけのこの成長過程(たけのこが竹になる)に働く酵素がアク(えぐみ)の正体です。
その酵素は、「収穫された時」と、太陽の光にあたり「成長が促されたとき」にたくさん出るのです。
ということは?
その、酵素がたくさん出ていない状態のたけのこがアク(えぐみ)の少ないたけのこということになります!
どうやって選べばいいの?
当然、なるべく新鮮なたけのこを選びたいですよね!新鮮なたけのこの選びぶ時気をつけたいのがこの2つ。
- 収穫して時間がたっていないもの
- 太陽の光ができるだけ当たっていないもの
で、どうやってこの2つの事を判断すればいいのか?が重要ですよね。具体的に紹介します。
収穫時間の判断の仕方!
収穫して時間がたっていないかどうかの判断はどこを見ればわかるのでしょうか?
ポイントはこれ!
- 根元のブツブツの色が濃い場合・・収穫から時間が経っている
- 根元のブツブツの色が薄い場合・・収穫から時間が経っていない
という事になります!
ブツブツの色の薄いたけのこを選べばいいのです!
太陽の光が当たっていないものとは?
では太陽の光ができるだけ当たっていないものの判断はどうしたらいいのでしょうか?
見るべき部分はこれ!
日光があたる=地面から頭を出している
という事になりますね。だから、たけのこの頭の部分が緑色になっていなくて、うすい茶色の物を選びましょう。
編集後記
まずたけのこを選ぶときは、
「根元のブツブツの色が薄くて、たけのこの頭の部分が薄茶色のもの」
を探します。
新鮮なたけのこを選んだら、収穫から時間がたってしまうとアクが多くなってきますので、なるべく早くあく抜きを行うようにしましょう。
たけのこのあく抜きは簡単な方法もたくさんあります。圧力鍋があるとさらに時短に!
昔ながらの手順も知っておくといいですね。
処理方法に慣れてくれば、春を感じられるたけのこ料理をたくさん作ることができますね。
たけのこのアク抜き処理をマスタすれば主婦力もアップです!