郵便物にある「親展」の意味と扱い方!自分が送る時の送り方も解説!

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郵便物の親展の意味<生活・雑学>
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郵便物をポストから取り出して見てみると封筒に『親展』という文字が書いてあることがあります。

見慣れてますよねー。よく書いてあります。でも、説明できますか??

『親展』という文字は見知っていても、よくよく考えるとどういう意味なのかきちんと意味がわかっている人は少ないのではないかと思います。

いまさら聞けない大人の常識、今回は郵便物にある『親展』の意味について解説、本当の意味を知らないから調べたいなと思っている人必見です!

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郵便物によく「親展」って書いてる意味は?扱い方を知ろう!

郵便物でよく宛名面に『親展』と書いてあるものが届いているとは言うものの、全部に書いてあるわけではありません。

『親展』の読み方は「しんてん」で、その郵便物を見るとどこかのお店のダイレクトメールや友達からの手紙などではなく、ちょっと重要そうなカード明細や請求書などに書いてあることがほとんどです。

届くとなんだかものものしくて「何事!?」とちょっとびっくりしてしまう方もいるかもしれません。

『親展』と書いてある郵便物には、受取人以外の人に知らせたくない重要な個人情報が書かれた書類などが入っているため、受取人本人に届いて、受取人本人に開封して欲しいものを送り手が示しているマークなんです。

企業と企業の間の仕事で使用される時は、契約書や請求書、見積書や各種明細書などが『親展』で送られます。

個人の場合は、履歴書や納税関連、健康診断の結果や、カードやローンの契約書などが『親展』で送られてきます。

『親展(しんてん)』の意味とは?
→差出人が宛名に記載されている本人が受け取り、開封をして欲しいと言う郵便物に書く印

ここまでは受け取る側のお話でした。じゃあ、送る場合も『親展』をつけた方が良い場合があると言う事になりますよね。

次の項では逆に自分が送る場合はどうやって送るのが正しいのかを解説していきます。

親展の送り方解説!親展以外の外脇付けの種類も紹介

実は『親展』の郵便物は、日本郵便(いわゆる郵便局)で提供されているサービスではありません。

そのため郵便局の窓口に行って「これを親展で出したいのですが…」と言っても、そんなサービスはないのです。

あくまでも『親展』の郵便物は送り側から受け取り側への印であって、速達や書留のように『親展』扱い用の料金がかかることもありませんし、速達や書留との併用が可能です。

親展と書く場所は宛名側の左下や右下の隅っこに書き、枠や色に規定はありません。

そのため封筒の印刷と同じ色(青や黒)で記載されているものもたくさんありますが、住所や宛名と見分けがつきやすく、見る側が把握しやすい赤い色で記載するほうがいいようです。

枠については一本線の長方形枠で、角が丸まった形が主流です。

安価でゴム印が手に入るので、それを購入してスタンプすると綺麗で簡単に『親展』の郵便物を出すことができます。

このスタンプを宛名面の右または左下に押して、普通郵便または書留や速達で送れば、受取人本人だけが開ける『親展』の文書として送ることができます。

さて・・。よくあり得る話として、受取人の大事な個人情報が書かれている『親展』の郵便物を、もし宛名の本人ではない人が開けてしまった場合はどうなるのでしょうか?

次はこの辺りをまとめておきたいと思います。

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親展と書かれた郵便を開けてしまった!他人が開封したらどうなるの?

家のポストに届く郵便物なので、家族が知らずに開けてしまった!または集合住宅の隣り合うポストで投函ミスされていて、開けてみたら自分のものではなかった!

など、うっかり開けてしまうことも無きにしも非ずな親展の手紙。

その場合罪に問われることがあるのでしょうか?個人情報とか本人に宛てるとか聞くとちょっと気になりますよね。

先ほどお伝えしたように『親展』の郵便物は宛先に対してのメッセージであって、書留のような日本郵便が責任を持って扱うものではありません。

正式なサービスとされているものではないので、万が一、第三者が間違って開けてしまっても法的に責任を取らされることはありません。

・・が!しかし!中身によったり、開けてしまった郵便物の受取人が家族であっても、相手側が被害を訴えるようであれば、このトラブルに付随する他の罪に問われる可能性もあります。

誰にも見られたくない、または受取人にとって大切な郵便物である場合もあります。入っていたはずなのにないとか、失くしたのではないかと開けてしまった場合は疑われる場合もあります。

『親展』の取り扱いは正式なサービスではないですが、やはり受取人本人に開封して欲しいというメッセージですので、郵便物は開ける前に宛名は良く確認して、『親展』と書かれている郵便物には十分注意することをおすすめします。

まとめ

見慣れているようで実はしっかりと知らないことも多い郵便物の『親展』。意味をしっかり知っておけば、自分宛以外の郵便物に親展が書かれていた時、間違えて開けることもなくなるかと思います。

正式なサービスではないこともわかりましたが、理解しておけばトラブルを事前に避けたり郵便物を差し出すときも使用できますね。

これからは郵便物に親展って書かれていないかどうか、さらに注目しましょうね!

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