「お墓参りいくで!」と言えば、子どもたちはついてくる。小さい頃は・・
何にも知らされず「親が行くから行く」でいいのかな?将来どう考えるようになるのかな?
なぜ行くのか?どんな思いを持っていくのか?を親なりに伝えて、子ども達自身でどう行動するか考えてもらうためにも、なぜ?を伝えていくことが大切じゃないかと思うようになりました。
うちは3人子どもがいて、一番上はもう大学生です。
やはり振り返ると、子どもの年齢によってお墓参りの連れて行き方も、話す内容も、ぜんぶ変わってくるなって感じています。
お墓参りについては同じようなこと考えたり感じたりしている方が多いのでは?と思うので、この記事では伝え方はどうする?などまとめていこうと思います。
子どもとお墓参り、何歳から行く?
子供とお墓参りにいくのは何歳からでも大丈夫。もちろん年齢制限はありません。親が何歳から連れていくか、ということだけです。
父と母は、「忙しいし、暑いし今日は来なくてもいいよ」って言ってくれるタイプだったので、独身の頃や子どもが赤ちゃんの頃はお墓参りに出かけて行くのを見ているだけの時もありました。
しかし子どもが少し成長し、父と母に子育ても助けてもらう中で、一緒に行くようになりました。
私もなんだかんだ言いながら、おじいちゃんおばあちゃん、両親がきちんと行っている姿をみているから、いざ子育てをし始めると両親がいく時には自然と一緒に行かないと、という感覚になりました。
子ども自身、意味がわかってなくても、親がお墓のお掃除をして手を合わせている姿を見せるだけで十分だと思っています。私がそう感じたように、お墓参りにいく姿をみていることがまずは重要だと思います。
しかもお墓参りに連れて行った時の娘の見よう見まねで手を合わせる姿が、それだけでもうかわいくて・・(笑)。
ただ、赤ちゃん連れはちょっと注意が必要です。墓地って砂利道だったり階段だったり、ベビーカーが使えない場所も多い。暑い時期のお盆やお彼岸は特に、赤ちゃんの体調優先です。
無理しないのが一番です。
お墓参り小さい子への説明、どうする?
正直、小さい子にとってはお墓参り行っても「何してるん?」って感じですよね(笑)
幼稚園・保育園くらいの子には、難しいことは抜きにして「ここにひいおじいちゃんが眠ってるんだよ。ありがとうって伝えに来たよ」くらいで十分です。
「なんで来るの?」って聞かれたとき、少しづつ深くしていき「ご先祖様のおかげで私たちがいるからだよ」って話していました。
ちょっと「?」な感じもありましたが、続けていたら、いつの間にか子どもたちなりにわかってくれるようになってきて。
「何をお祈りしたらいいの?」って聞かれたときは「最近あったこと、報告したらいいよ」と伝えました。「運動会でかけっこして一位とったよ」「〇〇頑張ったよ」そういう話でいいんです。
ご先祖様も、そういう話の方が嬉しいと思うので(笑)。
小学生になると、少し深い話ができるようになる
小学校に入ると、「死」とか「命」についてもだんだん理解できるようになってきます。
そのころから「命がつながっているということ」を少しずつ伝えるようにしました。
「ひいおじいちゃんがいたからおじいちゃんがいて、おじいちゃんがいたからお父さんがいて、お父さんがいたからあなたがいる。だからここにお礼を言いに来るねん。きてくれたらきっと嬉しいやろ?」って。
うちの子どもたちが最初にしんみりした顔でお墓の前に立ったのも、小学校高学年のころだった気がします。それまでは正直、わりと走り回ってヒヤヒヤしてましたけど…(笑)。
中高生になると、また変わってくる
中学・高校生になると、今度は「行きたくない」とか「面倒」「予定ある」という反応も出てきます。当然、部活とかが忙しくなり、スケジュール的にいけないという日も。うちも、もれなくそうでした。これはどこのお家でもあるあるではないでしょうか。
私の場合、そう言う時は無理強いはしないようにしました。「行かなあかん」じゃなくて「行こうか」という感じで。結局、予定がなければついてくることも多かったです。
そして高校生になった長男を連れて行った時、お墓の掃除をしっかりしてくれているのを見て、なんかじんときました。
すごく頼りになるし、少しづつではあるけど自分なりに向き合えるようになってるんやなって思ったりもして。成長したなぁ・・としんみり。
気まぐれにしか来ないけど、来た時には一生懸命にやってくれる。そんな感じでちょうどいいのかなって思っています。
お墓参りは無理強いしない
さきほども触れましたが、中高生になった頃、お墓参りは無理強いしていくものではないな、と改めて感じるんです。
お墓参りに行って欲しい、できれば連れていくことはとても大切なことなのかもしれないのですが、イヤイヤ連れいくことでなんの意味があるのでしょうか。
ご先祖様喜ぶか?と考えてたら、「イヤイヤやったらこんでいいで!」って私なら言うなって思います(笑)
親が行くことを見て、親がどう感じているかを子供本人が感じて、いけない時期があっても、大人になった本人がどう考えるかが重要なんだと思います。
逆にイヤイヤ連れて行かれたからもうお墓参りなんてまっぴら!って感じになるのも悲しいですよね。
どうすべきか考えるきっかけを作る。そのために大人になるまでに「なるべく」一緒に行動して伝えていくことがとっても大切だと思います。
お墓参りで子どもに伝えておきたいこと
マナーの面では、最低限これだけ事前に話しておきましょう。どうしても小さい頃はわからずに遊んじゃったりすることもありますが、あらかじめ言っておくだけで少し変わります。
- 走り回らない(他のお参りの方への配慮)
- 他のお家のお墓に近づかない
- お線香は大人と一緒に供える(小さい子は火を使わせない)
- 手を合わせるときは静かにする
「なんで?」と聞かれたら「ここは、亡くなった方がみんな眠っている大切な場所だからね」とゆっくり目を見て伝えれば、子どもなりに理解してくれます。
頭ごなしに「ダメ」と言うより、理由を話した方が納得してくれますよ。
「親が行く姿を見せる」が一番の教育だと思う
もう一度改めて。お墓参りの作法とか、ご先祖様への感謝とか、言葉で教えることも大事だと思うけど、結局一番伝わるのは「親が毎年ちゃんと行っている」という姿だと感じています。
子どもって、親のことをよく見ています。「お彼岸のころにお墓参りに行く」という習慣が、説明なしに自然と受け継がれていくのかな、と3人育ててきて思っています。
将来、子どもたちが自分の子どもを連れてお墓に来てくれたら、それが一番うれしいな・・と、ひそかに思っています。
お彼岸ってどういう行事か、子どもに聞かれたら?
「なんでお墓参りに行くの?」「お彼岸って何?」と子どもに聞かれたとき、うまく答えられなかった経験はありませんか。私もそうでした。
年齢によって説明の仕方は変わりますが、私がよく使っていた一言を紹介します。
小さい子(幼児〜小学校低学年)への説明
「ご先祖様がいるところに、ありがとうって伝えに行く日だよ」
小学校高学年以上への説明
「ひいおじいちゃんがいたから、おじいちゃんがいて、お父さんがいて、あなたがいる。その命のつながりに感謝しに行く日だよ」
「お盆と何が違うの?」と聞かれたら
お盆とお彼岸の違い・・説明できますか?私も説明できなかったので、記事にまとめてみました!気になった方はぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

まとめ
- 子どもとのお墓参りは何歳からでもOK。小さいうちは「見せる」だけで十分
- 年齢に合わせた説明を。幼児は「ありがとうを伝えに来た」、小学生以上は「命のつながり」を
- 親が毎年きちんと行く姿を見せることが、一番だとおもう
2026年のお彼岸の日程は、春が3月17日〜23日、秋が9月20日〜26日です。詳しくはこちらもどうぞ!

