アイロンがけをしようと思って、当て布が必要な生地に気づいたとき、ふと思いました。「そもそも当て布って、売ってるものなの?」
聞いたことはあるし使った方がいいというのも知ってるけど、専用の商品として存在するのか、それとも家にあるものでなんとなく代用するのが前提の言葉なのか、そこがはっきりしていませんでした。これからのためにもはっきりさせておくべき!と思い、調べてみることにしました。
当て布、実は普通に売ってました
調べてみると、当て布はちゃんと専用商品として売られていました。手芸店やホームセンター、ドラッグストアの家事用品コーナーに普通に置いてありますし、モノタロウや楽天市場でも数多く扱われています。山崎実業のような大手インテリアメーカーが、当て布付きのアイロンマットを出しているくらいなので、思っていたよりちゃんとした市民権を得ている商品でした。
専用の当て布は約800円前後のものが中心です。アイロンかけの「当て布」としてはちょっと高いなあと感じてしまいます。
でも私は家にあるもので代用したくなるタイプ
とはいえわざわざ買ってまで専用の当て布を使うかどうか・・私なら意地になって家中を探します(笑)でも白で木綿の布なんてそんな都合よく家にないですよね?
アイロンの当て布に使う布で一番良いのは木綿の布です。使い古した木綿のハンカチや手ぬぐいなどを使うのが一般的で、色の薄いもの(出来るだけ白)を使います。色の濃い布を使うと、染料によっては当て布の色が洋服に移ってしまうからです。
アイロンの当て布として代用できるものはこちら。綿100%の布、タオル、手ぬぐい、そしてクッキングシート。
どうしても当て布の代用品がすぐに見当たらなくてすぐそこにあったTシャツを使ったことがあるんですけど、やはり二枚重ねになって分厚いからピシッとしにくいし、形も複雑なのでとってもめんどくさかったです。
タオルを使う場合は表面がなるべくなめらかなものを使ってくださいね。糸くずもつく可能性がありますので、かなり使い古した薄めのやつがおすすめです。
手ぬぐいが家にある!という方は使ってください。ただし、全て色が薄いものを意識してくださいね。私の家にも手ぬぐいがあってラッキーと思いましたが、ほとんど紺色なんです。北海道の旭山動物園で可愛くて購入したものなんですが、もしもアイロンを当てたい服などに色が移ってしまったらショックなだけでなく、手ぬぐい自体も薄くなってしまって二重のショックを受けそうなので諦めました。
調べていて新しく知ったのが、クッキングシートです。耐熱性が高くて表面がツルツルしているので、アイロンの滑りが良く、ウールなど毛羽立ちのある生地のテカリ防止に向いているとのこと。家にクッキングシートなら常備している、という方も多いと思うので、これは覚えておきたい代用品でした。
当て布を買うのはちょっと悔しいので、まずは家で代用できるものを探してみるのがおすすめです。どうしてもない場合は、専用のものは高いので100円ショップへ行ってみましょう。
アイロンの当て布って100均で手に入る!?
主婦の味方といえば100円ショップ!そこで手に入ればいう事無しですよね。で、行ってみるとちゃんと売ってるんです。ほんとすごい100均一!
私が見たのはスチームアイロンにも最適な様にメッシュタイプ。この他にも色々な100円均一ショップごとに種類が沢山あるようです。メッシュタイプのおかげで衣類の様子も透けて見えやすいので助かります。
家で頑張って探したけど、100円で専用のものが買えるのであれば買ってもいいかも、と思いました。購入するなら100均で決まりです。アイロンとセットで常に置いておけば当て布をするのが面倒じゃなくなるメリットも。
アイロンの当て布をする意味って何!?
「アイロンをかける」という事は高温の金属を布に当ててしわを伸ばすという作業の事をいいます。しかし生地によっては熱によって素材や繊維が変質してしまうことがあります。そして繊維の種類によっては衣類そのものを傷める危険もあります。
それを防ぐ為に「当て布」をします。アイロンと衣類の間にワンクッションを置くことにより衣類の劣化を防ぐ役割をはたしているのです。また、テカリを防止する役割も「当て布」は果たしています。
あなたも黒いパンツやプリーツスカート等に直接アイロンをあてることでテカってしまった経験が一度はあるのではないでしょうか。私の場合は夫のスーツのズボンがテカってしまいました・・。
「当て布」をすることでそのテカリを防ぐ事が出来るのです。なぜ「当て布」をしなければテカってしまうのか?それはアイロンという高熱の金属を直接生地の上を滑らすことで生地が変質したり、引っ張られて生地が伸びてしまうことが原因とされているからです。
なお、当て布を使うときはアイロンの温度にも少しコツがあって、160℃を超えない中温くらいを目安にすると、生地を傷めにくく、当て布の効果も出やすいようです。高すぎる温度は生地を傷める原因になるので、低めの温度から様子を見るのがおすすめです。
ちなみに「当て布」をした方が良い生地としては次のようなものがあげられます。ウール、シルク、カシミヤ、ポリエステル、レーヨン、黒い生地。これらのアイロンをかけるときには出来るだけ「当て布」をして作業することをお勧めします。
編集後記
一言で「当て布をした方が良い」と言われても、なぜするのか・どんなものに必要なのか・当て布にはどの様な物が適しているか。そのようなことが理解出来ないと、その必要性もわからず面倒になるものです。
しかし、こうして必要になる事がわかるとお気に入りの服が長持ちするようにお手入れするようになり、長くその服を楽しむことが出来るようになります。
少し面倒に思うこともあるかもしれませんが、大切な服を楽しむためにぜひ当て布を!「当て布」一枚するかしないかで最悪その服は一度しか着られないこともあると思えば、少しの手間もかける価値はあるのではないでしょうか。
そもそも売ってるの?から始まった疑問でしたが、専用品も、代用品も、どちらも選べるとわかったので、これからは気軽に当て布を使っていこうと思います。


