「新年の挨拶はメールかSNSで十分だし、わざわざ時間とお金をかけてまで年賀状いらなくない?」って思っちゃいませんか?職場や何年か送っていない友達にも無理やり送ってる感満載・・
年賀状って作るのにお金もかかるし何より面倒に感じちゃいます。でも相手から年賀状をもらっちゃうと送らないといけない感じだから、いらない時は早めに断るが吉です。
手間もかかるしお金もかかる、何よりめんどくさい。でも親戚や上司からの年賀状をただ無視するのも怖いです。そこで年賀状はいらない時の断り方を伝授します!
この際勇気を出して快適な年末年始のために堂々と断ってみましょう。
年賀状がいらない時の断り方!職場や友達への文例
年賀状がいらない時の断り方と言っても、いろんな伝え方があります。丁寧な断り方2つと荒技な断り方3つをお伝えします。
相手との立場や関係性でいい物を選んで年賀状を断ってみましょう。
丁寧な断り方〜来年からは辞める旨を伝える〜
堂々と今年の年賀状を最後として「来年から年賀状は辞めます」と年賀状に書いて伝える方法がおすすめです。
年賀状を辞める旨を年賀状で伝える事に何とも言えない感じがする部分もありますが・・このやり方が最も丁寧に年賀状を断る方法だと思います。
心を込めた断りのお知らせは、逆にあなたの印象を上げるかもしれません。あれこれ考え抜いた無理やりな理由をいうより気持ちいいですよ。
丁寧な断り方〜寒中見舞いを出す〜
年賀状が届いたら、寒中見舞いを出して「今年から年賀状は辞めました」と伝える方法もあります。
「いつも年賀状ありがとうございます」とお礼の言葉もしっかりと添えて報告することで相手の理解を得られるでしょう。
寒中見舞いはお正月から1週間後くらいに出すものなので、忙しい時期を避けて報告することができるのもこの方法のポイントです。
相手も寒中見舞いがきたことで察する部分もあると思います。
荒技な断り方〜返事を送らない〜
届いた年賀状に対して返事を送らなければ、相手は「この人年賀状辞めたんだな」と空気を読んで来年から年賀状を送ってこなくなる可能性大です。
人によっては無視されたと思って印象ダウンに繋がることもあるので、メールやSNSで繋がっているのなら、それなりのフォローを入れておくことをオススメします。
荒技な断り方〜転送届けを出す〜
郵便局に転送届けを出して、届いた年賀状を実家に送ってしまう荒技です。
やや現実逃避な気がしないでもないですが、「年賀状なんて見たくもない!」というあなたにはもってこいの方法ではありませんか?
もし相手に何か言われたら、実家に郵便物が届いてるからわからなかったと言い訳もできちゃう!
荒技な断り方〜相手に返送する〜
拒絶したい年賀状に「受け取り拒否」と書いて印鑑を押しポストに投函すると、年賀状の受け取りを拒否することができます。これはもう奥の手というかなんというか、会社の人には向かないほどの荒技ですね。
受け取り拒否した郵便物は、差出人の元へと返送されるので相手はかなりの衝撃を受けることになります。
「もう金輪際関わりたくない」そう思った相手にしか使わない方が良い断り方ですが、方法の一つではあります。
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年賀状がいらない時の断り方としていくつか紹介しましたが、次は実際に使える文例を紹介していきます。
年賀状の断り方の文例
年賀状がいらない時の丁寧な断り方と荒技をお伝えしてきました。荒技の場合は文を書くこともないかもしれないですが、丁寧にきちんと断る場合にはきちんとした文で書きたいもの。
ただ闇雲に断るだけでは失礼にあたります。年賀状はなぜみんな出しているのか?っていう部分をしって、きちんと文例を考えてみましょう。
年賀状のいいところを知ろう
年賀状を上手に断るためには、年賀状を出す人の気持ちを理解することが大切です。
なぜなら、年賀状を出す人の気持ちが解れば、相手を不快にさせない上手な断り方を知ることができるからです。
では、年賀状を出す理由とは何なのか。ひいては年賀状の良さとは何なのか。ということで、年賀状の良さを3つピックアップしてみました。
- SNSでは味わえないリアルなコミュニケーションが魅力
- 年賀状を作ってポストに入れる、それ自体が楽しい
- 日本独自の文化として体験することに意味がある
年賀状の良さとは、デジタルな世界では味わえないリアルなコミュニケーションでもって人とのご縁を感じられること。
年末年始に日本特有の風情ある文化を堪能できること、のようです。
年賀状を出したい人の気持ちをまずは知って、その上で年賀状はいらないのかどうかを改めて考えてみましょう。それでも年賀状を断る選択をする時は丁寧に断りましょう。
年賀状で「来年からは辞めます」と伝える場合の文例
「新年明けましておめでとうございます。よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。
さて、私事ではありますが、本年限りでどなた様にも年賀状を欠礼させて頂くことになりました。何卒、ご了承くださいますよう、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。」
書き方のポイントは、今後ともお付き合いを続けたい旨を伝えること。
そして何より「どなた様にも年賀状をお断りしていますよ」と述べることができれば、相手からのマイナスイメージをかなり減らすことができます。
寒中見舞いで年賀状をいらない事を伝える場合の文例
「あけましておめでとうございます。年賀状ありがとうございました。
今年から年賀状はどなた様にも欠礼させていただくこととしましたので寒中見舞いで失礼いたします。
今後とも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。」
今年は寒中見舞いという形でお返事をするが、来年からは年賀状を送らないという事を伝えている文例です。
まとめ
いつでもどこでも誰とでも繋がることのできるネット社会なので、わざわざな年賀状を送るのはどうかと思うこともありますよね。
昔よりも年賀状が果たす役割は年々薄くなっています。ただこんな時代だからこそいい部分もあるのも事実。
年賀状いらないし断ることを選択しても、心地よい感じで繋がりを持っておくために、丁寧な断り方を知っておくのはもちろんのこと、メールやSNSを活用してちゃんとしたフォローを入れておくようにしましょう。