共働きの家事分担が夫婦仲まで変える?収入差を乗り越えて考えるコツ

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共働きの家事分担割合 <生活・雑学>
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夫婦で暮らしていると悩みの種になりやすいのが家事の分担ですよね。昔は男は仕事、女は家事と古い風習がありましたが、今はどちらも働くことが多いし、我が家でもそうです。

どちらもが働くようになった今、これまでの感覚では当然負担が大きくなってしまいますよね。負担が大きくなると夫婦仲まで変えてしまう結果にもなりかねません。

そこで今回は共働き夫婦の家事分担の割合でうまくいくコツを紹介します!

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共働きの家事分担の割合、実際のトコロ

まずは実際、共働きの家事分担の割合はどんな感じなのかを見ていきましょう。

2019年の内閣府調査なので少し古いものに、女性が家事・育児に費やす時間は男性の約4倍というデータがあります。

そこから少しずつ男性側の家事育児への参加が増え、色々な調査を探すと、2024年の家事育児の分担割合は「女性7割、男性3割」というデータもありました。

理想としては半分づつなんだと思いますが、だんだんと男性側の参加が増えているものの、まだまだ女性の家事育児の分担は大きいのが現実のようです。

働き方や考え方は家庭によって色々ですが、それぞれの家庭にとって一番良い方向に向かうように話し合いをし、実行してみて、改善していく。コミュニケーションを夫婦で取ることが重要です。

次に自分なりの夫婦で考える家事分担ポイントをまとめてみました。具体策ではないけど、めっちゃ大切なことだと思うし、これさえあれば夫婦仲はそれなりにうまくいくんじゃないか?と思ってみたりしてます。

  • お互いに自分のレベルを求めないこと。
  • 細かいことは気にしないこと。
  • とにかく感謝すること。
  • 感謝の気持ちは口に出すこと。

とにかく気持ちの問題も大きいと思うんですよね。共働きで家事分担を考える時、意識してみてくださいね。

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共働きの家事分担の具体例。理想に近づく考え方

共働き家庭の家事分担割合について、それぞれのパターンで考えてみました!誰にでも当てはまるというものではありませんが、環境を整理するヒントにしてくださいね。

共働き、夫婦のみの場合

夫婦のみの場合の一番の理想としてはやはり半々ではないでしょうか。

しかし、どちらかが長時間勤務をしているとどうしても時間的にできない家事(例えば夜間に掃除機はかけれない、待っていると全てが遅くなるなど)があるため片方に仕事内容が偏ることもあるでしょう。

その場合二人で話し合い、お互いに担当する家事を決めたり、曜日によって変えたりしてバランスを取ると良いですね。

あと、体調不良時や会社の都合でどうしても無理な場合の家事負担についてもあらかじめ話し合っておきましょう。

共働き、妻が妊娠している場合

妊娠中は元気な時もたくさんありますが、体調がすぐれなかったり眠かったり、時期によってはつわりがあったりトラブルが起こったりと毎日調子がわからないというのが現実です。

それに加えて後期にはお腹が大きくなるので掃除が大変になってきます。特にお風呂なんかはお腹に気を使いながらになるため夫が担当してくれることが望ましいなと思います。

この時期は普段ルールがあったとしてもその通りにいかないかもしれません。夫の負担が増えますが、命を抱えている妻の負担も大きいもの。お互い感謝しながら日々の家事をこなしていけるといいと思います。

未就学児がいる場合

目が離せない子どもがいる場合、お世話をするのは大変な労力です。トイレに行くのも一苦労な時期もあります。

2人体制で家事も育児もできるとかなり負担が軽減すると思いますが、完全に育児休暇を長い間二人で取れるかというと、現実的ではないと思います。

この時期はいろんなことが想定通りにいかないもので、とはいえやることはいっぱいで、やらないと何も進まない!ということもいっぱい。

家事負担の方法としておすすめなのが、後処理は任せるという方法。保育園のお迎え行って、ご飯は作るけど片づけはもう片方が負担する、洗濯物は洗うけど、干して畳んでおいて!といった感じです。

帰宅時間などを考慮して事前に話し合い、できること、やらなくてはいけないことを整理整頓して、しんどい時期ではあるけど協力体制を強固にすると家事負担はお互いに楽になります。

少しでも楽になると余裕ができ、家族みんなが笑顔で暮らせます。

手伝ってくれる子どもがいる場合

夫婦だけでなく子どもに少し家事のお手伝いをお願いできれば家事負担は少し和らぎます。将来の良い練習にもなりますよね。

ただし、子どもにもその時期にしかできないことがたくさんあるので、負担を無理に押し付けるのはNG。きちんとやれる範囲を話し合い、時には感謝の気持ちのご褒美も用意してあげてくださいね。

共働きの家事分担比率を収入によって変える?<収入格差>

よく家事の負担割合を収入で考える方がいますが、収入が高いからえらい(?)という考え方は古いし、家事負担の割合に当てはめるのは非現実的です。

家事は収入には当然なりませんが、毎日避けられない労働です。休みなしです。週休二日の8時間勤務とはわけが違います。

仕事をして帰ってきて、さらに365日24時間対価のない仕事をしているのと同じとも考えられます。ただでさえ疲れているのに、片方にただ単に「給料が多いから」と言われたらケンカの元になってしまいますね。

給料差の話ではなく、個人的な話でもなく、1つの家庭の話。一緒に支えていくっていう話です。

夫婦で家事分担のポイントをまとめて、チームとして冷静に家にとって良い方法を考えるべきです

一例ですが、下記のような部分を考えながら家庭にとっていい方法をまとめてみましょう。

  • 収入が多い人が家事を負担することによって給料が減るのは困る?
  • 収入が多いが、時間もないので家事代行など負担を軽減するサービスを使う?
  • 仕事の時間が長い人が担当すると非効率になる家事は短い方がする方がよいのでは?
  • 家事も重労働。感謝の気持ちを忘れず、お互い声かけをすれば、気持ちよくできるのでは?
  • 一度決めた家事分担を見直すペースはどうする?
  • 時短勤務が選択できるか?

時間と負担感をかんがえながら、かつ、家庭にとっての収入源をきちんと確保することも大切なこと。

平日と休日で方法を変える、得意と不得意を考慮する、そして定期的に見直す。そんなふうにバランスが取れると良いですね。

共働きの家事分担が理由で離婚するといったことも聞きます。お互いの希望も伝えつつ、具体的に話し合いましょう。

共働きの家事分担についてのまとめ

共働きなのに、家事分担を話し合うことなく、なんとなく過ごしてしまうと不満がたまっていくばかり。何を基準にして考えたらいいのか難しいと思うこともあると思いますが、夫婦で話し合ってお互い納得のいく方法を探しましょう。

不公平感を持ってしまうと、話し合うまでは解決しません。

納得の家事分担ができるようになったら、家事を任せる側の心得としてはお互いに自分と同じレベルを求めず、相手の部分に口を出さないこともポイント。気にしないほうがお互いストレスになりません。

そして感謝すること。些細なことでも感謝しましょう。家事は対価のない労働。対価に見合うほどのものではないですが、感謝されるのは本当にうれしいことなのです。

夫婦だから言わなくてもわかる、こっちもやってるし、などという考えはやめて、言葉で伝えることを大切にしましょう!

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