「夏休みだ!やったー!!」夏休みの始まりにはこんな声が聞こえてきそうですが、夏休みの終わりには「あーあ、夏休みが終わっちゃう」と同時に「宿題が終わらない!どうしよう!」という小学生、多いのでは?
我が家の子供達、わかっていてもこんな感じになる事多々あり・・。
宿題が終わっていないということは、夏休みをたくさん楽しんだんだなーと思うこともできますが、母としては宿題を終わらないまま学校に行かせるということはありえない!何としても終わらせなければ・・そんな気持ちです。
しかし!ただ言ってもなかなかすんなりと宿題をやらない。ただ時間だけがすぎて母がイライラ・・。そうならないための作戦をいくつかご紹介します。
夏休みの宿題が終わらない小学生に、ぜひこの記事の作戦を使って余裕で新学期を迎えましょう!
夏休みの宿題が終わらない!小学生に効く作戦
もうすぐ夏休みが終わるのに、宿題は終わらない・・口だけ動かしていては何も終わりません!でも、子供はなかなか宿題を終わらせようとしない。
しなくてはいけない度合いが子供とママでは違うんですよね・・・。
ここは母として何か手を打たなくてはいけません。
子供が宿題をするためにどう行動したらいいか・・?効果があるなと感じた作戦を紹介しますので、試してみてください!
ご褒美作戦
私の子供3人とも、このご褒美作戦でうまくいきました(笑)まあまあの確率で効果が期待できるのではないかと思います。
ま、親としては夏休みが終わろうという今まで宿題を計画的にしていなかったのは自分が悪い!と言いたいところなんですが、やはり宿題を提出しないわけにはいきません。
悔しいけどちょっとしたご褒美を設定してあげましょう。
例えば・・
- 今日の分が終わったらアイスを食べよう または 好きなアイスを買いに行こう!
- 宿題が終わったらゲーム30分追加!
- 晩御飯は好きなものを作ってあげる または 好きなものを食べに行こう!
- 今週中に終わらせたら、土日で遊園地に行こう!
などなど・・。
まだ小学生、ご褒美が欲しくてやる気を出して頑張ってくれます!
ママが負担にならないようなご褒美で、なおかつ喜ぶご褒美を考えてみてください♪
おだてる作戦
褒めると伸びるタイプにぴったりなのがおだてる作戦!
「これだけあるけど、○○ちゃんなら始業式までにできるよね」
「かしこーい!!こんな問題もできるようになったんだ」
「○ページづつやらないと間に合わないけど・・○○ちゃんなら、余裕だよねー」
高学年にはちょっと効果ないかもしれませんが、小さいうちはおだてることでテンション上げてくれます。
家から出る作戦
家ではついついだらだらしてしまいがち。それなら外に出ましょう!
勉強がOKな喫茶店や、静かで宿題ができる環境が整っている図書館、涼しい地域であれば外に出てアウトドア宿題なんかもおすすめです。
終わらせて帰りに何か美味しいものを食べるご褒美作戦を組み合わせれば効果アップ!
宿題をやりやすい環境に連れて行ってあげましょう。
親も一緒に作戦
子供は親が一緒に宿題をやってくれたら喜ぶものです!そして頑張ってくれます。
がっつり一緒に宿題をしてあげましょう。・・と言っても、宿題の問題を親が解くと言う事ではありません。
一緒に横にいて、やり方を教えてあげたり、次はどこをしたらいいかアドバイスしたり。常に気にかけてあげてください。
最近の夏休みの宿題は、ママが丸付けをするワークもありませんか?私の子供たちが通う学校の夏休みの宿題は必ず丸付けがあります。
それを隣でやってあげると、スムーズに他の宿題も進んでると言うことがよくありますよ!
追い詰め作戦
これはネガティブな作戦なのであまり使いたくないですが・・もしも何か旅行や楽しい行事を予定している場合、「ここまで宿題をしていなかったら行けないよ!!」と伝えることも効果があります。
宿題もそうですが、これから成長していく上で「約束事を守る」「期日までにすべきことをする」と言うことはとっても大切なこと。
教えていかなくてはダメなことなので、ここはツライですが何か楽しみなことをキャンセルするくらいの姿勢を見せることも大切かもしれません。
宿題が終わらないと感じてしまう程、今まで手をつけてこなかった事を後悔して、次に生かしてくれればいいのですが・・。
宿題を終わらせるためにしたい事
スマホの電源は切る
スマホを持っている小学生、今は多いと聞きます。
我が家の子供はまだ持っていませんが、スマホは中毒性があるのでついつい長い時間見てしまって、時間が過ぎていく・・という悪循環に。
宿題をする時間を決めて、その間は電源を切っておきましょう。
同じように、宿題が終わるまではゲームもお預け!
とりあえずなんでもいいから始める
始めるまでついつい億劫になりがちな宿題。なんでもいいから始めさせましょう。
- めんどくさいものから始める
- 逆に今できるものから手をつける
その子によって効果的な方法は様々ですが、性格を見てどちらかを優先させてとにかく始めさせましょう。
うちの子はめんどくさいものから始めることで効果がありました。
めんどくさいものを終わらせると、「あとはワークだけ」などと感じるようで勢いで宿題を進めることができる夏休みもありました。
泣いても始まらないからやる
宿題をしていないことに子供自身が焦ると、泣き始めてしまうことがあります。
正直、泣いても何も始まりません。
とにかくやらなくてはいけないから、できるところまではやる、と言う事を伝えましょう。
次の長期休みのことも考えよう
今回、夏休みの宿題が終わらない事を次の夏休みにいかせるようにしましょう!!私の経験談ですが、お話ししますね。
私の長女は、中学年の頃まで宿題が夏休みが終わる間際になっても終わってない子でした。
私も宿題をしなさいと声かけはしていましたが、ただの声かけでは響いていなかったようです。
そして最後には泣きながら宿題を長時間する・・去年と同じことにならないようにするつもりだったけど、なかなか上手くいきませんでした。
高学年になり、だんだんと宿題の難易度が上がるし、量も増えてきて長女と話し合いをしました。
いつものようにやっていたのではダメだねって言って、お盆までに宿題が全部終わるように計画を立て、カレンダーに具体的にやるべき宿題を夏休み初日に一緒に書き込みました。
そして、ペースはきついけどその通りに実行。いくつかできなかったものもありましたが、お盆までに全てを終わらせるように計画を立てているので、少し残っても余裕でこなせました。
この経験が本人にとってすごくよく、余裕で終わらせた自分に自信もついたみたいでした。
中学生になった今も同じように計画を立てて夏休みの宿題をこなしています。
中学生の夏休みの宿題は小学生よりもかなり多く、なんとなくやると終わらない量です。
小学生のうちに計画性を立て、期日までに終わらせることは自分自身にとって楽なんだと身をもって経験させることが重要なんだと、本当に私も感じました。
編集後記
自分の経験も含めて夏休みの宿題が終わらない場合の作戦や感じた事をまとめました。
子供によって性格の違いがあるので、どの作戦が一番良いか?はわかりませんが、小学生のうちはある程度親も宿題の進め方と内容を理解して、協力をしてあげると良いのかもしれません。
そして、もし宿題が終わらない経験をしたら、ぜひ次の夏休みにいかせるようにリードしてあげましょう。
仕事をする上でも重要な「期日」。内容を見て、計画的に進められる大人になるために今のうちから練習しておきたいですね!