子どもが小学生になったときやデッサンをする時、やっぱり鉛筆派だなあ〜って再確認した時。身近に売ってる鉛筆ですが、濃さで迷ったりしませんか?
我が家の子供達はいま小学生ですが、まだまだ鉛筆を使っていますが、学年が上がり濃さ選びに迷うこともあります。
改めて考えてみると鉛筆の濃さの順番やアルファベットは何を表しているのか?数字はどこまであるのか。ちゃんと知らなかったりしますよね。
筆記用具の中でも書くものはよく使います。子供たちが一番使いやすいものを選んであげる必要もあります。
そこで、この記事では鉛筆の濃さの順番を一覧にし、さらにアルファベットの意味や濃さに関係しているのか?など鉛筆の濃さの謎についてまとめてみました!
ぜひ読んで鉛筆の世界を堪能してください♪
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鉛筆の濃さ一覧表
まずは鉛筆の濃さを一覧表にまとめますね、下記の表をみてください。
10H | 9H | 8H | 7H | 6H | 5H | 4H | 3H | 2H | H | F | HB | B | 2B | 3B | 4B | 5B | 6B | 7B | 8B | 9B | 10B |
薄い | 濃い |
濃さと順番がわかるように並べてみました。
参考にした鉛筆派三菱ハイユニ。10H〜10Bまで見つけることができました!
国外編として調べていると外国の表記でEB(エクストラブラック)、EEB(エクストラエクストラブラック)など8B、9Bあたりの濃さを表現する場合もあるそうです。
国によって表現の仕方が違いますので必要に応じて調べてみてくださいね。
余談ですが会社の社長は、鉛筆は絶対三菱というこだわりよう。やはりUNIは描きやすいようです。
では次は鉛筆の濃さに関係ある、数字の前にあるアルファベットのこと。上記の表をみてみるとHとかFとかBとかも書いてありますよね。その秘密についてお伝えしますね。
鉛筆のアルファベットは、濃さというより芯の硬さだった!
鉛筆に表記されているアルファベット。はい、もちろん濃さにも関わってくるものです。ただし、濃さというよりは芯の硬さ(硬度)を表します。
硬さのアルファベットの意味はこちら!
- H→hard(硬い) 硬いと紙に芯がつきにくい=薄い
- B→black(黒い) 柔らかいのでたくさん芯が紙につく=濃い
- F→firm(しっかり引き締まった) HとBの真ん中の硬さ
おもわず、へーって思ってしまいました。あまり意識してないことも多いのではないでしょうか。
鉛筆に書かれたあのBやらHやらは、「濃さ」ではなく「硬さ」を表していて、柔らかいものは芯が紙につきやすく濃い書き心地に。例えば4Bなどは手が紙に擦れるとついちゃいます。
そして「F」!あなたは知っていましたか?
もしかして、Fを一番使ってた!という方もいるかもしれませんが、私は馴染みがなかったです。
Fとは何かを探していると、次のような記事を見つけました。
19世紀、鉛筆の濃さの表し方は、国や業者によってさまざまだった。数字で表す業者や、H(HARD)とS(SOFT)で表す業者など、いろんな規格が乱立していた。
そんな中で、ロンドンにあるブルックマンっていう鉛筆製造業者が、『B』と『H』で表示した鉛筆を作った。
画家が求める濃い鉛筆のグループをB、製図者が好む硬い鉛筆のグループをHとして、濃さと硬さのランクを数字で表した。
多くの人に使われ始めると、BとHの間にニーズがあることが分かって、いくつかの製造業者が『HB』を作った。
そして、HBとHの間に『F』が作られた。
EXCITEニュースより
というふうにFの鉛筆は人々の欲しい!が形になった商品だったんですね。
そして数字は、Hの場合数字が増えれば増えるほど薄く、Bの場合、数字が増えればだんだんと濃くなっていくということが初めの表でわかると思います。
Fには数字をつかわないのも特徴ですね。
では、ここからはデッサンと小学生にオススメの鉛筆の濃さを紹介していきます。
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鉛筆の濃さのおすすめ
デッサンの時は
デッサンの時も鉛筆を使いますね!濃さに悩むところですが、デッサンの場合は芯が柔らかめのものを使いましょう。芯が硬いものを使ってしまうと、紙がへこんだりして絵に影響が出てしまいます。
そして、あまりにも濃いものは浮いた感じになってしまいデッサンには向かないという話も。なので、おすすめは2Bです。
ただし、濃さとしては絵の状況に応じて使う事が大切。濃淡をある程度筆圧でコントロールしたとしても、やはり無理があります。
いくつかの種類の硬さや濃さの鉛筆を用意して、どんな黒を出したいのか?を考えながら書くようにしましょう。
鉛筆の濃さ小学校一年生から学年別に使うべき濃さは?
鉛筆といえば小学生じゃないでしょうか?とくに小学校一年生になるときに本格的に鉛筆を揃えるとなると?小学生が使うべき濃さは小学校により違う場合がありますが、
一般的にな学年別の鉛筆の濃さは
- 小学1年生は2B〜B
- 小学2年生は2B〜B
- 小学3年生はB〜HB
- 小学4年生はB〜HB
- 小学5年生はHB
- 小学6年生はHB
という具合が一般的です。ですので、もしお祝いに鉛筆をあげるとかになると
小学校入学のお祝いには、2Bが嬉しいと思います♪
しかも名入れとかしてあげるとさらに喜ばれますよ!
鉛筆じゃなくてシャーペンではダメなの?
ちなみに、小学生の鉛筆を選んでいるとシャーペンじゃダメなのか?という疑問が浮かんできます。小学生にとってシャーペンは憧れの筆記用具かもしれませんが、大体の小学校ではシャーペンは禁止だと思います。
初めは鉛筆で違和感がないにしても、小学3年生くらいになると本人も使いたくなるんですが、ダメな理由がきちんとあります!
それはシャーペンでは筆圧の加減が難しいこと。
小さいうちは筆圧の調節がまだ上手にできないので、きちんとかけるようになるまでは鉛筆を使用したほうが良いのです。
シャープペンシルは
- 芯が折れたら嫌なので力を入れないようにしてしまう。
- 芯が折れたら集中できない
- カチカチ音がする
- 分解する
などの影響もあります。
しっかり学習に集中するためにも、やはり小学校の間は鉛筆を使いましょう!
編集後記
鉛筆の濃さといっても色々ありますね!身近なものだけど濃さの順番も意外と知らなかったりします。
Fとかはあまりみないけど、探してみるのも面白いですね。
久しぶりに鉛筆を使うとやっぱり書きやすく、ちょっと字が綺麗にかけたんじゃないか?と私は感じました!
家に眠ってる鉛筆ありませんか?久しぶりに鉛筆で書いてみると懐かしい気持ちと、改めて鉛筆のよさを感じますよ♪