子どもを育てていると、親として悩むことはたくさんありますが、その一つなのが「勉強」。
私自身、娘が小学校中学年になり、勉強のあり方について考える機会が増えてきました。
- お友達が塾に行き始めた!
- 漢検●級に受かったんだって!
- 英検うけてるって〜!
他の人と比べるものではないのですが、親としては周りの動きが正直気になるところでもあるんですよね。
ただ、塾に行くのももちろん学力がつくとは思うのですが、まず大切なことはしっかりと家での勉強をし、くせ付けて、学校の授業にしっかりついていくことではないかと考えました。
まずは、子ども自身で効果を感じればいいな、ということで効果的な家での勉強法をしっかり考えてみたのでまとめました。
小学生の勉強で大切なことは質と量両方!
我が家の教育方針は、勉強をするだけではなく、いろんな経験をして、遊びもたくさんしてほしいと思っています。
こんな考え方でこれまでやってきましたが、そこまで悪い成績ではなかったし、個人懇談でも特に注意を受けるわけでもない娘でした。
でも小学校中学年になって、少しづつ間違ってるとこ増えたんではないか?と感じるように。
内容もだんだんと難しくなっていることもありますが、今後つまづかない為には、わからない事の傷が浅いうちに修正してあげたほうがいいのではないか?と思うようになりました。
さて、私の子どもたちが家で勉強する為に、これまで、試してきた家庭での勉強の仕方というとこんな感じ。
- 通信教育(ポピー)2年間実施
- 本屋さんでドリルを買う
- 弟と妹が寝てから、親と一緒に問題をする
- 平日はなかなか時間が取れないから土日にするように決める
- 一週間のタイムテーブル(時間割みたいなもの)を決めてみる
書き出してみると結構やってみてる?そんな気がしますが、どれもなかなか続かない。
量だけをこなしていれば良いという訳ではないのです。そして継続が一番大変だと感じます。
これからの人生で継続ができないことは、何をするにしても一番のマイナス要因!きちんと、目標を決めて、かつ効率良く、効果的に継続して勉強できるようにしてほしいと思いました。
そこで、いろんな本を読んでみました。
それでわかった家庭学習で大切なこと。それは
家庭での勉強=効果的に勉強ができる=「量」と「質」のバランス
です。詳しく次に見ていきます。
小学生の勉強の「量」について
「量」は、知識を定着させるために必要な事。
私の子どもも、学校の授業ではわかっている(つもり)。
学校のテストも単元ごとのテストだと点数は悪くない。でも数日たって改めて問題をしてみたら・・・「????なんだっけ?これ」 となってます。
うちの子はかなりこのセリフ言ってます。(笑)これって、知識が定着してないということだと思います。
こうならないためには量をこなして反復練習し、知識を記憶として残す。で、定着させなければいけません。
間違えたところは、なぜ間違えたのかを考え、どうしたらいいかを考える。
教材選びは「量」で練習できるような教材を選ぶと、知識が定着するという訳ですね。
「量」の具体的な教材は
- ドリル
- 問題集
- 通信教育
- 手作りのプリント(家で印刷できる無料プリント)
など。
問題集や家で印刷できるプリントなどは量をこなすのにも手軽な教材です。とても手にしやすいのでおすすめです。
ただ量の学習もとても大切となりますが、それだけじゃダメ。質も重要なんです。質については次に見ていきますね。
小学生の勉強の「質」について
「量」についてみてきましたが、「質」とは?
生活の中での疑問、問題の中でわからなかったこと、言葉の意味、それについての関連などを深く調べる勉強。
そして丁寧に答えてくれるような図鑑や参考書などを使って自分で解決したり、親と一緒に解決したりして楽しんで勉強すること。
問題を繰り返しするだけでは得ることができない知識や、発見、解決したときの嬉しさなどが家での勉強で大切な「 質」の部分です。
日常の体験や、親とコミュニケーションをとりながら知識が深めていくことは、語彙力や想像力が成長します。
新しい疑問を抱いた時に、タイミングよく、教材や体験を通して理解することが すごく大切。
そんな機会を見逃さないようにするのは親の役目なのかもしれません。
小学生の家での勉強はこの2つをバランスよく!
このように家での勉強は「量」と「質」、このどちらもバランス良く取り入れることが重要です。どちらもとっても大切なんですね!
これを踏まえて、普段の生活の中で重視すべきはこの2つです。
- 幼児期は日常の体験や親子の会話。
- 小学生は学校で習ったことを反復練習して「量」の学習も加える。
そして、親に求められる、同時に必要なことは
- そばにいて見守ること
- 努力を認めてあげること
生活をしていると家事が大変でなかなか子どもの勉強に関わることができない時も多いです。
でも、家で勉強頑張ってほしい!やる気を出してほしい!と願うなら、子どもの学習に親も積極的に関わらないといけないなあ反省しました・・。
あくまでも自然に、関わる練習が必要となりそうですね。
小学生の勉強の時間の取り方(量の増やし方)
勉強は「質」も大切。この質は普段の関わり合いの中で意識する。量も大切なのもわかる。では、どのようにして「量」をこなせばいいかも見ていきたいと思います。
子どものやる気はとっても気分的。やる気のある時は、すっごく張り切るんですが、やる気のない時は、私が声掛けしても「うん〜勉強やる〜」と上の空。
マンガ本と仲良しで離れない(-∀-`; )本当にやる気を保たせるのは難しいですよね。子どもの集中力は短いということを親も認め、割り切る事も大切です。
なので「すき間時間をフル活用」して、上手に勉強しましょう。
家で過ごしてるあいだ、意識をすればすき間時間以外とたくさんありますよ!
- 朝食前
- 夕食前
- お風呂の前
- 寝る前
すき間時間を活用して、勉強の量をこなしましょう。
高学年になるにつれて勉強の内容が濃くなってくるので、1日あたりのすき間活用回数を増やしていく。そのすき間時間も意識してだんだん長くとっていく。
隙間時間なら5分だけ勉強したらご飯にするね。など声もかけやすいですね。
やる気を持続させることが、重要課題だと思うので親も積極的に関わりながら一緒に成長していくことが大切だと感じています。
小学生の勉強用教材はどのように選ぶ?
徐々に勉強の時間がとれてきたら、教材も選ばないといけませんよね。勉強をさせようとしすぎると、子どものやる気を損ないます。教材別に特徴を見て、子供それぞれに合った教材を見つけましょう!
教科書
勉強する上で、基本となる教材。宿題に使うのはもちろんのこと、何度も触れるものだから体になじんでいて、身近な存在です。
いつも持っているものだから、自由に先を読んだりして軽く予習にも使えます。新しい勉強に進む時に不安がなくなるし、何よりも学校も教科書に沿って授業が進むので
不安→できないと思い込む→やる気が持てない
という負のスパイラルに陥ることを防げます。
ただし問題数は少ないので、量をこなすには不十分。教科書は、量より質の部分でのほうが役立つかもしれません。
親の手作りプリント
手作りプリントは量の勉強に最適!親が作ったということだけでも特別で、子供はうれしくてやる気をだしてくれます(●>ω<)ノ゙私もなんども印刷し、使いました!
必要だと思う部分、間違えた部分だけでも繰り返し印刷OK。無料でプリントを印刷させてくれる嬉しいサイトもたくさんあります!
子供にとって、手作りプリントは勉強のやる気スイッチが入るすばらしいものだと思います。
学校から持ち帰ったプリントをもう一度切り貼りして作ったりして作ってあげるのも、復習にとても効果的です!
通信教育教材
毎月ポストに新しいものが子どもの名前で届く!冊子で提供される通信教育は子どものやる気を引き出す工夫がいっぱいです。嬉しくて、毎日やる気も出ますね。
ただし溜め込んでしまうと次々新しいものが届くので、きちんとスケジュールをたてて使わないといけないのがしんどく感じてしまうかも。
最近ではダブレットで学習するスタイルも登場しています。子どもの興味も引き出せるし、かさばる事もないのでとても人気!
これらはどの会社の物もしっかりした設計がされているので、続けて上手に使えば量と質、両方の勉強ができると思います!
親にとっては毎月のランニングコストがかかるのはマイナス面ですが塾に行くよりはずっと経済的です!
資料請求(無料)・体験無料ができるのもたくさんあります!
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!
市販の問題集や参考書
手軽に手にいれる事ができる教材と言えば本屋に並ぶ問題集。
たくさんありすぎてどれが一番いいのか?を選ぶのがとても難しいですね。私も子供と一緒に選んだり、私だけで選んでみたりしていますが、選ぶ時のポイントがわかりにくいです。
買ったら最後までやることにこだわってしまいがちですが、自分が苦手なところ、必要なところを繰り返し勉強するという方法でもいいと思います。
参考書については写真や絵が多いものがイメージがもてて理解しやすいですね。ただし、教科書で代用できないかもチェックをしてくださいね。
問題をしてわからない所はすぐ教科書や参考書でしらべることをくせ付けることで、量と質 両面からよい学習姿勢をつくることができます。
編集後記
勉強時間を持つ。そして実践!どの教材がが自分の子供に合うだろう?量と質の両面で効果的に勉強ができてるだろうか?
子どもの勉強の問題は、悩みと課題は多いですが、子どもも親も満足できることが理想ですね。時間はかかると思いますが、家庭での勉強が1日のルーティンの中で定着すれば、これほど強いものはありません。
子供と一緒にどうしたらできるかを話合い、友達との遊びも、勉強も家にいるときもニコニコ過ごしたいですね!