引越しを終えたら、お世話になっている人や、普段お付き合いのある人、年賀状をやりとりしている人に引越ししたこと、転居先を伝えなくてはいけません。
引越ししたことを伝えておかなくては連絡がつかなくて困ったり、下手すればもうお付き合いがなくなってしまう可能性もあります。
引越ししたら忘れてはいけない転居を伝えるはがき。ある程度は印刷で済ませることができますが、せっかく引越しはがきを出すのなら一言添えて自分らしく、心がこもった引越しはがきにしませんか?
引越しはがきに使える文例を紹介します!
引越しはがき、印刷の場合
印刷にはこんな文がよく使われます。
この度、下記住所へ転居いたしました。
お近くにお越しの節はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
今後も変わらぬお付き合いの程よろしくお願いします。
書かれている内容としては、転居先・来訪を願う一言・これからのお付き合いのこと。
引越しをしたことがわかりやすく誰にでも使える文章なんですが、よくありがちで自分らしさがなく、心もこもっているとは言えないように思います。
そこで付け加えたいのが引越しはがきに手書きの一言です。どんな一言を付け加えればいいのでしょうか?
引越しはがき一言文例
お付き合いの程度により書くことや書き方は変わってきますが、基本は事実の通りに書くと良いでしょう。書く内容と一言の文例はこちらです!
相手の安否を気づかう
なかなか会えない、会っていない相手の場合は相手の場合は特に、安否を気づかう文章をいれると丁寧です。
- どうお過ごしですか?
- お変わりありませんか?
- 元気にお過ごしですか?
- なかなか会う事ができませんが、お元気でしょうか?
- 最近どうしてる?
- 会いたいけど、なかなか会えないね!元気にしてる?
引越しの理由を一言で書いてみる
お家を変わることになった経緯や、引越しの理由などを現実のまま書きましょう。
- 小学校の校区のこともあり、このタイミングで引越しすることにしました!
- 実家の近くに引っ越すことになりました。
- 通勤に便利な場所に引越しすることにしました。
- 春から就職し、新生活を送ります!
- 母の年齢もあり、実家の近くに住むことになりました。
- 娘も春から小学生。小学校・中学校に近い土地に引っ越しました。
※離婚や退職など、自分にとって伝えたくない場合は無理に書くのはやめましょう。そんな時は転居先住所をお知らせしておけばいいですよ。
引越し先の新居について
場所や自然、町の名前や気に入った点などを書くのもとてもいいです。ハガキをもらった相手がどんな場所に家を建てたか想像しやすい文章や、遊びに行きたい!と思ってもらえる文章ならとても素敵ですね。
- 自然にゆっくり触れ合える場所です。
- 自然がたくさんあって、子育てするにはぴったりの環境です。
- 空気が綺麗で海が見えます!
- 何もない田舎ですが、空気がおいしくてとても満足しています。
- 通勤は不便になってしまいましたが、自然に癒され毎日楽しく過ごしております。
- 通勤に便利な土地柄となり、時間的な余裕ができ嬉しく思っております。
- 子供達にも自然たっぷりのこの土地は喜ばれています。
さらに来る機会が近々あると思われる相手には、具体的な駅名やかかる時間などを書いておけばさらに親切な引越しはがきになります。
- JR◯線の▲駅から徒歩5分です!
- □沿線◎駅からバスが出ています!駅までいつでもお迎えにいくので遊びに来てくださいね!
次に会う機会について
引越しはがきを出すと同時に、手書きの一言で次に会えることを願う文章をつけると、印刷だけでは伝わらない相手に対する気持ちが出ると思います!
- 最近会えていないけど、近くにきたら是非立ち寄ってくださいね。
- こちらに来ることがあったら、必ず知らせてね!
- 遠いけど、年内に必ず会おう!
- 同窓会以来会ってないね。次はいつ会える?
さらに文例を組み合わせてみると
上記の一言を組み合わせて書くと少し長くなりますが、心がこもった引越しはがきになるのでおすすめです!
(例)
どうお過ごしですか?(相手の安否)
長女が春から小学生になるので、校区のことも考え引越ししました。(引越しの理由)
自然が豊かで、子育てにぴったりの環境だと感じております。(新居について)
家は◯線の▲駅から歩いて10分の所にあります。(具体的な場所)
こちらに来ることがあったら、ぜひ連絡くださいね!(次に会う機会について)
引越しはがきを印刷してもらった場合に書かれている文章と同じような内容になってしまう部分もありますが、手書きで添えるとさらにいいと思います。
手書きのパワーはすごい!
引越しはがきはメールじゃダメ?
基本的に、はがきなどの書面で送ることが一般的で親切だと言えます。特に年賀状をやりとりしている相手には書面で送るようにしましょう。
仲が良い間柄でも、家はわかっていても、きちんとした住所までは覚えていないことがほとんどだと思います。年賀状などこちらから手紙やはがきを出すときに「あれ?引越ししたって言ってたけど住所がわからない!」となる可能性大!
引越しはがきを送ることでしっかりと住所を伝えることができますし、引越ししたことを覚えておいてもらえると思います。
例外としていつもお付き合いがあるけど、年賀状のやりとりをしていなかったり、仲の良すぎる相手の場合はメールでもいいかもしれません。
その場合でも、はがきを送らない旨を添えてメールをすれば安心です。
編集後記
手書きの一言には、印刷にはない温かみがあると感じます。
学生時代を一緒に過ごした相手だったりしたら、字をみるだけでも懐かしい気持ちになります。引越ししたばかりで忙しいなか、少し手間がかかるのは確かですが、全く違った印象になるとおもいます。
ほんの一行でもいいので、引越しはがきに手書きの一言を、上記の文例を使って書いてみてくださいね!