食卓の汚れや流し台の水分を拭き取るのにどうしても必要な台拭きのふきん。
よく、テレビCMで湿らせておいたままにしておくと雑菌、バイキンがものすごく増えるんです!なんて言っていますがそんなオーバーな、どうせ洗剤のCMだからねと思いがちですが、どうやらこれはオーバーな表現ではなさそうなのです。
…と、するとどう対処したらいいものか悩みますよね。でも毎日使うものだし、家事は忙しいし簡単な方法がいい・・そんな時支えうるのは電子レンジなんです!
この電子レンジを使った台拭きの除菌方法と、その他の除菌方法を紹介していきます。
台拭きの除菌方法で一番おすすめな方法は電子レンジ!そのやり方とは?
湿ったままの台拭きの雑菌は半日放って置くと菌が700倍に増えるとか!
目にはみえないけれど相当な雑菌が繁殖しているという恐ろしい状況ですが、その台拭きを知らずに使用してしまうとさらにテーブルや流し台に雑菌を塗り拡げてしまうんです。
普段はきちんと洗っておけば問題ないですが、やはり定期的に殺菌もしておきたいところですよね。
知ってしまうと恐ろしい台拭きの雑菌・・ではバイキンが一番嫌うものってなんでしょう?
雑菌をやっつけるにはそうです、高熱・高温です。
台拭きの雑菌だけではなくおおよそどの菌も高熱・高温によってやっつけることができます。
台拭きのようなふきんを高温で除菌するには昔ながらの煮沸消毒という方法が一番にあげられますが、なにかと忙しい現代の主婦には、鍋を出してさらにお湯をわかして・・なんてやっている暇はありません!
そこで使える現代の最終兵器。高温にするなら「電子レンジ」という便利なものがあるじゃないですか!文明の利器を使った台拭きの殺菌方法について具体的にお伝えします。
簡単に高温状態を作り出せる電子レンジでの台拭き除菌方法は?
①石鹸などを使用してきれいに洗ったふきんを丸めたまま電子レンジにかけます。(1〜2分)
②電子レンジから取り出します。取り出すときは高温になっているのでやけどをしないように十分注意して取り出しましょう。あらかじめ耐熱皿に乗せると安全に取り出しやすいです。
③取り出したふきんを広げて完全に乾かす。
※石鹸は匂いの強い洗濯洗剤や柔軟剤入洗剤ではなく、固形石鹸がおすすめです。
※加熱時間は1〜2枚程度の目安です。
※枚数が増えれば加熱時間も増やします。ただし一度に数枚するときちんと加熱できない部分が出てくるので少なめの枚数で加熱することをおすすめします。
鍋にお湯を沸かすよりも断然楽チンで時短なこの方法、これなら素早くきれいに除菌できますね。
電子レンジを使った殺菌方法以外のやり方はどんなものがあるかも次にお伝えしますね。
台拭きの除菌方法、他にもこんなやり方がある!
電子レンジのほかにはどんな除菌方法があるのでしょうか?
煮沸消毒
最もポピュラーな方法です。
一度普通に洗った後で熱湯に1分以上浸す、できれば鍋に入れしばらくグツグツと熱湯で煮る。
重曹を利用
煮沸のお湯に重曹を入れるという方法もあります。
重曹を入れると除菌によりいっそう効果があります。
塩素系漂白剤
除菌といえば塩素系漂白剤ですね。
パッケージの使用方法をよく読んで希釈した漂白液につけ置く。
除菌のみなら短時間2〜3分、漂白効果を希望であれば30分くらい漬け置きましょう。
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煮沸はくれぐれもやけどに気をつけて、漂白剤使用は使用方法をちゃんと守って除菌しましょう。
漂白効果のあるものは繊維の色を抜く効果がありますので、色物や柄物のふきんには使用しないほうがいいです。
漂白剤を入れた水が飛び散って洋服の色が抜けちゃった!これ、意外にやっちゃいがち。お気に入りの洋服だとかなりショックを受けることになるので、扱うときは洋服にも気をつけましょう。
台拭きの除菌はスプレーも活用すれば気軽に菌をやっつけられる!
煮沸したり漂白剤に浸したり電子レンジにかけたりするよりも、もっと気軽に素早く除菌ができるのが除菌スプレー。
ウィルス性の病気が蔓延している昨今はお店の入口などにも置いてあることが多いですね。
上記で紹介してきた電子レンジやその他の方法でする除菌は定期的にするとして、こうした除菌スプレーを毎日毎回台拭きを使うたびに使用すれば、無理なく食卓やキッチンをいつも清潔に保てます。
キッチン専用のアルコール除菌スプレーは500円もあれば買えます。
スプレー式や、台拭きのために開発されたプッシュ式のものなどいろいろあるので、自分の使いやすいものを選びましょう。
編集後記
食卓をきれいにしようと拭けば拭くほど菌を塗り拡げてしまっていたという衝撃の事実、思わぬ食中毒を防ぐためにも週に1〜2回台拭きの除菌をしましょう。
電子レンジを使えば簡単に手軽に除菌できます。
そして除菌スプレーを使用すればもっと頻繁に、さらに簡単に除菌することも可能です。
こまめに除菌をして見えない敵とおさらば!きれいな食卓で過ごしましょう。