「メリークリスマス!!」ってクリスマスの時期になるとあたりまえのように、しかも無条件でみんな言いますよね。
私のこの言葉のイメージは、サンタのおじいさんがプレゼントを配りながら夜空で叫んでいるとか、外国映画で道行く人々がクリスマス当日の朝に「おはよう」の代わりみたいに言っているとか…。
でもよく考えてみると「メリークリスマスの本当の意味はなんだろう?」って疑問が湧いてきませんか??メリー?しかもこのメリークリスマスっていつ言う言葉なの?
今回は、知っているようで知らなかったクリスマスの言葉「メリークリスマス!」について、意味やいつ言うかの期間、補足情報としてメールやカードはいつ送るべきなのか?を調べてみました。
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メリークリスマスはいつ言うのが正しいのか問題!意味は?
さて、「メリークリスマス!」をいつ言うかの前に意味をまずみていきますね。
みなさんご存じの通り、メリークリスマスは英語であり、‘’Merry Christmas”と書きます。
まずは「Christmas」。これの意味はそのままクリスマスですね。キリスト教の神様、イエス・キリストの降誕祭のことです。
次に「Merry」の意味です。これを深く考えたことありましたか?私はなかったです。
この「メリー」って言う言葉は楽しい、楽しげ、うきうきした、愉しげ、嬉々たるなど、とにかく楽しい気分のことなんです。
この
クリスマス→キリストの誕生を祝う日
をくっつけて完成したものが「メリークリスマス」となり、その意味は「楽しいクリスマスを!」という言葉になるわけです。
キリスト教徒には春のイースター(キリスト復活祭)とともに、クリスマスは重要な記念行事となっているいわゆる宗教行事。
元々は日本の仏教徒が祝うものではなかったりするけど日本でもワクワクする行事となっています。
クリスマスの挨拶言葉「メリークリスマス」の意味はOKですね。
で次に気になるのが、メリークリスマスはいつ言うものなのかという部分です。
当日だけなのか?ある程度の期間言ってもいいものか?これも迷うところですよね。詳しく本場アメリカではどうなのかを解説していきます。
メリークリスマスはいつから言っていいの?
本場アメリカではメリークリスマスと言う言葉を12月に入ったら言い始めるようで、さらに12月中旬くらいから頻繁に言うようになるんだそう。
そして、まだ11月下旬、12月初旬であっても知り合いに会ったり電話したりして、もうクリスマスまでは会わない、話さないということがほぼ明確であれば、別れ際の挨拶として「メリークリスマス」と言う場合もあるようです。
しかし、その時は単なる「メリークリスマス」だけでは当日のようになってしまうので、「メリークリスマス to you」と言い、あなたにとって良いクリスマスを過ごしてね、という風にします。
日本でいうところの「よいお年を…」のように使うと言うことですね。
アメリカではそんな感じですが、日本ではクリスマスをアメリカほど重要な行事としては扱っていないので、メリークリスマスを言うのはほぼクリスマスイブと当日のみであることがほとんどです。
本当はクリスマス当日である12月25日に言うのが正解なのですが、クリスマスイブの方がパーティーなどしがちなので正直盛り上がりますね。
ただしなにかと忙しい日本人は、クリスマスケーキの予約をしてねというCMなどはハロウィンが終わった途端に流れ始めたりして、徐々にそこかしこで当日を想定した「メリークリスマス」が聞こえてくるようになります。
メリークリスマスって使えるのはいつまで?
では今度はいつまで言うのか?に関してです。
挨拶がわりに12月になってからクリスマス当日まで使うようにはなっていますが、いつまで言うのかと言うと、クリスマスを過ぎると使わないのが本場アメリカの習慣です。
たしかに「よいクリスマスを!」という意味の挨拶をクリスマスが過ぎて言うとおかしいですよね。
クリスマス気分は25日まで。日本でいうともうお正月は目の前です。
まとめると日本では、メリークリスマスはいつ言う=クリスマスイブ・クリスマス当日と言うことになります。
では実際の挨拶ではなくメールやクリスマスカードとなるといつ出すべきなのでしょうか?補足情報として調べてまとめました!
メリークリスマスのメール・カードはいつ出すの?
アメリカでは25日のクリスマス当日にメールやカード、電話などが家族や親しい友達から届くようです。
日本でも年賀状は1月1日に届くように送るので、それと同じ感覚でしょう。
しかし海外から日本・日本から海外に送る場合はちょっと注意です。
メールはすぐさま届きますが、カードを郵送する場合はどうしても日数がかかってしまいますよね。私のいとこは海外住まいなのですが、年賀状ではなくクリスマスカードを毎年送ってくれます。
到着する日はいつも12月初旬から中旬です。おそらく12月に入ってすぐに郵送してくれているのでしょう。
海外便は何日かかるか明確ではないので、すぐ着く時となぜか長くかかる時があります。うまく日にちを指定することができない分、早め早めの郵送が必要。
アメリカで挨拶は早めに始まることもあり、クリスマスカードが当日より前に到着するのは問題ないですが、クリスマス当日がすぎてしまうと一気にクリスマスモードに違和感を感じてしまいます。
日本同士のやりとりでは、クリスマスメールっていつ送るのかなぁ?と調べてみると、イブの24日に送りましょうなんて言葉を発見!当日ではないし、イブより前でもない。クリスマスイブに送信を忘れてしまわないようにしないといけないですね(笑)
日本のクリスマスの捉え方と本場アメリカのクリスマスには相当違いがあるようですが
このことから判断すると、クリスマスをきっちり祝う外国やキリスト教の人に送るのであればクリスマス当日の25日に、ほぼ24日が祝い日になっている日本人には24日に送るのがベストと考えられます。
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編集後記
とても有名な言葉なのに、なんとなく使っていた「メリークリスマス」。いつ言うかちゃんと知ってましたか?
外国での時期や使い方と日本での時期や使い方には多少違いがあるようなので正確な正解はないと言うことにはなりますが、世間がどんな感じなのかを知っておくことで大きくズレないようにできますよね。
いつからいつまで言うのか、メール、カードなどはいつまでに到着するといいのか、などを知らないばっかりにせっかくの挨拶が無駄になってしまっては悲しいので覚えていてくださいね。
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