揚げ物をしたら油が泡だらけ!なんのサイン?理由と対処法・泡で見る揚げ具合

スポンサーリンク
揚げ物油の泡 <生活・雑学>
記事内リンク先に広告が含まれている場合があります。

唐揚げ、天ぷら、豚カツなどなど…揚げ物っておいしいし、夕飯のメニューとしては欠かせませんよね。子どもにはとっても喜ばれるメニューです。

何度もやって慣れているつもりだけれど、上手に揚げるのは、意外とむずかしいんですよね。

おいしく揚げるのって奥が深いと思うんですが、調理中揚げ鍋の中が異常に泡だらけになってギョッとすることありませんか?

泡の正体は何なの?このままで大丈夫?そんなふうに思いながらもスルーしてきたんですが、いざ、揚げ物中の「気になる泡問題」を解消しましょう!

スポンサーリンク

揚げ物をしたら油が泡だらけになった経験ない?泡立ちの理由

ある日揚げ物なのに泡あわになって、びっくりして食材をひっくり返してみても、泡立ちは収まりません。とりあえず、そのまま揚げましたが、一体あれはなんだったの?からもう数年w

我が家は昔のガスコンロで温度がダメなのか?と思っていたのですが、最近は揚げ油の温度設定機能のついたコンロでも揚げ物をした人も油が泡だらけになると聞いてびっくり!

疑問を解くため、きちんと調べたらびっくり。揚げ物で油が泡立つ理由はいくつかありました。

油の劣化・酸化

揚げ油を何度も使い回してはいませんか?

たしかに一度で棄ててしまうのはもったいないし、使い回すのも当たり前ですが、食材のカスが蓄積し、油の粘度が増し、泡が消えづらくなります。このように汚れた油は揚げている最中に泡がたつ原因になります。

具材のよるもの

泡立つ最大の原因になる食材は「卵」。衣にも使われているから納得ですね。

水分が多いことや、卵白に多く含まれるタンパク質が油に反応することで泡立ちやすくなり、さらに泡を保ちやすくします。

卵以外でも水分が多い食材は、水蒸気が油と反応して気泡が発生します。

・・あの時、え!?鍋に洗剤残ってた!?というくらいの泡がたつことがあったのは、卵のせいだったのかもしれないと納得です。

たくさん入れすぎ!

面倒だからと一度にたくさん揚げようとすると、油の温度が下がってしまって、泡立ってしまうことがあります。

低温だと食材の水分がゆっくり抜けるために、泡が長時間消えずに残るのです。面倒でも油は適度の量で、適温をキープして揚げましょう。

スポンサーリンク

揚げ物で油が泡立つ時の見極めと対処法

揚げ油が泡立つ原因はこれまでに紹介したとおりかと思います。泡だたせないためには、どうしたら良いのでしょうか?実は、揚げ物油の泡立ちには良いものと悪いものがあるんです!

その見極め方法と対処法をご紹介します。

油の泡立ち良いものと悪いものの見極め方

実際に泡がたった時は良い泡と悪い泡がありますので見極めましょう!

良い泡

良い泡は揚げ物の水分や成分が泡立つ時があります。水分が原因の場合、大きく勢いよく泡が出ることがありますが、だんだん消えていくのでこぼれる感じの泡立ちではないはず。

そのまま揚げる作業を続行してOKです。

そして、泡が減ったら揚げあがりのサイン!

悪い泡

一方悪い泡ですが、泡が消えない・出続ける場合です。

ブクブク出てきて泡が消えることがないので、どんどんたまって油が溢れそうになることもあり危険です。

溢れてしまったら台所が大惨事ですし、危険!そしてそんな油で揚げたものは揚げ上がりがベタつき、美味しい揚げ物になりません。

油が泡立つ時の対処法5選

悪い泡(べたつく泡立ち、消えない泡立ち)が出てしまったら、油を足して温度を上げてから揚げるか、一端作業を中断して油を替える必要があります。

揚げ物途中でこうなるとなかなか大変なので、次から泡立たせないための対処法をご紹介します!

対処法1:劣化した油は使わない

数回使う時はろ過し、できるだけ新しいものを使うようにしましょう。

対処法2:食材の水分を拭き取る

食材を揚げる前にしっかり水分を拭き取るようにしましょう。

対処法3:油の適温をキープ

低温だと泡が長く残ります。適量の油をつかう、食材を入れすぎないようにして適温をキープして揚げ物をしましょう。

対処法4:カスを取り除きながら揚げる

剥がれ落ちた衣や食材のカスは泡の発生源となってしまいます!

こまめに取り除きながら揚げ物をしましょう。

対処法5:油の種類を考える

劣化しにくい油(キャノーラ油・オリーブオイルなど)は泡立ちを少なくすることができます。

 

油の管理をしっかりすることで、揚げ物途中の泡立ちを抑えることができます。泡立ってくるとちょっと怖いので、意識しておきましょう。

理由と対処法がわかったので実践してみてくださいね。

揚げ物の揚げ具合がわかる!見方をマスターすれば揚げ物上手

揚げている間は良い泡もあるわけで、この泡を味方につければ揚げ物上手になります!いくつか具体的に紹介します♪

野菜を素揚げする場合

揚げ時間目安 10分~11分

油に入れた直後は、大きくてシュワシュワとした音が出ます。それが、だんだんと揚がってくると高い音に変わります。

見た目は、小さな泡→大きな泡→ふたたび小さな泡になったら出来上がりです。

えび天

揚げ時間目安 2分~3分

油に入れた直後はジュワーと、大きな音がします。その後ピチピチという高い音に変わります。

見た目は大きく跳ねる泡→小さな泡+えびが油の表面まで浮き上がったら出来上がりです。

 

食材によって泡にも特徴があります!食材に対する揚げている時の泡の状態・・これをマスターすれば揚げ物上手になれますよ。よくする揚げ物の泡具合、チェックしてみてくださいね。

揚げ物油の泡問題まとめ

揚げ物してたらやけに泡立つなー?これって普通?って思ってたんですが、一言で揚げ物の泡と言ってもいろいろありますね。

悪い泡と良い泡の見分け方がわかった今考えると、私の見た泡は悪い泡ですねw

少ない油で揚げ物した時の最後の方に出てくるので、温度低下&劣化に間違いなさそうです。

理由がわかったらなんだかスッキリ。

揚げ物を揚げる時の油の使い回しはほどほどにして、きれいな油で安全に、おいしい料理を作りましょう。

タイトルとURLをコピーしました