生後1ヶ月頃の赤ちゃんに湿疹が!特に顔!ケアのポイントは?

<子育て>
By: Lisa Williams
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赤ちゃんが生まれて、やっとバタバタが落ち着いた生後1ヶ月になる頃・・赤ちゃんの顔はつるんとしていてトラブルとは無縁のように思っていたら、湿疹が出てきた?!顔だけに目立つし、なんだかかわいそうに思いますよね。

 

生まれたばかりの時は綺麗でも数週間たち生後1ヶ月頃に顔に赤い湿疹ができたり、かさぶたができたりすることがあります。小さい頃の湿疹だから、アトピー?それともニキビ?なんて原因も気になりますよね。生後1ヶ月ごろの新生児の顔にできる湿疹について、原因とケア方法などまとめました!

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生後1ヶ月頃の顔の湿疹

実は、生後半月から1ヶ月くらいの新生児にはよく見受けられる症状が顔の湿疹です。生まれたばかりなのに・・このブツブツは何?!新米ママは驚いてしまうかもしれません。私も一人目の育児では自分の育て方が悪い?なんてあせりました。でもほとんどの場合、新生児の顔の湿疹は

 

「脂漏性湿疹」しろうせいしっしん

 

であることが多いです。

※「乳児湿疹」と呼ばれることもありますが、これは赤ちゃんにできる湿疹をまとめて呼んだものです。

 

新生児の頃〜生後4ヶ月くらいまでによく見られる皮膚のトラブルが脂漏性湿疹です。私も生後1ヶ月検診に行った時、周りの新生児の赤ちゃんも顔に湿疹が出ていたので、同じ月齢のママ達と湿疹について話をしてホッとしたのを覚えています。

 

症状としては、赤いブツブツや黄色いかさぶた。うろこのように見えることもあります。体には湿疹は出ず、頭や顔に出ます。頭皮や眉毛の中にできることも多いです。

 

体にも湿疹が現れた場合は、脂漏性湿疹ではない可能性も考えられるので、心配な症状がでたら受診してくださいね。

湿疹がおこる原因は?

新生児の肌(皮膚)は、とても薄いです。薄い肌を保護するため、そして新陳代謝も良く、生まれてすぐはママのホルモンが残る影響もあり、皮脂分泌がとても活発。新生児の顔の湿疹はこの皮脂がケアない詰まることが原因でおこっています。

 

ただ、この皮脂は肌を保護するために出ています。顔にできる赤い湿疹の原因ではありますが、だからといって皮脂を落としすぎることは、肌のバリアをなくすことになります。では、どうケアしていけばいいのでしょうか?

 

次に顔の湿疹ができた時のケア方法をご説明します。

新生児の顔の湿疹ケア方法

皮脂がありすぎると湿疹の原因に。だけど落としすぎると守りの機能が失われてしまうのでダメ。加減が難しいところですが、適度に落として、いい感じに残してあげることを意識することがケアのポイントになります。そのためにはお風呂の入り方にも気を付けましょう。

 

お風呂でのケアのポイントは、

  • ゴシゴシこすって洗わない
  • かさぶたは剥がさない
  • 石鹸は泡立てて、優しく洗う

 

毎日必死ゴシゴシこすって洗うのは適度に落とすとは言えません。石鹸を使って洗うときは泡立てたたっぷりの泡で優しく、くるくるとマッサージをするように洗います。その際もかさぶたは取らないこと。

 

皮脂が取れすぎだと感じる場合は、石鹸の使用を2日1回にしてみるなどの工夫をしてみてください。

 

かさぶたになってしまったら、ついつい触りたくなるとは思いますが絶対にはがしたりしないこと。きちんと優しく洗ってあげていると自然に取れてくるのでそれを待ちましょう。

 

そして毎日の生活のポイントは

 

  • 汗はこまめに拭く
  • 爪は伸びたら切る
  • 寝具は清潔に保つ
  • 服装は蒸れたりしないように気をつける

 

生後1ヶ月頃の新生児の脂漏性湿疹は、家庭での皮脂のケアが基本です。できることを始めていきましょう。ですが、湿疹をかゆがる、ジュクジュクしてきたなどの場合は、そのままにしておかないで小児科を受診し、医師にみてもらいましょう。

湿疹とアトピーとの違いに気をつけて!

新生児の顔や頭に湿疹ができる時期は、皮脂の分泌が盛んな新生児〜生後4ヶ月頃までが多く、ほとんどの場合、赤ちゃんの皮膚が成熟してくる生後6ヶ月〜1歳頃には、自然と湿疹は治まってきます。

 

ですが、ここで気をつけたいのがアトピーとの関係

 

私の長男(2人目)も、生後1ヶ月頃のときから顔に湿疹ができはじめました。2人目だから脂漏性湿疹のことは知っていたので、新生児にはよくあることだと思い意識はしていたものの特別な治療はせずに家庭でのケアのみを行っていました。

 

ところが1歳になる頃でも顔が綺麗にならず、(今思えば少しづつひどくなっていってたのです。)「治りが遅いな?」とは思っていたのですが、それでも落ち着いたら治るものだと思って治療には行ってなかったんです。

 

そんなある日、ご近所に住む看護婦さんが通りすがりに、長男を見て「アトピーじゃない?」と聞いてくれました。「・・赤ちゃんの良くある湿疹じゃないの?」とそれまで思っていましたが、治るのが遅いし可能性はあるので、すぐに医師に相談・検査をしてみたところ、食物アレルギーがあり、アトピーだということがわかったんです。

 

脂漏性湿疹のこと、そしてアトピーについてきちんと知っていれば、もっと早く対応できていたはずなのに、それに気づいたのは1歳をすぎた頃。

 

離乳食はほぼ完了し、食べるのが好きな長男はすでにいろんなものを食べていて、私は何も知らずにアレルギーのある食べ物を毎日長男に与えてしまっていました。スキンケアも特にせず、放置気味・・。

 

早く知っていれば除去食やスキンケアなどの対処もできたと思うのに、知らなかったことでアレルギーがひどくなってしまったかも知れないと思うとショックです。

 

顔や頭の湿疹や黄色いかさぶたはほとんどの場合は脂漏性湿疹ですが、アトピーなど違う原因があるかもしれないということを充分知っておいてください。

 

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知識と共にスキンケアも日常の生活に取り入れ、赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。

編集後記

赤ちゃんの顔や頭の湿疹は、気になるものだと思います。脂漏性湿疹は時期がくれば自然に治る場合が多く、基本は心配いりません。ですが、私の体験談のようなこともありますので、心配な時には小児科へ行って相談してくださいね。

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