夏のレジャーにも冬のレジャーにも、案外使う機会が多いのがゴーグル。視界をよくするためにも、目を清潔に保つためにも、ゴーグルは力強いアイテムですよね。
だけど、ゴーグルにも欠点があります。それは「曇り」!
私もジムなどのプールでゴーグルにはよくお世話になっているわけですが、どうにも曇りが酷い。「サイズがあってないのかしら?」と目のまわりにギューッと出目金ばりのゴーグル型が残るくらい締めあげたりしたことがありますが、ただただ外見的に残念になるだけでまったく解決せず…。
かといって、わざわざ専用の薬品を買うのももったいないかなあ、なんて、ドケチ根性が顔を出します。なんとか家にあるもので対応できないものでしょうか?
早速、身近な代用品を見ていきましょう!
ゴーグルの曇り止めに使える代用品とは?
そもそもどうしてゴーグルが曇るのか?
曇りの主な原因としては、私たちの肌から分泌される皮脂や垢などの汚れによるものが大半です。
あるいは新品のものだと、製造時についたオイルなどがそのままの状態で残っている場合もあります。
それらがレンズの内側に膜を作ってしまうことで、視界は遮られてしまいます。ですから結論から言うと、その皮脂や汚れをきちんと落として、付着しにくくすれば問題は解決されるわけですね。
身近な「汚れを落とすもの」といえば、どんなものがあるでしょうか?
①中性洗剤
これはもう有名な方法ですね。
台所用の中性洗剤をゴーグル内にたらしてのばし、水ですすぎ流したら完了です。この時、ゴーグルのレンズが乾ききる前に装着すると効果が実感しやすくなります。
②歯磨き粉
こちらも比較的ポピュラーですよね。
指に少量の歯磨き粉をとったら、それでゴーグルレンズ内を優しくこすって洗い流す方法です。
③唾液
つばを数滴レンズの内側に吹きかけて指でのばします。
別段なにかを買いそろえたり準備して持ち歩く必要がないので、意外と頻繁に海などへ行く人の中では常識とされているようです。
④葉っぱ、海草
なんでも「モンパの木」という植物の葉っぱや、海辺の海草などを丸めてレンズ内に擦り付けると曇りがなくなるんだとか。
これは長くゴーグルと共に生活をしてきた方々の生活の裏技みたいな感じなのでしょうか…あまり聞きませんが、興味深い方法ですよね。
ゴーグルの曇り止め専用商品との違いとは?代用品はこんなデメリットあり
代用できるものという観点から見れば、意外と種類が豊富で身近なものが多かったですね。しかし、それらで代用することで何かデメリットはないのでしょうか?
まず前提として、これらはあくまで一時的な対処品として用い、頻繁にレジャーに出かけるということであれば、やはり曇り止めの専用商品の購入をおすすめします。
何故ならここまでで紹介してきた代用品の中には、以下のようなデメリットもあるからです。
①衛生面の心配
⇒唾液や葉っぱなどは、応急処置としては使えますが、ゴーグルは直接肌に触れるだけでなく、目の周辺を覆うことになるわけですから、衛生面では特に気を付けたい部分です。
唾液に含まれている菌や、葉っぱに含まれる成分などが原因で目が痛くなったり、肌が荒れてしまっては、せっかくのレジャーの思い出も台無しです。
②ゴーグルに傷が出来る可能性
⇒特に歯磨き粉に関して言えることですが、最近はツブツブの顆粒入りを見かけることも多いですよね。
種類やゴーグルへの付け方によっては、レンズ自体に傷が入ったり、すすぎ残しがあるとこれも肌を痛めてしまう原因になってしまうかもしれません。
③目への負担
⇒どの代用品をとっても言えることですが、やはりこれが一番の心配で大事です。
洗剤や葉っぱの成分のすすぎ残しが目に入ってしまうと、痛いだけではなく最悪視力自体に関わる可能性もありますから、むやみに代用品だけでずっとしのいでいく、というのもちょっと考えものかもしれませんね。
ゴーグルの曇り止め専用商品を買うならこのスプレーがおすすめ!
代用品はいいけど、そこそこデメリットもある・・そうなると詰まることろ、曇り止め専用の商品を使おう!という話になります。
どうせ買うならば、やはり効果が高くて自分に合ったものを使いたいですよね。
それではいくつかご紹介していきましょう!
★メガネのくもり止め濃密ジェル 10g
⇒普通のメガネにとどまらず、ゴーグル、花粉メガネにも使える優れもの。
蒸気の多いところにも強いようで、どうしても温度差で曇りが生じやすい冬場のレジャーでも心強いですね!
★ノーフォグ ウルトラEX
⇒こちらもジェルタイプで、のびが良く除菌もできるとのこと。衛生面はバッチリなようですね。
また、お値段もリーズナブルなので、「まずは専用商品を試してみよう」というお試し購入にも向いているかもしれません。
★アンチフォグ 強力くもり止め
⇒こちらも比較的安価で購入可能な専用商品です。
塗る量や塗り方に多少コツがいるそうですが、きちんと水を弾いて視界を守ってくれます。
まとめ
休日、せっかくレジャーに行くのなら、ゴーグルも安全安心の状態で思い切り遊びたいですよね。
とりあえずの方法と注意点、専用の曇り止めを紹介してきました。
その時々の場面や所持品、出発までの準備時間などに合わせて、自身に合った方法で「視界」と「思い出」をクリアなものにしましょう!