海外旅行に行こう!と思ったとき、まず必要になるのがパスポート。そしてパスポートに必要なのが写真です。
「パスポート写真ってスマホで撮っていいの?」「コンビニで印刷して大丈夫?」—これ、意外とみんな迷うんですよね。
私はここ1〜2年でパスポート写真を家族分まとめて用意した経験があるのですが、これが思いのほか大変だったし、窓口でまさかの展開もありました(笑)オンライン申請が始まってからも、1件申請を経験。
この記事では、パスポート写真の基本規定から、スマホ+コンビニ印刷でOKな理由、前髪の決まり、そして私の体験談まで、まるっとお伝えします!
体験談は参考にしてもらえると思いますので、ぜひパスポート申請前に読んでおいてください!
パスポート写真の基本規定(2025年版)
パスポート写真は外務省が定める規格があります。令和7年(2025年)3月に更新された最新版をもとに整理しました。
(最新情報はパスポートを取る時に必ずチェックするようにしてくださいね!)
サイズと基本条件
- 縦45mm × 横35mm(縁なし)
- 申請日から6か月以内に撮影したもの
- 申請者本人のみを正面向きで撮影
- 無帽・無背景(影もNG)
- 輪郭がはっきり見えること
- カラー・白黒どちらでも可
- 焦点が合っていて、明るさ・コントラストが適切なもの
顔の写り方のポイント
- 顔の縦の長さは写真縦の70〜80%(34±2mm)
- 背景と顔の境目がはっきりしていること
- 口を閉じ、平常の顔貌であること(歯が必要以上に見えているのはNG)
- 眼鏡は外して撮影を推奨(レンズに反射・影があるものは不適当)
↓外務省HPより(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html)

出典:外務省
パスポート写真の規格は、国際民間航空機関(ICAO)の国際規格に基づいて定められています。海外の入国審査では顔認証技術で本人確認が行われることが増えているため、規格どおりの写真であることが非常に重要です。これは後の体験談でも実感することになりました(笑)
髪型・前髪の規定:ここだけ注意すれば大丈夫
パスポート写真で意外と引っかかりやすいのが髪型、特に前髪です。
- 前髪で目・顔の輪郭が隠れていてはいけない(眉毛は隠れてもOK)
- ヘアバンドなど頭髪を覆うものはNG(細いヘアピンはOK)
- ウィッグは「普段と著しく違わなければ」OK
- アフロや天然パーマなど髪のボリュームが多い場合は顔の輪郭を優先して撮影すればOK
まとめると「きちんと顔が見えていて、余計なものをつけないこと」。盛りすぎ注意です(笑)
スマホ+アプリ+コンビニ印刷でOK!注意点は1つだけ
「スマホで撮ったものでも大丈夫なの?」という疑問、結論から言うと大丈夫です。外務省の規定は「どこで撮ったか」ではなく「規格を満たしているかどうか」が基準。
自撮りでもアプリでも、条件を満たしていれば使えます。(実際に使えました。)
ただし注意点が1つ。サイズ指定が細かいんです。
- 写真全体:縦45mm × 横35mm
- 顔の縦の長さ:34±2mm(写真縦の70〜80%)
- 頭頂から写真上端まで:2mm以上
- あごから写真下端まで:7±2mm
アプリで「パスポート用」を選んで撮るだけでは足りないことがあって、顔の位置・余白まで細かく確認が必要です。私も実際にやってみて「これ意外と難しい!」となりました。その話は後ほど(笑)
コンビニのマルチコピー機でも「証明写真」メニューがあり、セブン・ファミマ・ローソンどこでも印刷できます。写真専用紙を使った印刷で品質も十分です。
家族のパスポートをスマホ+コンビニで作ってみた
1〜2年前に、子どもと夫のパスポート申請のために写真を用意しました。「写真屋さんに行く時間がない」「家族分まとめてできたら便利」と思って、スマホで撮ってコンビニで印刷する方法にチャレンジ。
スマホで撮影→アプリでパスポートサイズに調整→コンビニで印刷、という流れ自体はスムーズでした。
でも顔の位置と余白のサイズ合わせが思った以上に大変。さっきの外務省HPから引用した写真サイズを見てもらったらわかるのですが、「顔の縦の長さが写真の70〜80%」「頭頂から上端まで2mm以上」など、細かい数字が多いのです。
実際に定規で測りながら慎重に確認して、やっと「これならOKかな」という写真が完成しました。ここが一番時間がかかりました(笑)
申請は当時まだオンライン申請がなかったので窓口へ。私の分のパスポートはまだ期限内だったので申請してませんでしたが、家族の代理として行きました。
窓口で怪しまれた!目が赤い写真のリスク
写真を持って窓口に行くと、担当の方が書類を確認していきます。子どもの写真は問題なし。
ところが夫の写真のところで担当者の手が止まりました。「目が充血しているのですか?赤いですね」「それとも加工??」と言われたのです。
私は代理で行っていたので当日の状況がわかりません。「えっ、あ…」と思っていたら「花粉症ですか?」と聞かれました。写真を撮ったのは4月で、夫はかなりの花粉症持ち。「はい、そうです」とお伝えしました。
それでも担当者は一人では判断できなかったようで、責任者らしき方が出てきました。そこで言われたのがこれ。
「最近はパスポートと本人を顔認証で照合する国が増えています。目が充血したりして色が違う状態だと引っかかりやすいことがあるかもしれない。花粉症と確認できたので今回は通しますが、そういうリスクがあることは知っておいてください」
こんなちょっとのこと見るの!?と内心びっくりしました。
スマホでとって、アプリにうつして、サイズを合わせて・・ってしてるから、加工とまではいかないが画像はそのまま表現できていないかもしれない。
でも、「映りがちょっと悪いかな」くらいにしか思っていなかったのに、窓口でここまでチェックされるとは思っておらず…。
パスポート写真は「可愛く」「かっこよく」撮りたい気持ちはよくわかります。でもまず大前提は「審査に通ること」「顔認証で本人確認されること」。
花粉症の時期の充血、疲れ目での撮影は避けた方がいいのでは?ちょっとした変化が指摘される可能性があるんだ!ということを思い知りました。やっぱりパスポートは身分証明にもなるものなので、それなりに厳しいです。
しかし、一年後・・
1年後、自分のパスポートをオンライン申請してみた
夫のパスポートの件があってから1年後、今度は自分のパスポートを更新しました。手続きを調べてみたら、オンライン申請が始まっていたんです。
2025年3月から全都道府県でパスポートのオンライン申請ができるようになり、マイナンバーカードとスマホがあれば手続きができるようになっていました。窓口への訪問は受け取りの1回だけでOK。
「去年あんなに大変だったのに…」と思いつつ試してみたら、びっくりするくらいあっさり通過しました。写真のアップロードもスムーズで、去年の窓口体験が嘘みたいでした(笑)
ただ、去年の夫の体験があったので「充血してないかな」「顔の角度は大丈夫かな」とかなり慎重に撮影しました。
あの経験があったからこそ、意識が違ったのですんなり通ったのかもしれませんが、逆に、この簡単さにも驚きを隠せません。
あと、パスポート取りに行くだけでいいって本当に楽になりました。
もしも、これからパスポートを取るのであれば、絶対にオンライン申請をお勧めします!
パスポート写真はスマホ+コンビニで十分!でも「映え」より「通過」が最優先
- パスポート写真はスマホ+アプリ+コンビニ印刷でOK。外務省規格を満たしていれば問題なし
- 難しいのは顔の位置と余白の細かいサイズ合わせ。定規で測るくらいの慎重さが必要
- 前髪は目・輪郭を隠さなければOK(眉毛は隠れても大丈夫)
- 充血・疲れ目での撮影は顔認証リスクがあるので避けるべき
- 2025年3月からオンライン申請が全国で可能。受取り時1回だけ窓口へ行けばOK
- 家族の分をまとめて代理申請もできる(委任状が必要)
- 受け取りは本人のみ
パスポート写真は「映え」より「通過」。これを肝に銘じておきましょう。
10年使う可能性がある身分証なので、可愛く・かっこよく撮りたい気持ちはわかりますが、まず規格を満たした写真を用意することが最優先です。
経験者として言えるのは、体調の良いとき・花粉シーズン以外に撮るのが意外と大事だということです(笑)

