あまりなじみの無かったお盆玉。初めて聞いて調べていると言う場合もあるかもしれませんね。
お盆玉はもともとは山形県でお盆小遣いとして渡していたのが最近になって広まってきた習慣です。
もしかして渡さないといけないの?と思ってもあまりなじみが無い分マナーも相場も分かりませんよね?
相手にとって迷惑なことも?
そこで今回はお盆玉の相場や渡し方、相手にとってどうなのか?など紹介します!
お盆玉の相場とは?年齢別に解説。袋の入れ方・書き方・マナーなど渡し方全般
ここからは具体的にお盆玉のことについてまとめます。
相場、誰にあげるべきか?、袋の入れ方、書き方、マナー・・気になることがいっぱい。順番に見ていきますね。
お盆玉の相場
お年玉とはまた違ったお盆玉。聞き慣れないだけにまずは相場が気になりますよね?
年齢別にまとめました!
- 6歳~12歳:1000円~3000円程
- 12歳~15歳:3000円~5000円程
- 15歳~18歳:5000円~1万程
- 18以上:1万円程
!!(驚)
お年玉と同じレベルですね!
私の意見ですが、親としてはなんだかお金がかかるなあと言う印象です。子供からしたら、お年玉以外にもう一度もらえてラッキーでしょうか?!
誰にあげる?
お盆玉をあげる人は決まっているのでしょうか?
18歳以上にもあげても全然問題ない上にお盆玉は誰に渡しても構わないというのがお年玉とは違うところ。親から子へでも良いですし逆に子から親でも構わないのです!
と言うことはお年玉よりも自由で、さらに気ままに渡して気ままに渡さなくなってもいい。普段の感謝の気持ちを表してもいいのかもしれませんね。
ただ、ある意味気楽ですが、人によって感覚も思いも違いがあるのでこれは注意です。これは後でまたまとめますね。
ではお年玉のように袋は売られているのでしょうか?
袋への入れ方
じつはお盆玉の袋はちゃんと売っているんです!マルアイという会社がお盆玉として商標登録しており、それがきっかけで広まりました。
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2019年からは日本郵便からも発売されていますよ!なかなか可愛くって夏らしい袋になっています。
袋へのお金の入れ方はお年玉と同じで大丈夫です!
袋の書き方
袋の表紙に「御盆玉」「お盆玉」「おぼんだま」と書きます。専用の袋であればすでに書いてあることも多いです。
書いてないものを使う場合は、やはり夏らしいデザイン・青色系の涼しげなデザインがおすすめです。
小さい子にあげるなら「おこづかい」でも大丈夫ですよ♪
お盆玉の渡し方
子どもにお盆玉をあげる時は相手の親がいる前で渡しましょう。
子どもにこっそり渡すと万が一無くしたなどでトラブルにもなりかねません。また来れなかった子どもの分をその親に渡して置くと喜ばれますよ♪
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お盆玉とちょっと聞き慣れない感じでもマナーについてはお年玉と同じような感じです。
まずは渡すかどうか?をしっかり考えるべきなんだと思います。
お盆玉はいつまで・何歳まであげる?
お盆玉は歴史が浅い分明確なルールが有りません。
渡すのはお盆の間だけという考えが一般的ですが、中にはお盆には行けなくて遅れてから帰省する親戚に渡す方も。
そして先述したように何歳まであげるという決まりもありません。帰省した人にあげてもいいですし、逆に帰省するから実家にお返ししたいという理由で渡す方もいます。
お年玉と違ってルールが無く自由なんです!
逆にルールがない分、しっかり考えないとダメだと思います。
下手をすると「去年はくれたのに・・。」「くれないから会わない」「欲しいから会う」なんてことになってしまっても嫌ですよね。
さらに相手にとって迷惑になってしまうことも・・その辺りについて次にまとめますね。
お盆玉は迷惑?大人にとってどう?一方通行になりがち?
さてお盆玉ですが迷惑になるのではという心配があります。
そもそもお盆玉を知らない方もまだまだいるのが現状。喜ばれるからという理由で安易に渡すとお盆玉を知らない親戚が媚を売っていると思ってしまうこともあります。
そうならないためにも相手に事前に確認を取りましょう。
そしてお盆玉が自分の知らない間に浸透しており、帰省したらみんなお盆玉を渡していて慌てて用意して渡すことになった人も。
さらにお盆玉が広まったせいでお年玉以外にもお金を出さないといけなくなったと不満を持つ方もいます。
子どもからすればお盆玉は貰えるなら嬉しいですが、大人になるといきなり現れた習慣で振り回されたくないもの。
実際にお金がかかるのもなんだかなあ・・ってところです。貰ったら返さないといけないですしね。
何にしても事前の確認が必要になってきます。
渡したい側も渡したくない側もそれぞれお互いににらみ合うのではなく、互いの立場や意見を尊重して押し付けないようにしたいですね。
せっかくのお盆でご先祖様にいがみ合っているようでは顔合わせも出来ませんから。
考え方がそれぞれな部分なので難しいところがありますので、勢いだけであげないようにしましょうね。
まとめ
お盆玉はつい最近広まったもので細かなマナーは無く自由度が高いものです。
さらにまだお盆玉が完全に知れ渡っているわけでもなく、知らない人も多いのが現状。知らなかったとしてもそれを責め立てるのではなくやさしく教えてあげて下さい。
お盆玉も強制ではないのであげれなかったとしても悩む事はありません。お互いに状況は違うのですから。
お盆に帰る前に確認しないといけない事が増えそうですが、帰省した先でトラブルにならないためにも確認作業は必須になると言っても過言ではありません。
お盆玉をあげたり貰ったりするのがお盆ではないのでお盆玉で目的を忘れないようにしたいですね。