生理予定日10日〜1週間前からなんだか吐き気がする気がする・・これもしかして妊娠?それとももう直ぐ生理だからホルモンの関係でちょっと調子が悪い?
妊娠する可能性がゼロではない場合、生理前に吐き気があるとどうしても
妊娠→つわり→吐き気
と結びつけようとしてしまいます。
妊娠を望んでいるか、それとも望んでいないかなど気持ちは人それぞれだと思いますが、原因が様々な生理予定日前の吐き気についてをまとめますね。
生理予定日10日前〜1週間前あたりからある吐き気は妊娠?
よくドラマなんかで急に吐き気が「うっ・・」ときて、実は妊娠だったというシーンがあります。妊娠は吐き気によってわかるという感じになってますよね。
なので生理予定日あたりに吐き気がくると、これは妊娠じゃないか?と考えてしまうのです。
でも実は生理が来なくて妊娠発覚するケースも多いです。ただ人によって早めにつわりが始まり、中にはかなり早くから体の変化がある女性がいることも事実。
かなり早い人では生理予定日前1週間前から吐き気が出る人もいます。
しかし生理予定日の吐き気は「妊娠した為に起こるもの」と「そうでない場合」の両方が考えられます。私の経験もいれながら具体的にみていきますね。
妊娠の可能性がある場合
まず妊娠の可能性がある場合から見ていきましょう。
《妊娠超初期症状》
妊娠超初期症状という言葉を聞いたことがありますか?
妊娠の期間は、最後の生理が始まった日からカウントが始まります。妊娠超初期とは、最後の生理が始まった日から、次の生理の予定日のことをさします。
そもそも最後の生理がある間は妊娠は成立していません。この妊娠超初期の妊娠は排卵日以降ということになるわけですが人によってはこの辺りからつわりのような症状が出る場合があるのです。
もう少し詳しく日程を見てみると
- 最後の生理開始日・・妊娠0周目
- 排卵日・・妊娠2週目頃(受精)
- 着床・・妊娠3週から4週目ごろ
- 次の生理予定日・・妊娠4週目〜5週目あたり
この着床のあたり、つまり生理予定日1週間前頃に症状がではじめるということです。
多くの場合、吐き気や食べ物の好みの変化など明らかにつわりの症状が出てくるのは、早くても妊娠5週目以降の場合がほとんど。
とはいえ、実際に妊娠超初期に吐き気や胸焼けなどの症状を感じる人がいるので、生理予定日1週間前あたりから生理予定日までに吐き気がある場合に妊娠の可能性はあるということがいえます。
妊娠超初期の症状として、吐き気・胸焼けだけでなく、熱っぽくなる・風邪っぽくなる・眠くなる・腹痛や太ももあたりが痛む、などといった症状があったという人もいるので、どれか当てはまる場合には妊娠の可能性は少なからずあるともいえます。
生理予定日がバラバラ(不順)な場合
それから私が妊娠した時の状況がこれ。もともと生理不順だと感じていました。生理が来ないなと思ってはいたけど、ふだんからきっちり来ないのであまり気にもしていなかったんです。
ところがもうすぐ生理予定日か?と思っていると、いつもはない吐き気がしてきたんです。これ・・妊娠していました!
生理予定日は過ぎ去っていて、つわりの時期に入っていたというわけなんです。
私のように普段から生理のペースがはっきりしない場合、ただ単に生理予定日を勘違いしているだけなのに、生理予定日前に吐き気があった!と思い込んでいるパターンもあります。
ただのしょーもない?勘違いですけど、実際に私がこのパターンだったのであり得ます(笑)ちなみに病院で受信した時は妊娠8週目に入っていました。
妊娠していない場合
ここまでは生理予定日前に吐き気があった場合の妊娠している可能性をみてきましたが、妊娠とは無関係に、吐き気が出る場合もあります。
ストレスなど精神的原因
女性の体はとても繊細。
生活に何かストレスを感じていると生理が遅れたり、吐き気やおりものの変化、不正出血など様々な症状がでます。
妊娠に関するストレス・・例えば「赤ちゃんが欲しい」、「欲しくない」、「できたらどうしよう」などを強く感じている場合は想像妊娠(偽妊娠)に至る可能性もあります。
想像妊娠の場合は、つわりのような症状が出ることもあるので、吐き気や食の好みの変化が見られることがあります。
普段の生活のストレスも生理予定日に大きく関係しています。
これも私の経験談なのですが、とてもストレスだったパートをやめ数ヶ月たった頃、生理周期がほぼ一定になりました。
ずーっと生理不順だと思っていたけど、今のところ数ヶ月ほぼ一定。これは会社のストレスがなくなったから?と感じています。
妊娠をしていない状態で感じていることなので吐き気は伴いませんでしたが、体とストレスとの関係って大きいんだと感じた出来事でした。
なので、何かしらストレスがある場合には吐き気や胸焼けを起こすことは十分に考えられると思います。
月経前症候群(PMS)
PMS(プレ メンストラル シンドローム)と呼ばれる、月経前症候群。
生理予定日の1〜2週間ほど前から体に様々な変化が起こります。
主な原因は排卵後に起こるホルモン量の急な変化によるものと言われていますが、それ以外にも多くの原因が絡み合って起こると考えられています。
PMSの症状としては精神的なものと身体的なものに分けられますが、吐き気も症状の一つです。生理予定日頃の吐き気は、この月経前症候群である可能性も考えられます。
吐き気以外でいうと
精神的症状
- 不安
- イライラ
- 集中できない
- 寝れない
- 食べたくない
- 食べ過ぎてしまう
- だるい
- やる気がでない
- 起きれない
身体的症状
- 腹痛(特に下腹部)
- 頭痛
- 体がむくむ
- 腰痛
- おっぱいが張る
- お腹が張る
- ニキビが出る
- 風邪のような症状
- 下痢
- おりものの変化
こんな感じの様々な変化を感じる人がいます。
PMSが起こることが多い年齢層は20代・30代なのでちょうど妊娠世代ともいえます。
妊娠初期症状とよく似ているものが多くて見分けにくいですが、PMSの場合は生理予定日をすぎたとしても、生理はきます。
そして、生理がくると症状は治まることがほとんどです。
生理予定日前の吐き気は妊娠かどうか見分けられる?
ホルモンの分泌という繊細で高性能なシステムが体の中で働いていることは、女性の体にとってとても重要なことですが、その繊細さゆえに生活のちょっとしたことが影響を及ぼします。
そして妊娠も整理も体は同じホルモンの影響を受けているので症状が似ています。
程度も症状も個人差があるものですし、症状の表現も難しい。妊娠したことのある女性なら自分が妊娠したとき、ピンと来る症状もあるのかもしれませんが、微妙な症状の違いを自分で感じ取るのは難しいことと思います。
そこで体の変化を知る、自分自身でできる手段として、
- 基礎体温を測る
- 妊娠周期を記録する
- 時期によるおりものの変化はどうかを知る
などの記録を普段からするようにしておけば、生理予定日1週間前あたりに吐き気の症状がでても妊娠かどうかを判断する材料になります。
さらに言えば妊娠だけではなく女性特有の病気を知るきっかけにもなるので、自分の体を知るための記録を日常に取り入れていきましょう。
生理予定日あたりの吐き気が心配なら妊娠検査薬で確かめましょう。
本当のことを知ることが怖い場合もあるかもしれませんが、妊娠しているのかどうかを早く知ることはとても大切なことです。
妊娠初期には赤ちゃんの器官や臓器を作る大切な時期。もしもお薬を飲んでしまっていたりするとずっと心配のタネになってしまいます。
間違った生活をしないためにも妊娠の可能性がある場合は、妊娠検査薬を使って早めに検査してくださいね。検査も尿をかけるだけととっても簡単なので。
妊娠検査薬は薬局でも売ってるし、ネットでも購入することができます。
早めの時期に知りたいのであれば生理予定日前から使える妊娠検査薬も発売されているので、モヤモヤを早く解決しましょう。
編集後記
生理予定日10日から1週間前あたりに吐き気を妊娠によって感じる人もいること、でも逆に妊娠じゃなくても吐き気を感じる人がいることもわかりました。
色々考えてしまうのですが、どちらにせよ早くわかる方がいいです。
妊娠検査薬は簡単につかえるので、今後のことを考えて早めに検査してみましょう。
そして今回の心配をきっかけに、毎日の基礎体温や生理周期の観察なども毎日の生活に取り入れるようにしてくださいね。