生後一ヶ月といえば、出産を終え、退院して初めての自宅育児で必死にがんばった日々が過ぎ、ようやく少し落ち着いてきた頃ではないでしょうか。
私が長女を出産した時は、母乳育児をしたくて「本当に出ているのかな?」とわからないおっぱいを必死にあげていました。そんな時に一番気になったのが、赤ちゃんの体重増加でした。
入院中は授乳の度に「飲む前」と「飲んだ後」の体重差を測定し、「今日は足りてなさそうだね」とアドバイスを受けていました。ほとんどの場合、足りていなかったので、おっぱいの出が悪いんだなあ・・と退院後はとても心配な日々を過ごしました。
この記事では、生後1ヶ月の赤ちゃんの体重について、平均値や目安、そして私の3人の子どもたちのデータを元に詳しくご紹介します。私の実体験を知ることで、新米ママの不安を少しでも和らげられたらと思っています。
※この記事は私の実体験と感想を述べたもので、専門家ではありません。不安がある場合はすぐに医師に相談するようにしてくださいね!
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重|男女別の平均と目安
我が家には女の子と男の子の両方がいます。赤ちゃんの体重は男女で差があります。発育曲線を基にした1ヶ月の赤ちゃんの体重の目安は以下の通りです。
発育曲線とは、子どもの発育状況をグラフ化したもので、横軸に月齢・年齢、縦軸に体重や身長などのデータを配置したものです。パーセンタイル値を使って描かれた曲線で、赤ちゃんの成長を記録することで、成長障害などの早期発見につながります。
母子手帳に記載されているこの表を見て、自分の子どもの体重や身長が全体的にどの位置にあるのか、平均より重いのか軽いのかを確認することができます。
生後1ヶ月が経つと、ようやく一区切りついた!という気持ちになりますよね。自宅の体重計は赤ちゃんの体重を正確に測れないし、1ヶ月検診できちんとした体重がわかる。
1ヶ月検診は、不安を解消するチャンスです。検診前に、体重のことはもちろん、他にも気になる疑問を書き出しておくと良いと思います。
我が家の子どもたち3人の体重データ|実例
実際に我が家の3人の子どもたちは、1ヶ月検診時にどのような体重だったのでしょうか。改めてデータを見てみました。
驚くことに、3人とも非常に近い体重でした!今回比較してみて初めて気づきました。
赤ちゃんの体重増加の目安は1日あたり約30gと言われています。出生時からの1日あたりの体重増加量を計算してみると:
- 長女:1日あたり約24.26g
- 長男:1日あたり約37.66g
- 次女:1日あたり約24.46g
1ヶ月間の体重増加を比較してみると、女の子2人はほぼ同じ増加率だったのに対し、男の子はやや増え方が違いました。
長男は2500g台と少し小さめで生まれたため、「たくさん飲んで大きくならなきゃ!」と自分なりに頑張ったのかもしれません。一方、長女と次女は2900g台で生まれ、ふたりの出生時体重の差はわずか12gでした。増え方も非常に似ていたのは興味深いです・・。
長女の時はおっぱいが出てるか出てないかわからず、次女の時は3人目ということもあってか?出ている実感が少なく、ミルクも足していました。それでも増え方は同じだったのですね。
現在、3人とも問題なく育ってくれていますが、こうしてデータ化してみるととても興味深い内容でした。
体重がなかなか増えない場合の対処法|焦らずに確認すべきこと
私は一人目の時、母乳育児にこだわっていて、おっぱいを頑張っていました。毎日よく泣くし、足りないのかな?と毎日不安でしたが、助産師さんの吸わせてたら出るようになるよ!という言葉を信じ、ミルクを足さずに過ごしました。
頑張っているうちにだんだんおっぱいが出てると実感を持てるようになってきて、1ヶ月を過ぎる頃からやっと母乳育児をしていける自信が持てるようになりました。
この1ヶ月間、自信がなかったため、最も心配だったのは体重の増加具合でした。「もし体重が増えていなかったらどうしよう」と考えていました。
こんな感じで、毎日もしかして足りないのかも・・と思っていたけれど、生後1ヶ月までに、1日あたり20g前後、合計で約500gほど体重が増えていれば問題なく、これにも多少個人差があります。
生後1ヶ月くらいまでは、お母さんのおっぱいも一番出る域に達していないですし、赤ちゃんもまだ吸うことが上手ではなく、練習時期といえますので、焦らず日々の授乳をしていけば良いのではないかな?と私的には思っています。
授乳回数や尿を観察する
授乳回数が少ない場合も、体重が増えない原因となりますので、ねんねの時間が長い赤ちゃんの場合は、おっぱいをくわえさせる等、授乳の回数を確保するようにしましょう。とくに母乳の場合はミルクより量が少ないかもしれないので、一日10回ほどは飲ませることをおすすめします。
尿や便の状態も重要な指標です。尿の量が極端に少ない場合は、必要最低限の水分が取れていない可能性があります。心配な場合は医師に相談しましょう。
また、赤ちゃんがぐったりしていたり全くおっぱいが飲めていない場合、病気が隠れてることもあるので、お医者さんを受診しましょう。
基本的に体重の増え方は赤ちゃんそれぞれで、個人差があります。病気でない限り、その子のペースでゆっくりと成長していると考え、温かく見守ることも大切です。
生理的体重減少について知っておこう
生後1ヶ月までに見られる体重変化の特徴として、生理的体重減少があります。
これは、赤ちゃんが生まれてきた体重より一旦体重が減ることを指します。おっぱいやミルクを飲んでいるのに、生後4〜5日頃に体内の余分な水分などが排出され、体重が5%前後減少するのです。
初めての出産で入院中、生まれたての赤ちゃんの体重が減ったときはとても驚きましたが、助産師さんから「みんな減るものよ」と教えられて安心した記憶があります。
体重増加が多すぎる場合|気をつけるべきポイントは?
赤ちゃんは生まれてから数ヶ月間、目に見える部分も見えない部分も急速に成長する時期です。
基本的に母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与えても問題ありません。ミルクの場合は過度の与えすぎに注意が必要ですが、月齢に応じた適切な量を与えていれば心配いりません。
ただし、むくみを「太った」と勘違いしていたり、急激な体重増加が見られる場合は注意が必要です。そのような場合は医師に相談しましょう。
赤ちゃん用のスケールをレンタルもできるよ。
■喜ばれる!生後1ヶ月頃に送る内祝い。
赤ちゃんの体重増加は個人差あり
特に初めての出産後は、赤ちゃんの体重について心配になることが多いものです。自分自身もそうだったので、すごくよくわかります。
私もおっぱいがでている気がせず、色々考えてしまって授乳以外もしんどくなっていた時期もありました。
赤ちゃんも頑張って成長しようとしてくれてます。ママも焦らずに一緒に成長!ゆっくりと赤ちゃんのペースに合わせて見守る気持ちも大切です。きっとすくすくと成長してくれますよ。
もちろん不安や心配がある場合は、遠慮せずに市の保健師さんや産院に相談してみることをおすすめします。専門家のアドバイスで不安を解消することもすごく大切です。
生後1ヶ月。この貴重な赤ちゃんとの時間を、心から楽しんでくださいね♪