最近は薬局に行くとよく聞かれるお薬手帳。最近はたくさんの人が持っているし、自分自身も何気なく一つは持っているかもしれません。
さて、いざお薬手帳をもらうとなると?お薬手帳はどこでもらえるの?無料なの?
そういう声にお応えしてまとめました!保管期間やお薬手帳のメリットも紹介します。
お薬手帳はどこでもらえる?入手場所はここ!
お薬手帳は一体どこで手に入れるのでしょうか?
それは調剤薬局で発行してもらえます。
薬局でお薬を貰う際に発行してもらってもいいですし、薬局に行って発行だけしてもらうのも可能です。
さらに最近ではお薬手帳がカード化されたり、アプリになっている手帳も登場しています!
お薬手帳の入手は無料?有料?自分でノートを用意してもいいの?
そんなお薬手帳ですが基本的には無料で提供されています。紛失しても2冊目でも無料なことが多いです!これはありがたいですね。
ただし、薬局によっては数十円かかる場合もあります。私の通っていた耳鼻科の近くにある薬局では30円いると言われたことがあります。どこでも無料とは言えないのが残念なところ。かかりつけ薬局で確認してみましょう。
お薬手帳が無料じゃない・・または、薬局でもらうお薬手帳って人によっては柄がおしゃれじゃない・・・と思う方も。
そんな時は自分で用意してもいいのでしょうか?
答えは自分で用意してもいいんです!シールタイプのお薬明細をくれる薬局であればすんなり貼ってもらえますよ。
ただし正式なお薬手帳にするためにはいくつか条件が有ります。
- 患者の氏名、生年月日、連絡先など患者の情報
- 患者のアレルギー歴、副作用等薬物療法の基礎となる情報
- 患者の主な既往歴(今までどんな病気をしたか)等疾患に関する記録
これらの情報を記載できる欄を作る必要が有ります。欄さえ作ってしまえばお薬手帳として扱われます。
ちなみに貰ったお薬手帳の表紙にラッピングしておしゃれにするのも問題ないので欄を作るのが面倒ならラッピングしておしゃれにするのもいいですよ♪
お薬手帳を持つメリット!どう役に立つの?
ではお薬手帳はどういうメリットが有るのでしょうか?まとめてみますね。
薬の飲み合わせがすぐにわかる
医薬分業が進み病院外でお薬を貰う時代になりました。
色々な病院を回るとお薬が重複したり、組み合わせが悪い薬が処方される場合が有ります。
ですがお薬手帳があれば医者が出した薬を薬剤師がチェック出来るといういわゆるダブルチェックが可能になるんですね。
さらに自分で薬の名前を覚えてなくてもお薬手帳があればすぐに薬の名前が分かります。これは災害時にとっても有効です。
心臓病や糖尿病などで治療を受けていると薬は必要不可欠。ですが避難でいつもの薬局や病院が利用できない場合何の薬を飲んでいたか正確に全部伝えるのは難しいですよね。
でもお薬手帳があればすぐに何の薬を飲んでいたか伝えることが出来ます。
お薬代が安くなる
なんとお薬代が安くなることが有るんです!
前はお薬手帳が有ると料金が上乗せされていましたが今では割引されます。
半年以内に同じ薬局で薬を処方してもらう際にお薬手帳を持っていると料金が割引されます!
ただ大手のドラックチェーン店などでは割引されない場合があるので注意しましょう。
アレルギー反応のあった薬を避ける事が出来る
色んなアレルギーが有りますが、前に薬でアレルギーが出てどの薬だったか思い出せなかったとしてもお薬手帳で調べることが出来ます。
さらに薬の成分にアレルギー物質が入っている際でもお薬手帳から避けるべき薬もすぐに調べれます。
お薬手帳の保管期間はどれくらい?
そんなお薬手帳ですがどのくらい保管しておくといいのでしょうか?
風邪だけでのみ病院へ通ったならそんなに必要にはなりません。ですが慢性的な病気で薬を飲み続けている場合、突発的な体調不良で別の薬を飲まなければならない場合が有ります。
お薬手帳はおおよそ2年ほど保管しておくと安心ですが、そうなるとお薬手帳が増えて保管に困りますよね?
その場合はどう言う体調不良でどんな薬を飲んだか、どのくらいの期間飲んだかをメモして保管しておけば古い手帳は必要なくなります。
またアレルギーや既往歴の情報も古い手帳に記載されていますが、新しい手帳に写してしまったなら同じ情報が記載されていますので古いのは必要なくなります。
大事なのは普段と違う薬が処方された状況と内容が分かっておけば、お薬手帳は必ずしも保管しておかなければならないという訳ではありません。
まとめ
飲み合わせの確認など、自分では判断できない内容もあります。そんな時に役立つお薬手帳。
お薬手帳は多くの場合無料でもらえるので発行しておきましょう。
保管に困るならスマホのアプリでお薬手帳を作っておいた方が長期間保管でき、かさばる問題も解決できるように感じます。(私はアナログ派ですが!)
たまに病院に行く方にはあまり必要性を感じない手帳という印象ですが、一冊持っておきましょうね。