こどもの日が近づくと、色とりどりのこいのぼりが風に舞う光景が見られます。優雅に泳いでいて、いい景色だなっていつも思います。
しかし、こいのぼりって何歳まで飾るものなのでしょう。
毎年飾ってたお家が飾らなくなったのを見て、自分の家はいつまで飾るんだ?と疑問に思ってきますよね。
この記事では、こいのぼりを飾る年齢について参考にしてもらえるよう、まとめましたのでぜひ最後までお読みください!
こいのぼりを飾る年齢は何歳から?
こいのぼりを飾り始める年齢には、明確な決まりはありません
が、一般的には「男の子の初節句(生後初めて迎える5月5日)」に合わせて飾ることが多いです。
こいのぼりには「子どもの健やかな成長を願う」という意味が込められているため、誕生を祝う形で初節句に飾り始めるのが習わしとなっています。
初節句の際にこいのぼりを購入する家庭が多い印象ですが、誕生日時期によっては用意が難しい場合もあると思います。このような時は後から用意しても問題はありません。
絶対にこいのぼりは必要か?というと、そんなこともないです。兜を選択する家庭もありますし、最近ではベランダ用の小型こいのぼりや室内用のミニこいのぼりなど、飾るスペースに合わせた選択肢も増えています。
保育園や幼稚園、地域の行事などで5月になるとこいのぼりを作成することもあると思います。手作りのこいのぼりを飾るのも、とてもいいですね。
住環境に応じて柔軟に楽しむようにしましょう。
こいのぼりを飾る年齢 何歳まで飾る?
気になるのはどちらかと言うと何歳までかざるか?と言う部分じゃないでしょうか?小さい頃は当たり前のように飾っていますが、大きくなってくると悩み始めます。
こいのぼりを飾る年齢の終わりには明確なルールはなく、各家庭の考え方や地域の習慣によって異なります。
ただ、飾るのをやめるタイミングがいくつか存在します。なんとなくこいのぼりを飾るのをやめるのはなんだかなあ、と思ってしまうこともあると思うので、目安の一つとして参考にしてくださいね。
七五三の7歳を迎えるまで
七五三の7歳(男の子は5歳が主流ですが、7歳まで祝う場合も)を節目に、こいのぼりを片付ける家庭もあります。この頃になると子ども自身が「もう大きいからいい」と感じることも出てきます。
ちょっと早いな?と思ってしまうかも?
こいのぼりの老朽化や寿命を考慮してやめる
外飾りのこいのぼりは、どうしても老朽化が早いです。
状況によりますが、ナイロン素材のものだと3年程度、ポリエステル繊維のもので5~8年が寿命とされており、こいのぼりが傷んできたら飾るのをやめる家庭もあります。
小学校卒業(12歳)まで飾る
子どもが小学校を卒業する12歳までを目安に、こいのぼりを飾る家庭も多いようです。
私の周りで聞いた限りでは、小学生までで飾るのをやめたという人が多数でした。
元服(15歳)を迎えるまで
昔の日本では15歳頃に「元服」と呼ばれる成人の儀式が行われていました。
この儀式になぞらえ、15歳までこいのぼりを飾る家庭もあります。
成人するまで
「子どもが大きくなるまでは毎年飾る」という考えのもと、成人を迎えるまでこいのぼりを楽しむ家庭もあります。特に伝統を大切にする家庭では、長く飾るケースも。
せっかくの鯉のぼりなんだから、できるだけ飾りたいのも親心かなと感じます。
子どもが興味を持たなくなるまで
はっきりした目安とはならないのですが、「こいのぼりに興味を示さなくなったら飾るのをやめる」という考え方も一般的です。
年齢に関わらず、子ども自身が飾らなくて良いと感じたり、興味を失ったりしたら、そろそろ飾るのをやめるタイミングかもしれません。
そのほかの事情
そのほか、引越しして飾る場所がなくなったり、保管が手間に感じたりすることでやめるご家庭もあります。
家庭によって事情はいろいろ。大きいこいのぼりなら尚更、その時に応じて決めることもあると思います。
こいのぼりの収納方法
いつまで飾りたいという思いがあるにも関わらず、こいのぼりが先に傷んでしまうとショックですよね。
親としてこいのぼりを飾りたい年齢まで長持ちさせるために、適切な収納を心がけましょう。
下記のことを意識せずにこいのぼりを収納してしまうと・・
- カビやシミが発生する
- 色あせや劣化が進む
- 悪臭が発生する
- 来年スムーズに飾れなくなる
などの原因に。大切なこいのぼり、しっかりメンテナンスしてくださいね。
汚れを落とす
軽い汚れは乾いた布や柔らかいブラシで必ず払い落としておきましょう。ひどい汚れは中性洗剤を薄めた水で手洗いし、しっかり乾燥させましょう。
完全に乾かす
湿ったままだとカビや臭いの原因になるため、日陰でよく乾かすようにしましょう。
個別に収納する
こいのぼり、ロープ、矢車などのパーツごとに分けて収納しましょう。
防虫剤を入れておくと、虫害を防ぎ、より安心です。
収納場所を選ぶ
直射日光が当たらず、湿気の少ない場所に収納しましょう。
可能であれば大きめの収納ケースを用意し、できるだけ折り目をつけずにしまえればベストです。
タワーの着物収納ケースが鯉のぼりにもおすすめです!
こいのぼりを飾る年齢まとめ
こいのぼりを飾る年齢に明確な決まりはなく、家庭ごとの考え方や子どもの成長に合わせて判断するのが一般的です。
- 飾り始めは初節句(0歳~1歳)からが一般的
- 飾り終えるタイミングは家庭によって異なる(7歳・15歳・成人までなど)
- 子どもが興味を持つ間は飾り続けてもOK
- 収納方法に気をつけることで、長く美しく楽しめる
「何歳まで飾るか」にこだわるよりも、家族みんなが楽しくこいのぼりを眺められることにこだわりましょう!
みんなが、無理なく続けるのが一番です!