ひどくなったら夏でもかかとはひび割れ中!冬だけの症状でしたがだんだんと夏にも治らなくなってました。子供にあたると痛いって言われるし、靴下はひっかかるし、見た目は悪いし・・
私の場合、産後に特にひどくなった気がしています。体質の変化があったのか?治らないのか?と焦りましたが、いろいろな対策を試し、今では完璧ではないものの以前よりはずっと改善しています!
かかとのひび割れの原因と、ケアの方法を私が試した感想も交えてご紹介します!
産後のかかとのひび割れ治したい!どうしてなるの?原因は?
かかとのひび割れの原因はいくつかあります。
まずは「乾燥」です。
裸足で普段過ごしたり、部屋の空気が乾燥していたりすると、皮脂腺のないかかとは保湿力がないのですぐに乾燥を引き起こしてしまいます。
次に、「刺激」
歩いても座っても足の裏はいつも刺激を受けています。
長い時間歩いたり、硬い靴で歩いたりすると、かかとの負担はもっと大きくなります。夏などは靴によっては(サンダルなど)紫外線も浴びています。
刺激をたくさん受けるかかとは、体のなかでも皮膚がもともと分厚くなっています。
皮膚の層を厚くすることで、刺激から守る機能が備わっています。でも刺激を受けすぎる事によって、剥がれていかなければいけない皮膚層まで溜まってしまうことになるのです。
そして皮膚には水分がたくさん含まれているのですが、分厚いかかとにはただでさえ水分が行き渡りにくい状態。それに加えて外部からの刺激と乾燥でさらに分厚さが増し、厚さがます事でまたさらに水分が行き渡らず乾燥する・・という最悪の悪循環状態に・・。
また、直接の刺激とは違いますが、ストレスや健康状態の悪化も皮膚のターンオーバー機能(新陳代謝機能)を乱す事になります。冷えも大敵!
ターンオーバー機能が乱れると古い角質をはがす事のできない状態となってしまいます。
乾燥・外部からの刺激をなくし、皮膚のターンオーバー機能を正常に保つ事が、かかとのガサガサひび割れをなくす事に繋がるという事になります。
かかとのひび割れケア方法
かかとのひび割れの原因がわかりましたが、普通に生活していることがひび割れになっちゃう原因って事なんですよね・・。
歩くし、冬は乾燥するし、夏は裸足だし、エアコンも入れるし・・。
と、いう事はいつも意識してひび割れケアをしていかないと、どんどんひどくなり、見るも無残な状態になるということ。
ひび割れケアを毎日のルーティーンワークの一部にしてしまいましょう!
ケア 1.保湿クリームを塗る
もうすでにかかとがひび割れているなら、尿素配合クリームがオススメです!
尿素とは・・
尿?おしっこ?と疑問を抱いていたら、本当に尿に含まれる成分!体の中の不要物である尿は貯めておくには有毒なので、尿素という毒のない状態に変えて貯めておくのだそうです。
尿素はその名の通り尿の中から発見されました。成人はだいたい1日30gほどの尿素を排出するといわれます。
こんなにも大量に作られるのは、尿素が窒素化合物の代謝(体内での化学変化)の終着駅であるからです。動物はタンパク質をはじめとした窒素化合物をたくさん取り入れ、不要になった分は分解して排泄します。窒素化合物の分解された最も単純な姿はアンモニア(NH3)ですが、実はこれは有毒です。そこでアンモニアを安全な尿素の形に変換して貯えておき、たまったら捨てるという方式を採用しているのです。
といっても尿素はただの老廃物というわけではなく、筋肉や組織の中にもかなりの量が存在しています。
さて尿素がなぜ肌の潤いを保つかですが、これは「水素結合」の力によります。酸素や窒素にくっついた水素はプラスの電気を帯びています。反対に酸素原子はマイナスの電気を帯びていますので、この2つは互いに引き合うことになります。これが水素結合です。水素結合は通常の結合(共有結合といいます)の10分の1程度の強さですが、実際の分子の中ではなかなかあなどりがたい力を発揮します。
尿素は下の図のように6ケ所の水素結合サイトを持っています。また、水の分子はやはり4ケ所のサイトを持っており、両者は水素結合を介してくっつき合い、混じり合うことができます。要するに水と尿素は非常になじみがいいということです。このため皮膚に尿素クリームを塗っておけば尿素がしっかりと水分子をつかまえ、肌の乾燥を防ぐというわけです。
参考サイト「尿素の話」
かかとのひび割れに尿素配合クリームを使って良いと感じていましたが、理由がわかると納得です!
普通の保湿クリームでは、すでに厚くなった角質層深くには行き渡らず、表面だけに塗っている状態となります。尿素クリームを使うと角質を柔らかくしてくれて、硬いところを溶かしながら正常な状態にしてくれます。
かかとのひび割れケアにもかなり効果を発揮します!
ケア2.水分を入れる
かかとに水分を入れてあげましょう!ひび割れにはクリームなどの油分に注目されがちですが、水分をまずは与えてあげることが大切。厚くなったかかとに十分に水分を行き渡らせるために化粧水やボティローションを含んだコットンを当て、ラップを巻いてパックしてあげてください。お風呂上がりが効果的です!
パックの後は水分を逃さないようにするために、保湿クリームを塗ってあげてくださいね!
ケア3.マッサージをする
保湿の際に、マッサージをしながら塗りましょう!しっかり塗れると同時に、血行促進効果がありますので、冷えを防いだりターンオーバーの乱れを治す助けとなります!
ケア4.角質を物理的にとる
昔は軽石でかかとを削るという方法がよくありましたが、ドラッグストアで売ってるかかと専用のものを使う方が肌に優しくてオススメです。
すぐに効果は見られますが、一度にたくさん削るのはやめておいてください。あくまでも少しづつという感覚で行いましょう。やりすぎると皮膚を守ろうとする機能がかかとをより厚くしてしまう可能性もでてきます。
削った後は保湿も忘れずに!
ケア5.シルクの5本指靴下
冷え性改善のために履き始めた5本指靴下ですが、かかとにも効果を発揮しているような気がしています。もちろん履いただけでツルツルになるわけではないと思いますが、併用して履いてみると良いと思います♪
私の場合!
私の場合は、尿素クリームを塗り続ける方法が一番良いと感じています。
他の方法は効果は感じるものの、一度行っただけでは長い間持続するものではありません。いつもひび割れリスクがあるかかとですから、毎日継続して行うケア=クリームを塗り続けることは必須です。他の方法はスペシャルケアとして取り入れるようにして、毎日のケアは尿素クリームで保湿しています。当たり前ではありますが、継続する事がツルツルかかとを保つのです!
かなりひどいひび割れだったけど、毎日毎日、夏でも冬でも尿素のクリームを塗り続けると、徐々にひび割れが治っていきました。長い時間かけて治しているので、ちょっとのことではガサガサに戻らなくなりました。
「尿素クリーム」+「5本指靴下」が私は最強だと思います!
水虫ではありませんか?!
かかとが乾燥してひび割れて、ガサガサしてるなあー。と思っていたら、それが水虫だった!という場合があります。もしも水虫であればきちんと皮膚科を受診しなければいけません。
- 指などの部分に水虫がある
- かかとだけではなく、土踏まずなどもガサガサしている
- 粉がふいてる感じになってる
- かゆい
- 水泡みたいな物がある
- 皮がむける
上記のような症状がある場合、ただのガサガサではない可能性があります。もしかして?とかんじたら、皮膚科に行って診断をしてもらいましょう。
編集後記
意外に見られているかかと。自分がひび割れると他の人のかかとが気になったりします。体のすみずみまでケアが行き届いている姿はやはり綺麗で輝いています!
ひび割れを定着させないように、ケアをして毎日ツルツルを目指しましょう!