お盆時期に北海道へキャンプをしに大阪からフェリーで行き、1週間滞在。車中泊の旅なので自由に行動するのが我が家流なのですが、勝毎花火大会があることを知って、行こう!と思い立ちました。
勝毎花火大会の経験がない大阪人の私たちの参戦は、行き当たりばったり感はありました。電車ならともかくしかも車・・。
駐車場の心配もあり停められるのかな?どれくらい混んでるのかな?などいろいろ考えることはありましたけど、私たちが経験したことをお話しするだけでもこれから行く方にとって有効な情報が得られたのではないかと思ったのでこの記事にまとめたいと思います!
この記事での情報は2017年の情報となるので多少変更もあるかもしれませんが、勝毎花火大会2018に行こうと思ってる方の参考になれば嬉しいです!
勝毎花火大会の駐車場とシャトルバス・穴場はどこ?
勝毎花火大会開催場所では、無料駐車場は残念ながら用意されていません。
そして有料駐車場の場合でも、何時まで入れるか?を確実に知ることができません。ではどうすればいいか?当たり前なのですがやはり早めに行動するしかないのですが、おすすめ基本パターンは2つ。
そしてもう一つの穴場的方法と思われる、我が家の場合実際どうしたか?については後述しますが、まずは基本の2パターンについて説明しますね!
勝毎花火大会で駐車場を利用する場合、基本的には次の2パターンとなります。
- 勝毎花火大会特設駐車場を利用
- 一般の駐車場を利用
パターン1 特設駐車場(臨時)を利用する
勝毎花火大会では特設駐車場が用意されます。
2017年度は
- 芽室帯広IC特設駐車場(芽室町東芽室北1線28)
- 北愛国交流広場特設駐車場(帯広市愛国町10番1)
の二つが特設駐車場になっていました。
特設駐車場からは特設駐車場専用シャトルバスが運行されていて、会場の西側にある乗降場まで連れて行ってくれます。この乗降場は少し離れたところにありますけど十分歩ける範囲です。
ただし!このシャトルバスは結構な料金がかかりまして・・往復料金で大人は1000円、子供は500円必要です。片道だけ乗ることもできます。(半額)
私はこれを知って・・高い!!と感じました。5人家族なんで、価格的に出費がツライです(汗)でも特設駐車場から会場すぐ横まで連れて行ってくれるので、価値はあるかと思います。
運行時間は
行き最終・・18時30分
13時から16時30分までは30分間隔で運行、16時30分から18時30分までは15分間隔で運行します。
たくさん走ってくれているのでとても便利です。
帰りは、21時から運行が始まり、随時運行され、最終便は21時45分です。行きに降りた場所からの乗車となりますので、遅れないように乗らないとですね。
このパターン1の特設駐車場の場合、早めに行けば確実に車を停めることができますし、その場所から確実に花火大会会場まで乗せていってくれるので安心です。
何時までに行くべき?
先ほど紹介したように、特設駐車場からのシャトルバスは、行き→13時から運行しています。
逆に言うと13時には乗るお客さんがいると言うこと。のんびりしていると満車になるということも考えられます。
シャトルバスを待つ時間や、乗車時間、場所取りする時間、トイレなどの準備を考えると、最低でも16時までには行くようにすべきだと思います。
早ければ早いほど余裕が生まれるので、できるだけ早く到着するつもりで行くようにしてくださいね。
では、次はもう一つの方法を紹介します!!
パターン2 一般駐車場を利用する
上記で紹介した方法は勝毎花火大会のための特設駐車場とシャトルバスを利用するプランです。
もう一つの方法として押さえておきたいのは、帯広駅周辺の一般駐車場を利用し、バスも路線バスと駅からのシャトルバスを利用する方法です。
花火大会の会場近くのコインパーキングを探すのは至難の技となること間違いなしなので、はじめから帯広駅周辺の駐車場を利用するのです。駅前だから、ある程度の数の駐車場がありますよ。
そしてそこからは路線バスに乗って花火大会会場へ行く。これがもう一つの確実な方法です。
元々の路線バスの他に、当日はシャトルバスが運行されているんです。
ちなみに我が家は河川敷で場所取りをした後、花火大会が始まるまで帯広駅周辺を散策していました。その後、路線バスに乗って会場まで戻りましたので、駅からのシャトルバスを利用しました。
余談ですけど、帯広駅では有名な豚丼屋さんぱんちょうと六花亭に行ってました!
早く場所取りをして、こんな楽しみ方もありですよ♪
話を戻しまして・・
駅前路線バス・シャトルバス乗り場は
●帯広駅バスターミナル 14番乗り場
の二ヶ所です。
乗り場付近に行くと、シャトルバスには勝毎花火大会行きシャトルバスと表示されていますし、車ではないお客さんも路線バスを利用して花火大会会場まで行く人が多いです。
乗務員の方がバス停で整理をしたり、料金の受け取りをしたりしているので探すことなくどのバスに乗るかわかりますよ。
10分間隔の運行でスムーズ。料金も大人170円、小人90円と良心的なお値段です。
こちらの方法の注意点ですが、路線バスは17時まで、シャトルバスは17時から19時限定。時間には注意しなければいけません。
路線バスの降り場ですが、西2条1丁目、シャトルバス降り場は大通南4丁目バス停となります。会場まで5分〜10分歩くことになります。
ちなみに、みんな花火大会会場に向かうので、歩く方向も大阪人の私たちでもバッチリわかりました。
帰りのことは確実に考えておくこと
このパターン2の場合は帰りが困ってしまう可能性ありなんです。
帰りは花火大会のための増便はないので、行きの降り場である西2条1丁目から帯広駅に向かうには
- 20時10分
- 20時18分
- 20時40分
- 20時48分
の4本しかありません。(2017年)
バスには定員もありますので、絶対に乗れるかどうかわかりません。帰りは歩くかもしれない覚悟が必要です(汗)
どちらのパターンにせよ、駐車場は早めにいって車をとめておく、が基本です。
大きい花火大会なので渋滞も予測されますし、交通規制も今後あるかもしれません。車を置くことができずに焦ってしまうことのないようにしましょう。
結局のところ、何時に行けばいい?
具体的にいうと、ベストは12時台。最低でも16時までには駐車場についておきたいですね。
花火大会が始まる二時間前の17時半ごろ、こんな状態でしたよ。
みんな早めについてご飯食べたり話したりしながら過ごしていました。
パターン2の場合は早めにいっても駅周辺で何かと過ごすことができますし、おすすめです!時間が余った時のプランも考えておくといいですね。勝毎花火大会と帯広駅散策を一度にできちゃいますよー♪
勝毎花火大会の渋滞予測
勝毎花火大会のようなたくさん人が集まるイベントでは駐車場も気になるけど行き帰りの渋滞も気になりますよね。
私は上記でいうパターン2の、駅からのシャトルバスに夕方乗りましたが、行きはすんなりと動いてました。
通る道路にもよると思いますのでなんとも言えませんが、私の見る限りでは道路がすごく混んでいた、という印象はありませんでした。シャトルバスにさえ乗れたのなら、きちんと早めに行動していれば大丈夫そうです。
問題は帰りです。私たちが車を置いた駐車場については後述しますが、花火大会終了後に見ていると打ち上げ場所から東側の堤防沿いの道は渋滞していました。規制の関係も考えられます。
このような渋滞を見ていると、上述の特設駐車場や駅前駐車場以外の、現地周辺においている車も多いということがわかったので、やはり当日はシャトルバスを使って少し離れた場所の駐車場に置くのがスムーズではないかなと感じました。
どうしても近くまで車で行きたくなっちゃいますが、帰りのことを考えてプランを立てるようにしておきましょう。
交通規制はあるの?
花火大会が始まる時間より前の交通規制は2017年の勝毎花火大会ではなかったように思いますが、事故が起きたりする場合もありますので常にチェックしておく必要があります。
帰りは十勝大橋方面堤防上の道路は一時規制あり。
勝毎花火大会では推奨ルートが発表されますので、事前にチェックしておくといいですね。
勝毎花火大会での場所取りのコツ
まず、前日からの場所取りは禁止。大会のきまりをきちんと守って楽しい花火大会にすることは基本ですね。では、当日何時ごろに行けばいいのでしょう??
毎年違いはあるかと思うけど、2017年の場合、私たちが行った12時ごろはまだまだ一般観覧席はいいところに場所取りができる状況でした。
勝毎花火大会では、13時に特設駐車場からのシャトルバスが出ます。
まず一つ目のコツは、特設駐車場からシャトルバスが出る13時前に行くことだと思います。
入場整理券席の整理券配布は14時からなので、そこからはどんどん人が押し寄せる状況になります。
できるだけ早く、場所取りだけでも行っておくと良い場所を確保することができます。
あ、でも早く行くというだけではコツとは言えない?かもしれません!もう一つのコツというか、私たちがした方法は後半に紹介するのでぜひ最後まで読んでくださいね。
そして、場所取りができた後も注意が必要です。場所をとったからと行ってのんびり行くと駐車場に困るし、何より時間が経つにつれて人が多くなるのでどんどん確保しておいた場所に行くのが大変になります。
場所を取ることができたとしても、夕方ごろには場所取りをしたところに行くようにしましょう。夕食を買っていって、そこで食べるのがオススメです。
トイレ
トイレはかなり並んでいました!18時台にトイレに行くと、トイレ終了まで45分くらいかかりました・・。トイレに並んでる間に花火が始まってしまうと嫌なので、トイレは早めに確実に済ましておきましょう!
子どもがいる場合は我慢できなかったら困るので、特に早めの行動が必要です。
穴場スポットはここかも!我が家の場合
場所取りというか、駐車場の心配もなく勝毎花火大会に行ける方法として良い方法があります。私たちは大阪から何も知らずに行ったのに、最高の花火鑑賞ができた理由はコレです。
場所取りのもう一つのコツとして紹介しますね。
我が家は幸いなことに良い出会いがありまして、とても良い場所に駐車場を確保でき、さらに場所取りまで早めにできる状況だったんです。
勝毎花火大会が行われる十勝川の河川敷の一部はキャンプエリアになっています。花火大会の会場までは徒歩圏内。
そこでキャンプをすると、自然と駐車場を確保することとなるのです。実際にキャンプしてみるととても過ごしやすいキャンプ場なので、花火があるとなると早くから場所を確保して泊まっている人たちもいました。毎年恒例にしている人もいましたよ。
私たちは大阪から車で行き、車中泊をしながら北海道巡りをしていたので、キャンプ場であることはとっても幸運なことでした。
・・とは言え、到着した頃はすでにキャンプ場は当たり前のように満員。
ダメだな、じゃあどうしよう??と思って様子を伺っていると声をかけてくれるキャンパーさんがいたんです。
計画性のない花火鑑賞計画だったのでどうなることかと思いましたが、「大阪ナンバー」の見るからにキャンパーな私たちに暖かい手を差し伸べてくれる、何度も勝毎花火大会にきている近畿キャンパーさんと北海道キャンパーさんでした。
狭くなるにも関わらず、少し車を移動してくれて間に入れてくれるということ。
お言葉に甘えて車を止めさせて頂き、その日はそこでキャンプをしました。周辺のキャンパーさんと会話も弾み、花火大会を見て、とても思い出に残る日となったのです。
キャンプをしている人で勝毎花火大会をゆっくり見たいのであれば、とても良い方法だと思います!
キャンプを勝毎花火大会の数日前から満員になるそうです。数泊するのが基本となります。
当日は花火大会が行われる会場のすぐそばにいることになるので早起きして場所取りを行いましょう。勝毎花火大会終了後はキャンプ場に戻り、泊まることで渋滞も避けることができます。
ただし、あくまでもここはキャンプ場。ゆっくりキャンプをして過ごしている方ばかりの場所です。ただ車を置くために使ったりするのは禁止です。
そして絶対にしてはいけないのがキャンプ場前の路駐です。キャンパーがいるにも関わらず、駐車場になっていないキャンプ場前の道に路駐して花火を見に行こうとする人たちが結構いました。
数日前から泊まり込んでいるキャンパーさんからの視界は最悪になりますので絶対にやめましょう。
駐車場ではない道路なので、車をとめてはいけないのは当たり前なのですが、逆に駐車場になっていないだけに警備員さんもいないのが現実なのですが、マナーは守って行動しましょう!
では、ここからは勝毎花火大会の基本情報です!
勝毎花火大会2018の日程など基本情報
勝毎花火大会の基本的な情報です♪基本はやはり知っておかないとスムーズに花火大会を見ることはできませんよね。
確実に押さえておきましょう!
開催日と時間
2018年8月13日
19時30分〜21時まで
開催場所
北海道帯広市 十勝川の河川敷特設会場にて(十勝大橋下流400m付近)
見どころ
勝毎花火大会はショー!!見所は間違いなくただの花火大会ではないところです!
勝毎花火大会は、ただの花火大会ではなくてショーとして開催されます。2017年は6部構成で、ゲーム音楽に乗せた花火、美・笑・驚・快の4つのテーマの花火、日本の花火の美しさ、未来型花火ショー、十勝を花火で演出、グランドフィナーレ・・とショー形式で盛りだくさんの演出!どのパートもとても感動しました。
それからポスターも数種類用意されていて、見るたびに違うポスターが貼られていました。何気にそれがおもしろい。
花火大会当日が雨の場合は?
残念ながら雨が降ってしまった場合は
となります。
当日の午前11時に発表されることとなりますので、怪しい天気の場合は勝毎花火大会のホームページ、Twitter、Facebookをチェックしましょう!
インターネットが使えない場合は電話でも確認が取れます。その際は0180-991-001まで電話して確認しましょう。
次の日も雨なら、さらに延期されて2018年8月17日開催となります。
有料観覧席について
ゆっくり花火大会を楽しみたい方のために、有料観覧席が用意されています。
- ファミリー席・・17280円(4人まで)
- ペア席・・8640円(2人)
- 自由席・・4320円(1人)
じゃあ有料観覧席で・・と思っても、チケットを購入するためには期限があるので注意が必要なんです。後から買いたかったーってならないように、早めにチェック!!
※チケット入手方法!
大会ホームページをチェックして、受付日時をチェックしましょう。申し込みはインターネット。
2018年は6月4日〜6月9日まででした。有料観覧席を購入したい場合は受付終了までに応募してくださいね。
一般発売は抽選となりますので、上記の期間に申し込んだとしてもまだ安心はできません(汗)数日後に抽選があり、当たればメール連絡が入ります。
当選したら、チケット取扱「イープラス」で確認、決済後チケットが送られてきます。(有料観覧席代金以外に、配送料とシステム利用料とサービス料が別途必要・・)
お金は入りますが、うまく有料観覧席が取れたら席が確保されるので精神的にとっても安心です。有料観覧席の開場時間は16時からです。
ただし席が確保されたと言っても、車で行く場合は駐車場の混雑や有料観覧席に移動する時間を考えると時間に余裕を持って行くようにしないとです!
無料観覧席
無料観覧席は2種類あります。
・入場整理券席
・一般開放席
入場整理券席は、安全対策として設置された無料観覧席です。料金はかかりませんが、午後2時から配布される整理券が必要です。
一般開放席はAとBがあります。入場整理券席と有料観覧席、招待席の両はしに設置されています。
我が家は一般開放席Bで花火を観覧しました。下の方が見えない場面もすこしありましたが、十分楽しむことができました。
一般観覧席の場合、ゆっくり見るためには場所取りは必須ですが、先程もお伝えしたとおり前日までの場所取りは禁止、周りの方への配慮を忘れずに、危険のないよう当日に場所取りをしましょう。
編集後記
勝毎花火大会の駐車場問題から、場所取りのコツ、シャトルバス、我が家がどのように勝毎花火大会を過ごしたか・・などなど紹介してきました。
私たちは大阪から何も知らずに行ったので、勝毎花火大会については全てが初めて!なんの知識もなく経験したことを伝えることは、それはそれでこれから花火大会に行く人へ参考にしてもらえると思います。
今年は規制や駐車用の状況など変わる部分もあると思いますが、最新情報を入手しつつどんなふに行くとうまく行くか?過去の経験を元にプランを立ててみてくださいね!
楽しい花火大会になりますように。
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