墓参りの花を長持ちさせる方法とは?前の枯れた花はどうすべき?

お墓参りの墓 お彼岸

彼岸が終わると、既に今年のお墓参りは終えられたという方も多いでしょうか。

うちは家族となかなか都合がつかず、ちょうど来週末を予定しているのですが、お墓参りの持ち物の中でも、取扱いがちょっと難しいのが生花ですよね。

お墓参りの道中に購入される方も多いのではないかと思うのですが、どうせ供えるのであれば、少しでも長くきれいにお墓周りを彩っていてほしいもの。花を長持ちさせる何か良い手はないのでしょうか?

今回はお墓参りでの生花を長持ちさせる方法と、値段による持ちの違いはどうか?長持ちしやすい花の種類、そして前の人が残した枯れた花をどうすればいいのか?についてご紹介します!

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できるだけ長くきれいに!墓参りの花を長持ちさせる方法とは?

お墓参りの墓

まずは残念なお知らせからになってしまうのですが、お墓の生花は特に長持ちしにくいようです…。

え?!と感じてしまいますが・・理由としては、日々昼夜外に出しっぱなしで、ガンガンに直射日光も当たりますし、水もぬるくなり頻繁に交換もしないため、花にとってはこれほど過酷な環境はないわけです。

根が張った状態ならまだしも、既に切られてしまっていてはその時点から既に弱り始めていますからね。

ですので、期待ほど「長く美しく」はなかなか難しいのですが、それでもまったく手立てがないわけではないです。

どんな方法がとれるか、いくつか見てみましょう。

1.水中で花の茎部分をカットする

そもそも、どうして花は枯れてしまうのでしょうか?

実は、切り口を空気にさらすことでバクテリアが茎の部分から侵入して、詰まってしまうことが大きな原因なのだそう。

バクテリアが詰まった茎は水分をうまく花の先まで運ぶことができず、必然的に花全体が水分・栄養不足の状態になります。

これを防ぐには、できるだけバクテリアの侵入を抑えることが大切。

バケツなど少し大きめの容器に水を張っておいて、その水の中に花の茎を浸けたままカットしましょう。

水中でカットすることによって空気が入ることが防げるので、バクテリアの侵入も防げますし、水をスムーズに組み上げられるようになります。

また、カットするときには切れ味の良いハサミでスパッ!とカットしましょう。専用のハサミを使うと良いですね。

真っ直ぐ輪切りでも問題ありませんが、斜めに切って水を吸い上げる面積を大きくするのも長持ちさせる手ですよ!

2.水につく部分の葉っぱを取り除く

花を活けている花瓶の中で、葉っぱが腐ってドロドロになっているのを見たことはありませんか?

葉は茎よりも薄いし弱いので、水に浸かっているとすぐに腐ってしまいます。その結果、腐った葉っぱから水中にバクテリアが大量発生し、茎にも影響が出てしまうのです!

水に浸かる部分の葉っぱはあらかじめ取り除いておき、花立ての中に入る部分は茎だけにておきましょう。

3.10円玉を花立ての中に入れておく

実はこれ、最近友人経由で聞きました。10円玉は銅でできていて、微量金属作用という効果を持っているそう。

これが高い殺菌効果があるらしく、水にわずかに溶けだした銅は菌の活動を抑えてくれるのだそうです。

ただし、10円玉を入れておけば永久に水が腐らないだなんてそんなファンタジーは起きませんから、お墓参りの際には必ず花立ての水を開けて掃除をし、清潔な水を入れ直すようにしましょう。

4.切り花用の「延命剤」(活性剤)を使う

花屋さんやホームセンターで市販されている、切り花専用の長持ち薬です。

延命剤という名を付けているだけあって、この薬品には

  • 茎からの水揚げをよくする
  • 切り口と水の腐敗を抑える
  • 糖類などの栄養を補給する
  • 切り花自体の老化を抑制する

という効果が含まれているのです!

調べてみると、墓参り用や寺院用なんていうのも販売されているようでしたから、自己対策が面倒だったりなかなか効果が実感できなかったりという場合には、一度使用してみてはいかがでしょうか。

お花を長持ちさせるにはちょっとした事だけど、した方が良いことってあるんだと実感です。お花って値段がまちまちだったりしますが、金額によって持ちが違ったりするのでしょうか?

墓参りの花は値段次第で持ちが違うの?長持ちする花の種類と値段の関係

お墓参りの墓

高価でも低価でも、切り花はしょせん切り花なのです。儚いですね…。

中には遺伝子組み換えでより長く美しく…というような花もあるのかもしれませんが、基本的にはそこまで値段で大差が出る、というものではないと考えておいて間違いではありません。

ただ、値段での持ち具合は変わらなくても、花の種類で持ちが変わってくるということはあります。

お墓参りに向いている、長持ちする花にはどんな種類があるのでしょうか?

比較的長持ちする花

お墓参りといえば定番ですよね。菊は水の吸い上げがよく、日本では皇室の象徴でもあったりします。

持ちがよく、色・種類なども豊富で、スーパーなどであらかじめ花束になった仏花の中でもよく目にする花です。

 

★カーネーション、ストック

こちらも比較的持ちがよく、色も明るく種類もあるため、菊に続いて仏花として人気のようです。

 

★造花

持ちというか…ですけれど(笑)

お墓参りには絶対に生花でなければならない!というルールはありませんので、これには賛否あるでしょうが、色持ちや手入れなどを考えれば一つの手として使えます。

 

★茎が太い/しっかりした花

  • ストック、キンギョソウ、グラジオラスetc…
  • ガーベラ、ダリアetc…

茎がしっかりしているということは、その分水の吸い上げもよく、長持ちしやすいものです。

また、太めの茎の花であれば当然その分水吸いの面積が大きくなるわけですから、他の花よりは持ちが良いようです。

 

・・・・

その他、花の持ちとは少し話が外れますが、お墓参りに持っていく花に、絶対的ルールというのはないようで、好きな花を供えても良いのだとか。

そのため、椿やひまわりなどでパッと明るくお墓周りを彩ってあげるのも素敵かもしれませんね。

ただし、トゲがあったり毒を持っていたり、あるいは香のきつい花は仏花としては避けられる傾向にあります(バラ、彼岸花、ユリなど)。

故人がどうしてもその花を愛してやまなかっただとか、思い入れの深いエピソードがあるだとか、そういった場合でなければ避けた方が無難です。

しかしこれも“一般的には”の話のようですので、必ずしも守らなくてはならないルールではないようです。

さて、少しでもお墓参りの花を長持ちさせる方法がわかりましたが、お墓にお花を持ってお参りに行ったはいいけど、前の人のお花・・しかもちらほら枯れた花がある場合がありますよね?

こんな時どうしたらいいのか?私自身困った経験があります。対処法を調べてみました。

墓参りの花を持って行ったら枯れた花がある!どうすれば良い?

家族全員、親族全員の予定がピシャリと合えば、あまりこういう機会には遭遇しないのですが…。

個人や日を分けてお墓参りに行くと、前に来た人が供えていた花がそのまま残っていたりして、どうして良いか分からない、なんて経験はないでしょうか?

カラッカラに干からびていたり、腐りきっていたらさすがに処分、と判断はつきますが、まだそんなに日が経っていない場合などには、花束の中でも数本、きれいに咲いている花があったりするものです。

こういう場合、やはりシーンがシーンですし、むやみに処分しづらいですよね?

調べてみましたが、意外にもこちらのケースについても、絶対的に死守しなければいけないルール!というのは存在しないようで、主には個人個人の考え方に従うことが多いようです。

ただその中でも、「お墓は亡くなった本人だと考え、人に接するようにすれば良い」との住職の見解も見受けられました。

なのでその考え方に則れば、

『もう枯れてしまった花は思い切って処分して(ゴミ箱に捨てるので良いそうです)、きれいな花だけを残す。新しく持ってきた花があるのであればそれに足してお墓周りを彩ってあげる』

という方法が一番自然なのかもしれませんね。

編集後記

お墓参りのお花を長持ちさせる方法、値段による差やどんな花が比較的長持ちするのか?そして、前の人が残していった枯れた花についてまとめましたが、いかがでしたか?

お墓は亡くなった方を偲び、亡くなった方と心を通わす場所。

行くと不思議と心がスーッとスッキリする気がしますよね。だからこそ、きれいなお花をできるだけ持ちよく供えてあげたい。そんな気持ちで、お墓参りという大切な時間を過ごしましょう。