重曹とクエン酸の違いって?それぞれの特徴を知って使い分け!

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<生活・雑学>
By: Aqua Mechanical
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重曹とクエン酸。この2つは食品に含まれていたり、自然派お掃除に使われたり、いろんな効果を得ることができるとのことで、よく聞く名前となっています。

 

この2つはよくセットで聞くことが多いですが、「重曹とクエン酸」の違いとは何でしょうか?まずはそれぞれの特徴をあげ、それから違いについて見ていきたいと思います。

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重曹とはどんなもの?

重曹と呼ばれることが多いですが、

  • 炭酸水素ナトリウム
  • 重炭酸ソーダ

とも呼ばれます。

 

重曹とは、海・山などの自然界にも、そして人間の中にも含まれているミネラル成分です。自然成分だから、人体には無害ですし、自然にも還元・循環される成分。食用にも掃除にも安心して使える成分ということがわかります。

 

弱アルカリ性の性質を持ち、油汚れなど酸性よりの汚れを落とすのに適しています。逆の力を利用して中和させることができるという訳ですね。

 

海外では昔から、重曹は掃除の定番として使われており、かなり親しまれた存在となっています。私はコストコによく行きますが、かなり大きいサイズの重曹を見かけます。アメリカではあれが常に家にあるのが当たり前なんでしょうか?!きっといろんな場所で使っているんですね!

重曹の特徴

では、重曹の特徴をみていきます!

酸性の汚れを中和させて洗い流せる

弱アルカリ性の重曹は、弱酸性の汚れを中和させ、水溶性に変え綺麗に洗い流してくれます。

磨いて汚れを落とすことができる!

汚れをこすって落とすことができます。重曹は水に溶けにくく、粒子が細かいので表面を傷つけずに汚れを中和させながら磨き落とすことができます。

湿気をとることができる!

重曹には吸湿効果もあります!容器に重曹をいれ、蓋をせずにおいておくと除湿剤になります。早く乾いて欲しいけど干せないようなじゅうたんなどに水をこぼしてしまった時は、重曹を振りかけておくと早く乾きます!

匂いもとることができる!

吸湿効果もある重曹ですが、匂いも取ってくれます。消臭剤として使った後はお掃除にも使うことができるので、無駄がなくうれしいですね!

軟水に近づける作用がある!

水に重曹を入れると軟水に近づける効果があります。この水でお掃除すると汚れが落ちやすい!

ふくらし粉として使う!

重曹は、ふくらし粉として使われます。ベーキングパウダーとは、重曹です。料理に使う場合は食用として売っている重曹を使うようにしましょう。

 

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クエン酸とはどんなもの?

重曹と一緒によく聞く名前のクエン酸。柑橘系のものや梅干し、酢などに含まれます。サプリメントや食品にも使われることが多いですが、お掃除にも大活躍。

 

クエン酸は酸性で、アルカリ性のものを中和させて汚れを落としたり、カルシウムを溶かしたり、抗菌作用があったりといろんな場所、特に水回りの掃除に効果を発揮します。

 

酢もクエン酸のようにお掃除に使えますが、やはり匂いが気になります。酢の匂いは発揮性で消えるとはいうものの、私は掃除をする時にこの匂いがあるのはどうも苦手だなと思いました。粉末のクエン酸が、保存性も高く匂いもないのでお掃除にはオススメです!

 

クエン酸の特徴

では、クエン酸の特徴とは?

アルカリ性の汚れを中和させて落とす

酸性のクエン酸でアルカリ性の汚れを中和させて落としやすくすることができます。

浸透作用がある!

汚れにしみ込みやすいので、クエン酸水を布に取りパックしておくと汚れが落ちやすくなります!

溶解作用がある

結晶化してしまう水垢や石鹸カスなどの汚れを緩ませる効果がクエン酸にはあります。

抗菌作用がある

雑菌の繁殖をおさえる作用がクエン酸にはあります。

消臭作用がある

部屋の空気を綺麗にしてくれる効果もあります!アルカリ臭(タバコの匂いや生魚の匂い)にはクエン酸で消臭しましょう。

リンス効果

石鹸シャンプーのリンスとしても使われるのがクエン酸。石鹸洗濯の仕上げ材としても使われます。

 

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重曹とクエン酸の違いは?

よくセットで聞く「重曹」と「クエン酸」なので、ごっちゃになってしまいがちなのですが、上記の特徴をみてもわかると思いますが、主な違いは性質の違いです。

 

[重曹]はアルカリ性

[クエン酸]は酸性

 

昔、理科の実験で「リトマス紙」を使って調べましたね!(私の時代は・・ですが)アルカリ性・中性・酸性っていうアレです。これを液性と呼ぶそうです。重曹とクエン酸は逆の性質を持つものだということがわかります。

 

だから、お掃除に使う場合は汚れによってどっちの選手を使うのかが変わってきます

 

酸性の汚れには重曹(アルカリ性)

アルカリ性の汚れにはクエン酸(酸性)

 

汚れと逆の成分のものを選ぶようにします。掃除をする際には、どこのどんな汚れをおとしたいのか?液性は何性か?を見極めてから行うのが良いですね。でも私の場合はどの汚れが何性なのか?覚えきれないので、予想で使ってみてダメだったら逆のに変えてみるなんてことはしょっちゅうです(汗)

 

そんな時、気になるのは次の項のこれ↓です。

重曹とクエン酸混ぜるとどうなる?

例えば、重曹でお掃除していて、「汚れが落ちない!」となったら「逆かな?じゃあクエン酸を使おう!」ってなると思います。でも混ざっちゃわないか心配・・と思う方もいると思います。

 

でも大丈夫!混ぜても有害なものにはなりません。(重曹とクエン酸だけで、他の成分が混ざっていないものの場合)2つを混ぜて水を入れると泡がたちます。この発泡作用で汚れが落ちやすい場合もあるそうです。

 

発泡時には二酸化炭素が出ており、少量なら吸っても問題ありません。ただし、大量だったり濃度が高かったりすると吸うと危険な場合もありますので注意しましょう!!そして、掃除用のクエン酸や重曹には他の成分が混ざっていることもあります。そうなると安全かどうかがわからないので注意しましょう!

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編集後記

重曹とクエン酸。私も両方持っていますが、わかっているようで頭の中が整理させていなかったので、記事を書くことによって頭の中を整理できました!

 

両方とも無害なものであり、地球にも優しいので、小さい子供がいるおうちでは特に合成洗剤よりもこの二つを用いた掃除方法をおすすめします!人にも地球にも優しく、家をピカピカ二できると自分も嬉しくなっちゃいますね!

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